アースは尻フェチドラゴン
3次転職を終えたアナスタシアと合流して外で待っている竜人の騎士たちと一緒に城へ向かう
ゴラロとネコネコは緊張しているようだ。
「みんな、見てるね」
「拝んでる人もいるよ〜」
「ダーク、ライトはいつも通りだな」
「ご主人、小さくもなれるよ」
「クランハウスの中は小さくなって欲しいな」
「「 了解 」」
アナスタシアの方は
「姉さん、乗ってもいいんだぜ」
「けっこうです。アースの育て方をどこで間違えてしまったの」
「俺、最初からこうだぜ、胸か尻なら尻派なだけなんだぜ」
「滅龍武器を探すか作りましょうか」
「姉さん、物騒な武器の名前がでているが」
「ええ、アースの教育のためです。これ以上下品なことを言うと本当に探しますよ」
アースはしばらく黙ることになった。
歩いてようやく城に到着した。
「礼儀作法とか知らんぞ」
「緊張してきた」
「とりあえず、俺のマネをしておけば大丈夫だ レラルヴァ王国式だけど」
「わ、わかった」
「が、がんばります」
謁見の間に通されて、膝をついて頭を垂れる ダーク、ライト、アースは何もせずに立っている トレノは俺のマネをしてとても可愛らしい
ドライグ龍王国の国王と王妃が入場してきた。
「面を上げよ」
国王は赤い髪をしており、顎髭が長くて特徴的 種族が竜人のため、頭に竜の角が2本付いている
王妃は青い長い髪をしており、頭の角も国王と似ている部分が多い、特徴的なのは尻尾だ ヒレが付いている
「闇の龍王様、光の龍王様、地の龍王様、初めましてドライグ龍王国現国王ファニール・ドライグと申します。」
「妻のリヴァ・ドライグです。」
「で要件は何?」
「ご主人が承諾しないと動かないけど」
「俺も姉さんに付いて行くと決めてるしな」
国王から要求はこの国に移住してもらいたいらしいがダークたちは拒否した。好待遇だからちょっと惜しいことをしたと思うが
「えっと〜発言いいすか?」
「そなたは?」
「俺はアルト『神龍騎士』ダーク、ライトとの契約者だ。この国が龍王を崇めているのは解るがまず俺に話を通すのが先だろ この国にはまた来ると思うし 今日は帰るわ」
威圧しながら話た、国王も王妃もガタガタと震えていたけどしょうがないよね ダークたちがいるもん
俺たちは城を後にした。
アルトたちが去った城では
「龍王様に会える喜びで頭が回らなかった」
「それは私もです。」
国王たちはダークたちよりも先に話すべき相手がいることを忘れており、アルトが言った『神龍騎士』はドライグ龍王国では伝説級の職で伝承でしか伝わっていなかった職だった。しかも龍王たちの契約者 大きな失敗をしてしまった。
「彼らはどこの国の所属だ?」
「はっ、レラルヴァ王国所属の冒険者です。」
ドライグ龍王国とレラルヴァ王国は友好国ではないが敵対している国でもない 貿易関係があるくらいだ
「一筆、書くしかないか」
「こちらの不手際とはいえ『神龍騎士』様を怒らせてしまったかもしれません 伝承に伝わる職ならばこの国は1日も経たずに滅びます。」
「今すぐ、一筆書こう」
実際は呼ばれたがダークたちが面倒くさいから帰ろうと合図したため、アルトが動いた 本人は怒ってもいない
「ゴラロ、ネコネコ 今日はお疲れさま」
「俺は当分ここを拠点に動くわ」
「私は他の国を見て回りたいのでレラルヴァ王国に戻ります。」
「また、どっかのイベントで」
解散してアナスタシアと一緒にクランハウスへ帰還した。
「マスター、おかえり」
「ただいま、エル」
「マスター、ダークとライトあとアースも大きくない?」
「忘れていたな、小さくなれ」
「仕方ないな」
ダーク、ライト、アースはいつもの小さいサイズに戻った
「エル姉さんの尻は微妙だな」
「うわ、気持ち悪い」
「エル、一緒の気持ちよ」
ダーク、ライトはちゃん、くん付けで呼び、アースは兄ちゃん、姉さんと呼ぶ
「戻ったぞ〜、アルトまたやらかしたな」
帰って来たケー5の手が俺の肩に置かれるとケー5が見て来た情報が流れ混んで来た ケー5が会った外套の人から龍の気配がした。
「ケー5、外套をした人に会ったな」
「おう、断じて浮気じゃないぞ」
「お前の浮気とかどうでもいいからその外套をした人から龍の気配がする」
「お前の龍刀とか龍剣のような感じか?」
「そんな感じだ、俺が契約するか外套の人が契約するかだな」
「ご主人、弓なら風龍だと思う」
「炎龍は戦斧、水龍は杖だったはず」
「ドラゴン喋ってるじゃん、成長したな」
「「 おかげさまで 」」
「ケー5兄ちゃん、ケー5兄ちゃん」
「アースも喋んのかよ、声と見た目が合ってないぞ」
「ミロク姉さんの尻ってどんな感じだ」
「ミロクの尻か、よくわかんねえ」
「まだ、やってないのかよ」
「アナスタシア、こいつどうすんだ?」
「契約破棄したい、忌々しい」
アースはもうエロドラに昇格だな
「アルト兄ちゃん、ミリーゼ姉さんの尻はどんなんだ」
「ミリーゼの尻は小さくて可愛いぞ、胸は大きくていい」
「チッ」
こいつガチで尻派かよ
「ダーク、ライト、アースはどうすればいい?」
「アースは精神的にはまだ子供なんだよ」
「そうそう、もっと戦闘を積んで心身を鍛えたらいいと思うよ」
「明日からアースを死地に連れて行く」
ミリーゼはセルとロザリーを連れて城に行っているためクランハウスにはいない
続々とクランメンバーが帰って来た
「えっと、アルトくん 私をドライグ龍王国に連れて行って、まだ転職してないの」
「ミリア、今日は遅いから明日な」
「うん」
明日もドライグ龍王国に行くことになった。




