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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
明かされる真実
263/522

隣のクラスの聖者

9月22日金曜日


昼休み

いつも通りのメンバーで昼食、今日は二階堂と大門も一緒だ。


「来週、体育祭だよな」

「山本、仮病するわ」

「草薙、お前そこそこ運動できるから逃げんなよ」

「うむ」


体育祭から逃げられないようだ


「来月は文化祭だよね」

「高校の文化祭って食べ物系の屋台いけるじゃない」

「大丈夫よ、問題は各学年で1組しかできないのよ」

「つーか、三島 屋台って何やんだ?クラスで使える予算とかもあるだろ」

「チョコバナナとかりんご飴とかかな?」

「華、業者から機器のレンタル料とか材料費とかあとは値段設定、その辺りを考えた方がいいわ」

「ミリア、恵がいじめる〜」

「華ちゃんの考えが甘かったからだと思うな、恵ちゃんは文化祭実行委員だから」


屋台といえば関西人ならたこ焼きだよな、このクラスでたこ焼きを作れるやつがいるのだろうか


「草薙、屋台のいい案でも思いついたか?」

「二階堂、質より量だとは思わないか?」

「確かに」

「レンなら何でも作れるだろ」

「ベビーカステラとたこ焼き」

「草薙の言いたい事と考えていることは分かったわ」

「レンの作ったたこ焼き美味しいよね〜」

「ミリア、草薙が作ったたこ焼き食べたことあるの?」

「あるよ」


ミリアは夏休みにお泊りに来たからな、その時にたこ焼きパーティーしたし、泊まった的なことを言ってないだけマシだろう


「恵、レンが考えていることって?」

「たこ焼き器にベビーカステラの生地を入れて焼くのよ、ちゃんとベビーカステラになるし、たこ焼きを焼きながら隣でベビーカステラを焼いている光景はシュールだと思うけど」

「なるほどな、あとはクラスの連中しだいだろ」


出し物はだいたい多数決で決まるからな〜


「そろそろ、本題に入るぞ」

「山本、本題ってなんだ?」

「わからん」

「二階堂、大門、お前らも関係あるからな 恵あとはよろしく」

「残念な彼氏から引き継いだわ、本題はFROで10月から始まる長期間イベントの事よ 詳細は昨日の深夜に発表されたわ」


全員、スマホから情報を探した。


「全プレイヤーに仮契約精霊迷子のジャックをプレゼント、期間内にミッションをクリアすると本契約が可能になる、期間終了までにミッションをクリア出来なければ契約精霊は消滅します。」


迷子のジャックはハロウィンのかぼちゃの顔が宙を浮いているだけでホラー感がある


契約精霊 各プレイヤーは1体の精霊としか契約出来ない、精霊の属性によりその属性の効果が上がる 戦闘ではサポートをしてくれる


「精霊、精霊か〜」


ミリーゼのところの剣の精霊ヴィヴィアン、スノーフェアリープリンセスのネージュ、ネージュはまだ妖精で次の進化で精霊になる予想される


「私やレンくんのドラゴンと同じ感じかな?」

「ミリア、あいつら喋るぞ 」

「え、そうなの?」

「昨日、ミリアたちはクランハウスに帰って来たのが遅かったな」

「うん」

「今日、楽しみにしておけばいいぞ」

「ミリア、現実は残酷よ アースなんてただの尻好きのエロガキなのよ」

「あれは俺達と同じ感じがしたな、イテテテテテ」


山本の顔面に水谷のアイアンクローが 夫婦喧嘩が始まったな


「ミリア、今日の夜いつも通りクランハウスに集合してからな」

「了解」


放課後、俺と山本が教室で駄弁っていると隣のクラスのやつに話しかけられた。


「草薙と山本で合っているか」

「合ってるぞ、体育が合同だからだいたい名前くらい覚えるだろ」

「え、マジで山本」

「すまん、レンは覚えれてないみたいだ」

「俺は石神彰、FROで聖者をやっている」

「聖者ってユニーク職だな」

「聖女の男版か」

「レン、正解だけどな聖女の方が有名だぞ、ワールドPVPに出場しているし」

「日本チーム、身内だらけだったからな〜」

「最後はお前のお供が勝手に暴れただけだぞ」

「ちょっと待って」


ノブ並みのツッコミやるなこいつ


「どうした?」

「草薙は魔剣士アルトなのか?」

「正解、今は神龍騎士アルトだ」

「で、俺が凄腕スナイパーのケー5だ」

「マジかよ、有名人が灯台下暗しだと」

「クランに入りたいのか?面接でミロクに当たると死にたくなるぞ」

「あいつ、毒舌だもんな ミリーゼも笑顔の威圧が半端ないし可愛いけど」

「クランに入るのは別の話しでレベル上げを手伝ってもらいたいんだ 今のレベルは40」


パワーレベリングか〜


「石神、諦めろ パワーレベリング出来ない仕様になっているだろ、パワーレベリング出来る方法があるが今は無理だ」

「パワーレベリング出来るのか?」

「やり方はレンが見つけた」


パワーレベリングのやり方を教えた。3次転職が解禁されてレベルの上限が上がったせいで完全に無理になっているだけどね


「地道にコツコツやるしかないか」

「まぁ、そういうこった 強くなりたきゃ魔剣士伝説に圧倒されろ」

「魔剣士伝説は見たがあれは実際に出来たことなのか?」

「何をだ?」

「戦場で料理を作るとか王女様を娶るとか」

「戦場で料理は基本だろ、ミリーゼとはまだ婚約関係だ」

「料理は基本なのか」

「属性強化料理を食べさせてモンスターを楽して倒せるようにする、周りのプレイヤーに恩を売っておくくらいはするだろ」

「いい勉強になったでわ」


石神彰は去って行った


「レン、そろそろ料理人の弟子を取れよ」

「そのうちな」


俺と山本も帰宅した。

投稿するのクソ面倒くさくなってる

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