ワールドPVP1日目7
作戦会議をしたがすぐに順番が回って来た、準決勝、決勝しか残ってないし仕方ないよね
アナスタシアの必殺は温存、ホーリーとアースは解禁、ミリアの必殺は状況に応じて 向こうもヒーラーを潰しに来ると思うし、前衛2枚 3人だけだときついな
「勝ってくる」
「アルトくん、レイちゃん、いってくるね〜」
「私の歌を聞け〜‼」
メロディ、シェリル・ノームやん 俺は熱気バサラ派なんだよな
3人と2匹は控室から出て行った
「お兄ちゃん、勝てると思う?」
「勝てるんじゃね?ミリアかホーリーどっちも回復役になれるし攻撃も出来る、アースがどこまで成長したか」
「お兄ちゃん、アースが大きくなったらね・・・・」
「それはヤバいな」
アナスタシア視点
私はリングに上がり、対戦相手を確認した。予想通り『聖騎士』『暗黒騎士』『白衣の天使』だったため、作戦通りに動ける
「メロディ、ミリア、作戦通りに」
「うん」
「ホーリー、頑張ろうね」
「ギャー」
試合開始の合図が鳴り響き、準決勝が始まった。
「アース」
「ギャワ」
アースは身体が大きくなり、4足歩行のドラゴンに変化する。私は背に乗り、突進を仕掛ける メロディのバフの効果はホーリーやアースにも掛かっている
アースの行く道を防ぐように『聖騎士』が大盾で防ごうと待ち伏せをするが
『セイクリッドフォートレス』
「アース、『ストライクドラグナー』」
聖騎士の最硬の盾技と地龍の最強の突進技という矛がぶつかりあう
アナスタシアも最高の一撃を放つ
「『龍槍技 地龍螺旋槍』」
そして、拮抗していた盾と矛のぶつかりあいは矛が勝利した。耐えきれなかった聖騎士はそのままアースに轢かれてしまいアメリカチームはアースとアナスタシアを『白衣の天使』の目の前まで接近を許してしまった。
「とりあえず1人目」
アナスタシアはアースが飛び降り、すぐに仕留めた。
『暗黒騎士』は後衛を潰すために動くが
「ホーリー、やっちゃって」
「ギャワ」
ホーリーのブレスをまともに受けて倒され、残った聖騎士も戻って来たアースに踏まれて倒された。
ホーリーとアースを解禁しただけで勝ってしまった。
アルト視点
「ただいま〜」
「う〜ん、アメリカのトップもうちょっと強かったはずなんだけど」
「勝ったからいいじゃん」
3人は普通に勝ったようだ
「次、韓国だろ多分、どうするんだ?」
「普通に殲滅」
「音楽番組で一緒になった時、ナンパしてきてうざかった 全力で潰すかな」
「2人に任せるよ~」
次の決勝戦のため3人と2匹は控室を出て行ったが数分で帰って来た
決勝の映像は控室で見れるけど画面が白くなってどうなったか分からなかった。
「うん、どうした?」
「勝った」
「試合前にナンパしてきてうんざり」
「アルトくんの悪口は許せなかった」
「勝ち方は?」
「私とホーリーの合体技『殲滅のレイストリーム』だよ」
アルトは笑うしかなかった。
インターバルが入り、次は団体戦が始まる




