ワールドPVP1日目2
俺の1戦目は楽だった。ノーダメ、おまけに相手の罰則行為付き 次の対戦相手はアメリカかエジプトのプレイヤーのどっちか 選手側には国名しか情報が一切入ってこない
次の相手はアメリカだろうな
レイの試合は本人から話を聞く限り瞬殺だったようだ。
チーム戦は個人戦が終わった後、1時間のインターバルを挟んで団体戦の予定
「お兄ちゃん、相手が順調にいけば3回戦目でまた韓国だよ」
「韓国が今、売り出してるダンスボーカルアイドルグループだろ 整形してそうな顔してるし」
「ちょっと、アルトくん 私は整形してないからね」
「メロディのことは言ってないって、48とか46はお金がもらえるようになってから整形してそうあとジャニーズも」
「アルトくん、ジャニーズはなくなったよ」
「え、マジ」
「社長が過去にやらかしてて、社名変更してジャニーズ名称がなくなったんだよ 誰だっけ日曜の朝ニュースしてる人が社長だって」
「へぇ~、ニチアサキッズの敵だったなそいつ、あのしょうもないニュース番組のせいで7時から10時までのアニメと特撮タイムを潰されたの一生恨む」
「お兄ちゃん、また言ってるよ」
「アルトはニュースよりインスタで動物見てるかアニメと特撮ね」
朝7時から9時まで9時からチャンネルを変えてガッツガツガツガッツてな
「アルトくんの気持ち分かるよ、私も特撮好きだし」
「おう、同士だったかメロディ氏」
「私、光の巨人派だけど」
「メロディ氏、すでに制覇しているぞ」
「私はエックスとかオーブ好きだけど」
「主人公してるセブンの息子ゼロとかタロウの息子タイガは好きだけど王道ならティガかな」
「なるほど〜」
話していたから俺の試合の順番が来ていた。
「俺が行く!!」
アルトは控室から出て行った。
「うわ〜ブレーザー、使い方あってるか分からないけど」
「お兄ちゃんの対戦相手アメリカか」
「アメリカなら3人くらい予想は出来るけど、私がいた時の話で序列も変わってそう」
「レイさん、ロザリー見てませんか?」
「ロザリー?見てないよ」
アルトがリングに向かう途中、背後からの気配に気づいた
「ロザリー、観戦だけならいいぞ」
「そのつもりです。御主人様の勇姿を目に焼きつけたいと思います。」
リングに上がる、対戦相手は黒豹獣人の男、装備は軽装のため、速度重視の戦闘をする人物だと分かる
「あんたが噂の魔剣士か 俺の速さに付いてこれるか?」
「戦闘スタイルバラしてるぞ」
『魔剣ブラッディロード』を装備して構え、相手は両手に短剣を持つ二刀流スタイルで構えた。
開始の合図とともに両者は一切に動き出し、勝負は一瞬で終わった。
「速さが足りない」
開始の合図とともにアルトは血魔法『ブラッドアクセル』、『スカーレッドスキン』を発動して動き出し相手の短剣ごと斬り落とした。
『ブラッドアクセル』一時的に素早さ、攻撃速度、反射神経を大幅に上げる HPを30%消費
『スカーレッドスキン』全身に紅いオーラを発生させ、1度だけ状態異常効果を無効、血魔法の反動を抑える効果あり
「御主人様、お見事でした。」
「『血魔法』を教えてくれる美人な先生がいたからな」
「ご褒美を所望しますよ」
「終わってからな」
『スカーレッドスキン』のおかげで消費HPを10%に抑えれたし、相手の速さを上回れたからな
「ただいま〜」
「おかえりなさい、アルトくん 早くない?」
「一瞬の勝負だった。」
「アルト、対戦相手は?」
「黒豹獣人の男で速度特化」
「アメリカナンバー4の男よ」
「その速度を上回った速度で倒したぞ、速度特化し過ぎて紙装甲だったし」
俺の次の相手はまた韓国なのが確定した。レイの2試合目も1試合目と同じですぐに終わったようだ




