いざ、桜華へ
アインからエルートレント王国を目指して森の中を現在爆走中 ダーク、ライトに乗って移動もありだけどたまには走りたくなるんだ。リアルでは毎朝走ってるけど
ダークとライト、セル、エルは飛んでついて来ており、トレノはダークの背中に乗っている ロザリーは最後尾、風龍のランは俺に抱き着いている
「ギャウギャウ」
「もっとゆっくり走れって?ライトの背中に乗れよ」
「ギャン」
「嫌って、我儘娘かよ」
「ご主人、ランは6兄弟の中で長女だと言っているんだよ」
「置いていくか」
「ギャギャー」
「置いていかないから我儘言うなよ」
「ギャウ」
ランのレベルはまだ1、置いていくと確実に死にかけそうだな 龍の試練をまたやることを考えるとしんどい
「マスター、前方からウッドモンキーの群れが来ます。」
「了解、手を出すなよ」
『妖刀鬼哭』を装備して、ウッドモンキーの群れに突っ込んでぶった斬る ウッドモンキーのレベルが20程度のため、レベル差と圧倒的暴力で殲滅した。
俺の職は『神龍騎士』『魔剣士』『マスターシェフ』『カオスクルセイダー』
『カオスクルセイダー』光と闇を極めた特殊な上級騎士、聖盾、魔盾を装備することが可能
盾は使わないんだよな、一応これもユニーク職 選んだ理由はないけど名前が格好いいからだな
『魔剣士』を選んだ理由は『魔剣』の上位になると魔剣、妖刀、聖剣、精霊剣などの武器を1つしか選べれなくなるからだ、魔剣士を選んでる方が手持ちの武器が腐らないし
『ウェポンマスター』もいいんだよな、これから銃が流行りそうだから
爆走、サーチアンドデストロイをしているうちにエルートレント王国の領内に入った。
「御主人様、分かれ道を東です。」
「おう」
「御主人様、そちらは西ですよ」
「ロザリー、助かった。」
東か西より右か左で教えてくれた方がありがたいんだけどな
道なりを進んで行き、港がある街に入ることが出来た。ドラゴンを連れているから驚かれたけどね
「ダーク、ライト、小さくな」
「「 OK 」」
ダークとライトは小さくなりランと同じ大きさになった。
「ギャーギャー」
「そんなこと言われても」
「ランは強くならないとご主人のご飯が食べれなくなるよ」
「ギャ?」
「「 絶品!! 」」
「おーい、3匹 さっさと行くぞ」
ワープ像の登録をしてから桜華行きの船に乗り込み、出港した。
客は俺とお供たち、剣士っぽい狼獣人、クノイチっぽい女エルフ、男の魔法使い、女ダークエルフの槍使いがいる。全員天上人
船の中は個室がなく、全員雑魚寝出来るスペースがあるだけ
「ご主人、お腹空いた」
「ギャギャウ」
腹ペコダークとご飯ご飯と目を輝かせているラン、ここで料理を作るのはちょっとな
「着いたらでいいか?」
「え〜お腹と背中がくっついちゃうよ」
「仕方ないな〜」
アイテムボックスのストックしてある料理を食べさせる
「ギャウーギャ」
「美味しいだろ」
「ご主人の作り立てはもっと美味しいよ」
「メェ~」
ドラゴンたちとトレノにご飯を食べさせていると船が止まった。
「セル、エル、外の様子を見て来て」
「「 かしこまりました。 」」
船内から外を見ると霧で外の様子が見えない
「マスター、ボロボロの船がこちらに向かって来ます。」
「マスター、多分幽霊船だと思う」
誰かのクエストかイベントを踏んでいたようだ




