vsミロク3 モード九尾の狐
『妖狐』はEXユニークジョブ 種族が妖怪になる そもそもミロクは狐獣人だったことはクラン結成してから教えてもらった。どうみても柴犬の白にしか見えない
現在の状況は俺、アルトの体力は60%くらいでミロクの体力は予想だと50%切ったくらいだろうか この世界との適性が上がっているせいでHPバーなんて自分の以外見えないからな おのれ上松
アルトは装備を『海銃剣リヴァイアサン』と『太陽の剣サンライトソード』に変更して銃剣で射撃を開始する。放った魔弾はミロクの『黒拳』で叩き落された。
指の間に銃弾を挟むどこぞのキング・オブ・ハートよりマシか
『太陽の剣サンライトソード』を天に掲げて『バーニングサン』を発動してミロクに向けて落とし命中したのだが
「『モード九尾の狐』」
人の形をしていたミロクの姿が9本の尻尾を持つ九尾の狐になっていた。『バーニングサン』の炎は9本の尻尾に吸収され、狐火が増産されている
「こりゃ不味いな」
「御主人様の慢心ですかね?」
「そこ疑問系なの?」
「お兄ちゃんの魔剣で火属性はサンライトソードだけだもんね この間戦斧も手に入れてたよね」
「九尾の狐には火属性吸収能力もあります。問題点があるとすればミロクさんが完全な九尾の妖狐になれていませんのであの姿は獣人の『獣化』のような時間制限付きになりますね」
「ミロクの尻尾が9本になれば完成ってこと?」
「はい、それに九尾の妖狐はとても珍しいです。たしかにあの尻尾をもふもふできるのは狡いですね この男」
「ロザリー、ケー5は放っておこう」
「ケー5さんの日頃のおこないかな、トレノのもふもふは?」
「トレノのですか、至高のもふもふです。」
銃剣で魔弾を撃ち牽制するが九尾の狐になったミロクの動きが速すぎて命中しない 狐火の特攻に合わせてミロクも攻撃を仕掛けて来るため、ジリ貧にしかならない
アルトは『黒龍刀黒龍之滅爪』と『白龍剣白龍之光牙』に変更して、『魔剣共鳴』を使う
時が止まり、アルト急いで今いる場所から移動して時が動き出した。
『龍闘技 ドラゴンロア』
アルトの口からドラゴンの咆哮が発声され、狐火は次々霧散していく 竜人なら『ブレス』を吐けるがそこは仕方ない
『龍刀技 宵闇の龍牙』
黒龍刀で放った突きは一定範囲内なら狙った場所を突く技で九尾の狐の右前足に深く突き刺さる
九尾の狐は声を上げることなく時間制限終わり、元のミロクの姿に戻る 切り落とした尻尾は再生されているがミロクの防具や服は際どく破損していたり破れていたりする。
「どうやら、仕留め切れなかったみたいね」
「まだ続けるか?」
「まだよ」




