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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
明かされる真実
230/527

魔剣と魔槍を探す旅4

9月12日水曜日


20時前にログインして3人と愉快なお供たちで昨日のダンジョン攻略を再開する。


25層ボス部屋 20階層を超えてからオーガが多かったため、だいたいの予想は出来ていた。20階層のボスはフルアーマートロール 全身に鎧を着けたトロールだった。


「お兄ちゃん、キングオーガだよ」

「ダーク、ライト、雑魚は任せたぞ」

「「 ギャー 」」


ダークとライトは大きくなり、迫りくるオーガの雑兵相手にブレスで殲滅していく

ダークとライトは40レベルでカンストしており、進化させないとレベル上限を超えれない 相手のオーガは雑魚とはいえレベル60、20レベルの差があるのだが殲滅出来ているのだが


「御主人様、契約の場合は契約者のレベル補正が掛かります。」

「ダークとライトは俺と同じレベルってことか?」

「はい、ちなみに私もです。」


初めて知ったんだがゲームシステムにもテイムはあったが契約については調べても無かった。隠し要素とか言われてたな


「レイ、アナスタシア、援護するぞ」

「了解」

「頼りにしてる」


アルトは『海銃剣リヴァイアサン』を装備し、キングオーガの片目を狙って撃つ

アナスタシアは『地龍之角天戟』で的確にキングオーガを突き、レイは死角からの攻撃でダメージを与えて行く


『龍槍技 地龍螺旋槍スパイラルドラグーン


槍からドラゴンのエフェクトが出現しキングオーガに放つとドラゴンが回転しながらキングオーガに突撃し倒してしまった。


「お姉ちゃん、格好良かったよ ドラゴンが出てきて」

「ギャウギャウ」

「急に覚えた技を使って見ただけよ」

「ギャギャ」

「お姉ちゃん、さっきから声しない?」

「うん、する」

「アナスタシア、足元」


アナスタシアの足元には茶色い羽根のないドラゴンがいた。


「ギャウ」

「アルト、どうすればいい?」

「契約されてるから名前を付けたらいいぞ」

「地龍だからアースかな?」

「ギャウギャウ」


名前を付けられてとても喜んでいるようだ、アナスタシアは地龍のアースと契約がなされた。強制的に


トイプードルのようなアースはとても人懐っこい、ダークとライトはアース何やら話しているような感じだった


「アースのレベルが低いから危ない」

「そりゃ、契約したてだからな」

「誰かに見てもらう?」


セル、エル、ロザリーは貴重な戦力、ダーク、ライトは飛んでいるからわざわざ降りて歩かないだろうし


「トレノ」

「メェ?」

「アースの面倒頼めるか?」

「メ〜〜〜」


トレノは腕を組んで考えだした、可愛いだけだぞ


「メェメェ」

「タケノコ3本でいいって、分かった」

「メェ〜」


残り5階層、戦闘中はトレノがアースの面倒を見てくれる

ダークとライトもトレノに協力するようだ  


26階層からは今まで倒したモンスターたちのオンパレードだった。ゴブリン、トロール、オーガの集まりだった。


そしてようやく30階層へ到着した。


「お兄ちゃん、お姉ちゃん当初の目的覚えてる?」

「ダンジョン攻略だったはずだ」

「確かそんな感じだった。」

「魔剣と魔槍を探す旅に出るでしょ」

「お、思い出した。レイは賢いな」

「それでお兄ちゃん、ドロップした?」

「してない」

「という事はマラソンの可能大?」

「そうなります。」


今日が水曜であと2日はあるけど、金曜日は最終調整日にしたいから


「さっさと倒すか」


ボス部屋の扉を開けると25層のボスだったキングオーガよりも大きいオーガがいた。


「お兄ちゃん、グレートキングオーガだって」

「勇者シリーズの最終ロボ的な名前だ」

「アルト、レイ、ボスラッシュみたい」


今まで倒して来たボス部屋のボスたちがおり数が多い、キングオーガは2体、フルアーマートロール2体、ボストロールは3体、ゴブリンキングは4体、ゴブリンリーダーは10体


「ボス部屋と同じなら『召喚』持ちのゴブリンキングを最優先だな」

「お兄ちゃん、私がやるよ」

「マスター、雑兵の処理はお任せを」

「久しぶりに暴れるよ」

「御主人様、トロールはお任せください」

「俺とアナスタシアはキングオーガだな、デカブツは最後にやるぞ」


ダークとライトは温存、セルとエルが先制攻撃を始める


「白き雨よ降り注げ『シャインレイン』」


エルが白い雨を降らせた、味方には影響はないようでモンスターには効果があるようで苦しんで見える


「極天より来たれ、闇の雷、眼前の敵を討ち滅ぼせ『ジェノサイド・サンダーボルト』」


セルが発動した黒い雷が降り注ぎ、白い雨で濡れたモンスターは感電死していくがトロールやオーガには余り効いていない感じがした。


セルの魔法が終わりしだいレイは加速して、ゴブリンキングを4体、連続でキルしていく


「お兄ちゃん、終わったよ」

「デカブツのヘイト貯めといて〜」

「了解」

「セルとエルはレイの援護を頼んだ」

「「 お任せください 」」


ロザリーは『ブラッディローズ』に血を纏わせてボストロールを一突きで倒していき、フルアーマートロールには鎧の隙間を見つけて倒していく


アナスタシアは『魔木槍 竹林』を装備し、地面に突き刺すとキングオーガの足元から竹槍が伸び足を串刺しにした。

余りにも痛さで悲鳴をあげたキングオーガは立てなくなり倒れた。アナスタシアはもう一度地面に突き刺し竹槍がキングオーガの全身を串刺しにして倒した。


アルトは『黒龍之滅爪』を装備し


「『龍剣技 龍爪斬』」


アルトは跳躍してからキングオーガを袈裟斬りにすると、一太刀で『黒龍之滅爪』の能力で3ヒット、技の効果で×3ヒット 一太刀で9回斬ったことになり ダメージでキングオーガはバランスを崩した


「『龍剣技 龍牙一掃』」


居合い切りで首を刎仕留めた


「残りはデカブツだけだな」


グレートキングオーガを見るとレイに翻弄され大振りの攻撃はまったく当たる気配がしない セルとエルからの攻撃もあり着実にダメージを与えている


「御主人様、向かわれますか?」

「あれ倒せば終わりだからな」

「アルト、使っていい?」


アナスタシアは『地龍之角天戟』を装備して聞いてきた


「それならアナスタシアに任せた」

「任せて」


アナスタシアはグレートキングオーガの背後から接近しながら『真名解放』をした。


「『真名解放』」


『地龍之角天戟』は姿を変えバスタードソードに変化した名前も『ガイアインパクト』に変わった

アナスタシアはグレートキングオーガの背中に飛び乗り、首筋にバスタードソードで叩き斬るために全力で振り下ろすと鈍い音がするだけだった。


「御主人様、あれはバスタードソードの見た目をした鈍器なのでは?」

「ロザリー、気が合うね〜同感だ」


魔槍の真名解放はネタ武器が多い気がする 竹林は竹刀になったとか言ってたし


アナスタシアはグレートキングオーガの後頭部を叩きつけて倒した。


アルトとアナスタシアはダンジョンのクリア特典で魔剣と魔槍を手に入れることが出来きレイもクリア特典で武器を手に入れた。


「お兄ちゃん、明日はどこを探すの?」

「山かな」

「アルト、雪山もありよ」

「古今東西、山には洞窟があると思うんだよ」

















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