魔剣と魔槍を探す旅5
9月13日木曜日
20時にログインした。
「メェ〜」
「ギャーギャー」
「ギャウ?」
「ギャウギャー」
ログインするとダーク、ライト、トレノ、アースが元気に遊んでいた。
アースのレベル上げもしないとな、なんでこの部屋?
「飯の準備するぞ」
ダークたちを連れて1階の厨房へ、ロザリーの屋敷も1階に厨房があり 調味料が色々揃っているのだがロザリーが言うには1000年前の物らしい
調味料は自前の買ってきた物を使うから大丈夫だ、ダークたちの食事を作り食べさせていると集まって来た
「アルト、『ドライ』と『フィーア』の中間の山?」
「その山に行く予定かな、雪山に行くなら防寒具が必須だしでも時間があったら行くのはあり」
「御主人様、私防寒具を持ってません」
そういえばそうだった、今から買いに行く時間がちょっとな
「ロザリーの防寒具は今度、買いに行こう 魔剣と魔槍探しと昨日手に入れた魔剣と魔槍の試し斬りとアースのレベル上げくらいだな」
ロザリーに抱き着かれた。吸血はされそう
「お兄ちゃん、レベル上げなら密林の方が良くない?」
「魔剣と魔槍探しが優先だぞ、レイも早く新しい武器を使いたいだろ」
ロザリーの屋敷から出て、『アイン』へ戻り『フィーア』へ移動 『フィーア』からダークとライトに乗って山の方へ
「アルト、ワイバーンが来た」
ダークとライトに指示する前に2体はワイバーンに対して咆哮を上げた。するとワイバーンは一目散に逃げて行った。
「ギャー(トカゲ風情が)」
「ギャー(調子に乗るな)」
「ダーク、ライト、格好いいぞ」
「「 ギャー 」」
山に到着して二手に分かれて探しだしたが
「こっちは全滅、洞窟も無かった」
「こっちも同じ結果だった。」
「お兄ちゃん、何か隠してない?」
「なんの事だか」
「ダークの鱗が艶々だけど」
合流する少し前
アルトは魔剣を探している最中に洞窟を見つけて中を調べると温泉が湧いていた。
「温泉だな」
「御主人様、混浴ですか?」
「マスター、お背中流すよ~」
「ダーク、入ってみろ」
「ギャー」
ダークが温泉に浸かるととても気持ちいいようで顔が蕩けている
「ギャフ」
「この場所は秘密にしよう」
「御主人様、密会場にするのですか?」
「飛んで行かないと来れないし、狭いし薄暗いからな たまに入りに来る感じかな 効能って分かる?」
「ご、御主人様 肩こり、腰痛、冷え症、疲労回復、美容効果もあります。」
「最強じゃね?」
「マスター、お姉ちゃんには教えていい?」
「いいけど、結局バレるからな ダーク行くぞ」
「ギャフン」
温泉から上がったダークの鱗は艶々で輝いて見える
「気持ち良かったか?」
「ギャウ」
今に到る
「収穫は無かったし、移動するか」
『フィーア』に戻り、『ノイン』へ移動 徒歩でノイン外に出て歩きながらモンスターを狩っていく
「レイ、鎖鎌の使い心地はどうだ?」
「これ、難しいけど楽しいよ」
ダンジョン攻略の報酬でレイがもらったのは鎖鎌、鎌の刃の部分には毒があり、鎖には呪いが付いているから凶悪過ぎる
「お兄ちゃんは刀でお姉ちゃんは薙刀だよね」
アルトがもらったのは『妖刀鬼哭』魔剣扱いの刀でアナスタシアがもらったのは『妖槍鬼翔』妖刀の槍版だな 両方とも闇属性武器で使いやすい
「「 『真名解放』 」」
ログアウト前にアルトとアナスタシアは必殺を発動した。
「アルト、当たりよこれ」
「そうだな、こっちも当たり武器かな〜」
森の中にロザリーの屋敷を出して、ログアウトした。




