ワールドPVP2日目完
9月16日日曜日 ワールドPVP2日目
11時頃にログインして色々準備をする
「お兄ちゃん、作戦は?」
「昨日からダークたちが暴れたそうにしてるから今日は自由にするかな」
「アルト、2時間くらいで終わりそう」
「セルとエルも暴れるから1時間くらいだろ」
お茶を優雅に飲んで喉を潤す。
「御主人様、お茶のおかわりはいりますか」
「ロザリー、お願い」
ロザリーにお茶のおかわりを淹れてもらう
「お兄ちゃん、ロザリーとトレノはどうするの?」
「白兵戦向きだからな、今回は露払いを頼むかな」
「お任せください、御主人様 ご褒美は吸血でお願いします。」
「終わってからな」
ミリアとメロディがログインしてきた。
「みんな、おはよう」
「今日も頑張ろう」
「メロディ、頑張る前に終わる予定だぞ」
「なるほど、ホーリーにも頑張ってもらうね」
ミリアは察しが良いのか理解してくれたようだ
「アースはお休みね」
「今回は上空からの攻撃で殲滅する予定だからな」
5分前になり、控室に転送された。
サバイバル戦のルール説明が行なわれる
場所は孤島、制限時間6時間、復帰なし最後まで生き残った人数が多いチームが優勝、同数の場合は討伐数で決まる 何を使用しても可能
大雑把に説明するとこんな感じだ
控室を出て孤島に到着、砂浜からスタートのようでMAPでは島の全体を確認できない
「ダーク、ライト、セル、エル 本気を出していいぞ 今日は暴れてこい」
「ホーリーも今日は自由にしていいからね」
ダーク、ライト、ホーリーは雄叫びを上げながら大きな姿に変わった。
「私達はどうしょうか」
「水着に着替えてサービスすれば?」
「アルトくん、ナイスアイデア」
メロディは早速水着に着替える、着替えるといってもスキンを付けるだけなんだけど
「御主人様、私も脱ぎます」
「おい、ロザリー」
ロザリーはメイド服を脱ぎだした、メイド服の中に赤いビキニを着ていた。
「御主人様のメイドたる者、服の中に水着を仕込むのは当然のことかと」
トレノもシュノーケルをいつの間にか付けてる
「トレノくん、似合っているよ」
「メェ~」
「ミリアが付けたの」
「うん」
ミリアも水着、レイもアナスタシアも水着に着替えていた。
「本当、対戦相手を舐めてるけど余裕だからな 近づいてくるのを殲滅するから自由に遊んでて サービスショットも忘れないように」
試合開始の合図が鳴り響き、ドラゴンたちとセルとエルは飛び立っていった。
「御主人様、トロピカルドリンクです。」
「ありがとう、ロザリー」
大きいグラスに入った果物と青色のドリンクは中々いける味だった。
ケー5視点
別荘で仲の良いプレイヤーたちを集めて試合を見ていたがもうあれだな、試合の内容よりも水着のサービスがな
「ケー5」
「ミロクの声がしたが気のせいだな」
気のせいだと思ったが悪寒がした。頭を誰かに掴まれている感覚も
「あら、ケー5」
「どうしたハニー、怖い顔して」
頭を掴んでいる手に力が入っているのを感じた
「あんた、何鼻の下伸ばしてんのよ」
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い、ダメージ判定入ってる」
ケー5は試合を見ることができなかった。
アルト視点
こっちに来る予想の敵を排除するため、待っており 隣には赤いビキニを着た吸血姫のロザリーが一緒にいる
「ロザリーも遊んで来て良いんだぞ」
「いえいえ、御主人様のメイドですので」
「ミリーゼに何か言われたか?」
「くれぐれも目を離さないようにと」
「それにしても暇だな」
「暇ですね」
試合開始から20分が過ぎた頃、試合が終了した。
ドラゴンと堕天使と天使の猛攻に耐えれる相手がいなかったようで日本サーバーが全優勝して呆気ない幕を閉じた。
「お嬢さんたち、帰りますよ~」
「「「「 は〜い 」」」」
クランハウスへ転移した。ワールドPVPは終了したがお供たちのご飯の用意やミリーゼに忙しくて時間が取れなかった分の埋め合わせなど
あとは上松さんに言われたミッションをクリアした報酬だな




