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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
明かされる真実
228/523

魔剣と魔槍を探す旅2

『アルラウネ』と戦うことになったがその戦闘は呆気なく終わってしまった。

『アルラウネ』の蔓を使った攻撃は速度は早くないため、簡単に避けることができすれ違いさまに刀を振るとあっさり上半身と下半身が分かれてドロップアイテムを残して消滅した。


「魔剣ゲット〜」


苔の生えた岩に刺さったレイピアを引き抜いた。


『ガーデンレイピア』庭園を作り出す魔剣、毒性のある植物や肉食の食中植物を生み出すことも可能 戦闘向きではない 食べ物を作る時は種が必要になる


「トラップを作れそうだな」 

「御主人様、薔薇の庭園とか素敵ですね」

「メェメェ~(タケノコ)」

「種があれば食べ物も作れるみたいだ」


ハズレの分類だろうな、もう少し探してからアナスタシアに通信するか


「ダーク、頼んだ」

「ギャー」


ダークの背に乗り、探知しながらアナスタシアに通信する


「アーニャ、そっちはどうだ?」

「魔槍を見つけて確保した。」

「『アイン』で落ち合おう」

「OK」


通信が終わり、ダークへ指示を出した。『アイン』の手前で着陸してから歩いて街へ

現在のアインには第4陣や第5陣のプレイヤーが多いため、カンストしているプレイヤーは目立ち過ぎる それにドラゴンにパンダ、天使、吸血姫を連れているせいでもある


「アルト、待った?」

「さっき、到着したところだ どんな武器だった?」

「これ」


アナスタシアが取り出したのは方天戟と呼ばれる槍の1種、ハルバードみたいに多彩に使うことができる ハルバードは斧と槍に分類される


『地龍之角天戟』地龍が封印された魔槍 説明短


「ライトが反応した。」

「うん、探知にも引っ掛かった」

「ダークやライトみたいなドラゴンが封印されている魔槍だぞ」

「それ本当?」

「うん」


地龍って飛べるのか?

『アイン』からダンジョンの洞窟へ向かう、探知をしながら歩いて


「ダンジョンまで着いてしまったな」

「ここまで探知に引っ掛からない」

「アルト、もしかして」

「そこに気づいた、行ってみる価値はあるよな」


2人とも考えていることは同じだったダンジョンの最難易度からドロップするかもしれない


「このまま行くか?」

「タンクとスカウトが欲しい」

「両方できるやつがいるじゃん」


通信して呼び出した。


「お兄ちゃん、全速力で来たよ」

「じゃあ、行くか」


アルトと愉快なお供たちとアナスタシア、レイでダンジョン最難易度『奈落の悪鬼』に挑戦する 30階層まであり、5層事にフロアボスがいる。倒せばセーブポイントになるが全滅するとセーブポイントはリセットされる


進んでいると早速、ゴブリンのお出ましだ


「私が行く」


アナスタシアは『地龍之角天戟』を装備してゴブリンへ突っ込んだ ゴブリンの首を刎ね、心臓へ一突き、クリティカルヒットで瞬殺していき10体いたゴブリンは全て倒された。


「レベル50くらいね」

「お姉ちゃん、新しい武器だ」

「見つけた魔槍よ」


最近、怜はアーニャにも懐くようになったためお姉ちゃんと呼んでいる


「アルト、ドラゴンはどうしたら出てくるの?」

「ダークの時は『真名解放』したあとだったぞ、ライトの時は『魔剣共鳴』したあと、強敵と戦ったあとだな」


4階層までゴブリン、ゴブリン、ゴブリンとそこそこレベルが50〜55のゴブリンからゴブリン亜種を倒していき5階層のボス部屋に到着した。


「今日は5階層で終わりな」

「お兄ちゃん、このペースで大丈夫なの?」

「明日、明後日で終わらせるつもりだ」


5階層のフロアボスはゴブリンリーダーとゴブリン99体だった。


「ロザリー、やるぞ」

「かしこまりました。」


アルトの『魔剣ブラッディロード』とロザリーの『魔剣ブラッディローズ』で『魔剣共鳴』を発動した。


紅い月が現れ、魔剣を持つアルトとロザリーにはバフが掛かり、ゴブリンにはデバフが掛かり 血で出来た花弁が舞い 花弁には攻撃判定がありゴブリンにダメージを与えて行く


戦闘はすぐに終わった


「今日は終わり」


セーブポイントからダンジョンの外へ転移した。

ダンジョンから離れた森の中にロザリーは屋敷を出して今日はここに泊まる


「アナスタシアさんとレイさんはこちらとこちらのお部屋をお使いください」


俺の部屋はロザリーが使っていた大部屋で愉快なお供たちも一緒のため、ロザリーの目論見を阻止出来た。


「ロザリー、抜け駆けはいけませんよ」

「マスターはみんなのマスターだからね」

「私の計画が」


ログアウトした。






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