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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
ハロウィンイベントと帝国との戦争
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vsミロク4 これが神龍騎士の必殺だ

モード九尾の狐から元に戻りボロボロのミロクは戦意を失っていなかった。

アルトは黒龍刀と白龍剣を構えていつでも『魔剣共鳴』を使えるようにしている


「ここで押し切るわ『百鬼夜行』」


ミロクはガラケーを操作すると急に空が暗くなり、霧が発生した。そしてミロクの周りには続々と妖怪たちが現れる


「ミロクちゃん、よく1人で行動するか ケー5くんとデートしてたけど妖怪を集めていたんだね」

「こりゃ、凄いよ 河童いるよ河童 アルト 尻子玉抜かれるよ」

「お兄ちゃんの尻子玉?フィオさん、尻子玉ってなんですか?」

「なんだろうね?あの刀を持った美形なんの妖怪?」

「フィオちゃん、『アナライザー』は?」

「忘れていたよ さっそく マジでマジかマジマジ」

「フィオさん、語彙力が死んでますよ」

「『ぬらりひょん』だったよ 頭が長いお祖父ちゃんだと思ってたんだけど」

「あの『ぬらりひょん』どことなくお兄ちゃんに似てませんか?」

「さすが、レイさん 雰囲気が御主人様に似ていますが私の御主人様はアルト様だけですので」

「ロザリーさんの愛が重い」

「あの『ぬらりひょん』なんで従ってるんだろ」


ミロクの周りには総勢55体の妖怪が集まった


「これが私の必殺よ」

「100体もいないぞ」

「探すのに苦労するのよ 全軍出撃」


迫りくる妖怪に対してアルトは『魔剣共鳴』を発動しようとするが剣と刀の間に別の刀が割り込み阻止された。


「我が名はぬらりひょん、盟友ミロクのため推して参る」

「マジでぬらりひょん ハーフとかクォーターとか息子とか孫じゃなくて?」


ぬらりひょんの振るう刀技はアルトよりも高く、アルトは防戦に徹した。


「『妖刀流 月華』」

「『龍刀技 奈落の影牙』」


刀と刀、技と技が打つかり合い、ぬらりひょんは力不足で押し負けた。


「やべぇ、技術は圧倒的に上だな 弟子入り考えるぞ」

「おい、ミロク あの男、見どころしかないぞ」

「ぬらりひょん、わしに合わせよ」

「仕方ねぇな、天狗の爺さん 俺に合わせろよ」

「我儘な小僧じゃのう」


天狗が作り出す竜巻にぬらりひょんの剣技が合わさる


「『合体妖術 竜巻旋風斬』」


巨大な竜巻がアルトを飲み込もうと進む


「来い、ダーク 『龍魂鎧装』」


ダークはアルトと合体した。アルトは全身、漆黒の鎧を身に纏い背中にはドラゴンの翼 全身から闇のオーラが溢れでている


「ダーク、何分持ちそうだ?」

「『シンクロ率は100%だからMPが切れるまで大丈夫』」


『龍魂鎧装』神龍騎士限定の必殺、龍の試練を越えた龍王とのみ合体できる 鎧の属性は合体する龍王に引っ張られ 使用できる武器はその属性の龍王武器のみ

合体時間はシンクロ率が低い程時間制限が短い、またMPが切れると強制解除される

現在はダーク、ライト、アースと合体出来る アースとのシンクロ率は0に近い


アルトは眼前の竜巻を


「『龍刀技奥義 闇龍王之断爪』」


刀を垂直に振り下ろすと竜巻が斬られ霧散した。


「『闇龍術 影ノ縛り』」


忍術の影縛りのような技だが龍の術のため、解除方法はまた別の話 ミロクと妖怪たちは身動きが取れなくなった。


「あんたに必殺を使わせただけで満足したわ、私の負けでいい」

「シリュウ、判定」

「アルトの兄貴、俺も動けない」


シリュウにも『影ノ縛り』が発動していたため、必殺を解除した。


「お、動けた アルトの勝利」


ミロクとの模擬戦というガチの戦いに勝利したがここまで追い詰められるとは思わなかった。


「アルトの兄貴、聖剣で回復魔法を使った方が有利に勝負を進めれたんじゃね?」

「シリュウよ、ガチの殴り合いには無粋だろ」

「さ、さすが アルトの兄貴」


アルトはミロクの方へ行く


「序盤の『狐火』とステゴロのコンボの方が脅威だったぞ」

「色々試したかったのよ、手の内を晒したおかげでお釣りが沢山来たけどね」

「ぬらりひょんに刀術を学びたいから貸して」

「ぬらりひょんもあんたのこと気に入ってたわね、そのうちね」

「期待しておくよ」


ミロクと握手して終わった。来週の土曜までにやれる事をやらないとな









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