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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
明かされる真実
252/525

3次転職 ドライグ龍王国編2

神殿の中は神秘的な雰囲気がするだけで変わった物はなく、奥に進んでいくと巨大な宝珠が祀られていた。


「ギャーギャー」

「宝珠に触れろって」

「ギャウ」


最初に触れるのはちょっとな、アナスタシア、ゴラロ、ネコネコも様子見の状態だった。

アルトは覚悟を決めて宝珠を触ると強制転移した。


「真っ白な場所だな、また上松さんか?」

『龍の試練を受けし者よ』

「3次転職に来たんですけど」

『龍の試練を受けし者よ』


これって龍の試練を受けないといけないパターン的なやつでわ?


「龍の試練を受ける」

『龍の試練とは己の虚像、内なる龍を倒す試練なり』


目の前には俺とそっくりのやつとダーク、ライト、トレノのそっくりさんまでいる 現在装備している武器は『流浪の刀』のみ

刀を抜いて構えるとそっくりさんまで同じ動きをして構えた。


「ダーク、ライト、トレノ、手を抜くなよ」


虚像との戦いが始まった。その頃、アナスタシアたちは

 


「アルトが強制転移された」

「3次転職の試練ってやつか?」

「戦うとか聞いてないよ〜」

「次は私が行く」


アナスタシアが宝珠に触れると強制転移された


「マジか、でもなあの2人はドラゴンを連れていたし、俺は大丈夫だろ ネコネコ、多分戦闘はないと思うぞ」


ゴラロは宝珠に触れると宝珠は眩しく光、ゴラロは普通に3次転職を始める ゴラロは『炎槍士』から『炎竜槍士』に転職した。


『炎竜槍士』竜人族に伝わりし炎の槍技を使うことが出来る 近中遠での攻撃が可能 竜人族しかこの職につくことが出来ない


「普通に転職出来た」


ゴラロに続き、ネコネコが宝珠に触れると『レンジャー』から『ドラゴンハイライダー』に転職した。


『ドラゴンハイライダー』ドラゴンライダーの上位職、乗っているドラゴン種と意思の疎通が可能となり連携攻撃、合体攻撃が可能になる 騎乗スキルがなくてもドラゴン種なら騎乗が可能


「あの2人、どこに行ったんでしょうか?」

「システムのバグではないし、連れてるドラゴン関係か」

「有り得そうですね」



アルト視点


全く同じ動き、同じ武器、同じスキルを使い勝負は膠着状態


「スキさえあればな、武器の変更は向こうも同じだろうし、魔法戦に切り替えても相手は俺だろ」


虚像のアルトはアルトに接近して刀を振るがアルトは回避に徹した。

相手は自分だからな、考えてるパターンは予想が出来る

真上から振り下ろされた一太刀をアルトは白刃取りで防いだ。


「次の行動は」


白刃取りされた刀を手から引き剥がすため、アルトに向かって蹴りを放つが蹴りには蹴りで阻止されアルトは虚像の腹に強烈な蹴りを当てると虚像は刀を手から離し後方へ吹き飛んだ。アルトは追撃のため素早く接近して首を斬り落とした。


『龍の試練 合格だ』


ダークたちの相手、虚像のお供たちは崩れていき アルトとダーク、ライトは光に包まれた。


ダークとライトはヒトカゲくらいの大きさからリザードンくらいの大きさ、俺が180cmだから少し小さいくらいの大きさ170cmくらいに成長していた。


「立派になったな」

「もっと褒めて〜」

「それより、お腹へったよ〜」

「おい、普通に喋れんのかよ」

「ご主人も転職してよ〜」


ステータスを確認すると『魔剣士』から『神龍騎士』になっていた。


『神龍騎士』6体の龍王を従えし伝説の龍騎士、龍の力を借りることもでき 龍王の魂を封じ込められた武器を扱うことができ探すことが出来る


「ちょっと待て、あと3体探さないと行けないのか」

「そうだよ〜炎龍は暑苦しい男で水龍と風龍は女の子だよ〜」

「ご主人、またモテるね〜」

「他人事だよな、お前ら」

「「 うん 」」


ダーク、ライトと話しをしていると元いた神殿の宝珠前に転移した。


「アルト、ボロボロだな」

「えぇぇぇ、ドラゴンちゃんたち大きくなってる〜」

「ご主人、お腹が空いた」

「僕も」

「普通に喋ってる」


ピンポンパンポン ワールドアナウンスが流れる


『EXユニークジョブ『神龍騎士』が発見されました。発見者には運営よりアイテムを贈らせていただきます。』


「目の前にいるな」

「目の前にいますね」

「すぐにバレるなこれ」



アナスタシア視点


宝珠に触れると何処かに強制転移された。転移先にはアルトはいなく、私とアースだけ


『龍の試練を受けし者よ』


龍の試練?3次転職ではないの?


『龍の試練を受けし者よ』

「仕方ない、受ける」

『此度の試練は龍との信頼関係、騎乗しゴールを目指せ』


真っ白な場所が1本道だけの荒野に変わった。


「アース、行きましょう」

「ギャ」


アースは大きくなり、その背中にアナスタシアが騎乗する アースは荒野を駆け抜けた

途中に罠やモンスターが待ち伏せていたがアナスタシアとアースの敵ではなく、ゴールの山の頂上に登り切った


『龍の試練、合格だ』


アナスタシアとアースは光に包まれた。

アースの大きさは160cmくらいでゾウガメ?違うな、トリ、トリトプス、思い出したトリケラトプスみたいな感じでずっしりと背に乗っても大丈夫なくらい成長していた。


「姉さん、もっと俺に乗ってもいいぜ 姉さんの尻は最高だしな」


アースは急に喋りだしたけど背中に乗りたくなくなった。


「アース、気持ち悪いわ」

「俺は姉さんの尻の大きさを褒めただけだぜ、姉さんも転職してるぞ」


アナスタシアはステータスを確認すると『魔槍士』から『神槍之騎士』に転職していた。


『神槍之騎士』あらゆる槍を使うことが可能な魔槍騎士、神槍と呼ばれる槍を使うことが出来る


アナスタシアとアースは元の宝珠の前に転移した。


ピンポンパンポンワールドアナウンスが流れた


『ユニークジョブ『神槍之騎士』が発見されました。発見者には運営よりアイテムを贈らせていただきます。』


「こっちもか」

「俺のお姉ちゃんだし」

「そうなんですか」

「ただいま、アルト」 

「おかえり、あのデカいのアースか?」

「うん、お尻のことを言ってるから気持ち悪い」

「俺も人のこと言えないや」


アルト、アナスタシアの3次転職は無事に終わった。厄介になりそうなことも残っているけど




















アルトたちは一旦お休み、次回キャバリング聖王国編かエルートレント王国編のどっちか don't miss it

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