1次転職
昼食のチャーハンを食べながらスマホでFROのチュートリアル後の流れを調べていた。
「村人のお使いクエストでレベル10まで上がるのか」
このゲームはNPCとはいえ好感度もある、好感度の上げ方はクエストをクリアする。偉業を達成するなどがあり、王族に認められると貴族なれたりするらしいが貴族になったプレイヤーはいない
次に1次転職、ヒューマンの場合は戦士、剣士、武闘家、シーフ、アーチャー、魔法使い、神官に派生されている
サブ職は選んだ職以外を選ぶことができ、1次職以外にも生産職を選ぶことも可能
メイン職戦士、サブ職魔法使いだと魔法を使う戦士になり、サブ職のおかげで魔力とMPの伸びが良くなるらしい
サブ職の変更は可能で変更してもサブ職のレベルは維持されるがサブ職のレベルが10にならないと変更できない
ステータスへの分配ポイントはなく、自動 プレイヤーはSPでスキルを増やすことができる
食器を洗い、部屋に戻り 即ゲームへ
ログアウトした場所からのスタートだった、お使いクエストのため、鍛冶屋に行き、お使いクエストを始める
3回ほど荷物を運んでクエストが完了しレベルが10に上がった。目的地の場所が表示されるため道に迷うことはなかった。
クエストには教会へ行き、1次転職せよと書いており、教会へ向かい、神父に話しかける
「御布施を」としつこいため、手持ち金が1万5000Gあるため1000Gを御布施に払うとすぐに1次転職が始まった
アーチャーや魔法使いのような後方でちまちまするのが性に合わないため近接戦闘メインのジョブの方が自分に合っている
戦士:HPと攻撃、防御が伸び、剣、槍、斧、盾が装備可能
剣士:HPと攻撃、素早さが伸び、剣、刀が装備可能
格闘家:こっちのステータスは戦士と同じで手甲が装備可能
シーフ:こっちは剣士と同じでナイフ、短剣が装備可能
戦士を選択するとあなたには剣士がオススメと表示され、強制的に剣士しか選ぶことができなくなっていた
1次転職は選んだら最後変更が不可能だ、御布施の金額のせいなのか 渋々剣士を選択すると
地面から光るエフェクトが発生し、剣士にジョブチェンジした。
次にサブ職を選ぶのだが強制的にサブ職は魔法使いになっており、1度ログアウトしてゲーム会社に電話した。
「1次転職とサブ職が強制的に決定されたのですが」
「それはおめでとうございます。」
「え‼」
「特別なアイテムが送られているので確認してくださいね〜」
電話が切れた。特別なアイテムが気になるため、再度ログイン 教会の中からスタートした。
教会から出て、メニューを開きメールボックスを確認すると運営からのアイテムが届いており、開けてみるとアイテムが3つありアイテムボックスへ
3つのアイテムは装備品で流浪の刀、気合の鉢金、成長の指輪だった。どれも売ることやトレード、破棄ができないアイテム
流浪の刀:成長武器、レアリティ:ユニーク
気合の鉢金:戦闘時のみステータスが10%アップ レアリティ:SR
成長の指輪:レベルアップ時ステータスが上昇する レアリティ:レジェンダリー
レジェンダリーは最高レアリティでその次はミソロジー、ユニークは上から3番目のレアリティなのだ
気合の鉢金も戦闘時のみだが性能がおかしい
最初に向かう町に到着することを目標にしてはじまりの村を出た
街道を歩いていくとすぐに町に到着するがそれだと面白くない、森の中で魔物や動物を狩りながら進むことにした。
メイン剣士とサブ魔法使いの俺が今使えるのは
メイン
剣風→飛斬:剣風よりも威力と範囲が上昇している消費TP5
居合い:有効射程範囲に入った者を瞬時に斬る 消費TP1解除するまで3秒後にTP1消費する
ヒール:1人の体力を12回復させる 消費MP10
剣士の心構え:パッシブ 攻撃速度上昇
サブ
ファイアーボール:火の玉を相手にぶつける 火属性魔法 消費MP5
魔の教え:パッシブ 魔力とMPの成長率の増加
SPはあと10残っているがこれからレベルを上げていくとどんなスキルが増えるか分からないため、無闇矢鱈に振らない
実験を兼ねて魔物を狩りながら進む
飛斬は剣風と同じで振り方しだいで発生の仕方が変わり、違う振り方で3連射可能だったTP15の消費は大きいがTPとMPは自然回復可能なため、回復系ポーションのお世話に今はならないだろう
次にファイアーボールの検証 発動までは早いが相手に着弾するまでが遅い、飛斬の方が早いため
ファイアーボールに飛斬を当てるとどうなるか検証してみるとファイアーボールに飛斬が命中すると火属性の飛斬が角ウサギに命中して1撃だった
スキル欄には飛炎斬が新た使用可能になっていた
飛炎斬:火属性の飛斬、速度威力共にベースになった技よりも上 消費TP5MP5
「実験でやった技がスキルになるのか、FRO楽しいやんけ」
アルトのレベルは15になり、目標の町アインに到着した。
今だにソロです。