決闘始まるよ〜
時間は少し早いがシリュウとツヴァイの東平原に来たのだが
「な、なんじゃこりゃ〜、兄貴の仕業っすか」
「やってねーし、久しぶりに来たんだぞ」
石造りの丸い巨大なリングが出来ていた。天下一武道会とか暗黒武術会を思い出すレベル
「オラ、ワクワクすっぞ」
「シリュウ、お前は戦わないだろ」
「あれを見てワクワクしない男はいないっす」
「それは分かる、俺も巻き方忘れたくなる」
俺とシリュウが話しているとえロフも来た
「教えてやろうか」
「えロフくせに知ってんのか?」
「掲示板を見た生産クランの連中が急遽建造したんだ」
うわ〜やっぱり自由度高いなこのゲーム
「司会者席あるし」
「司会者はアルトがやるんだぞ」
「聞いてないし、今回の決闘 クランは見ているだけで応援はしないと決めてるけど」
「応援しないなら司会でいいだろ」
「アルト兄貴に頼むっす」
困ったな〜
「おっす、何してんだ?」
「お、タイジじゃん 司会やらね?」
「えロフ、頭打ったのか?」
「正常だ、決闘なら司会者必要だろ」
「一理あるがスキルまで解説できんぞ」
「つーことだ、アルト頼むぞ」
「えロフくせに生意気」
「頼むっすよ兄貴」
「仕方ないな〜やーってやるか」
司会者席まで移動して座る ダークとライトは机の上に座り、トレノは膝の上 マイクを持って盛り上げる
「レディース&ジェントルメン」
「メェ〜」
「ちょっと、トレノさんマイク返して」
「メェメェ」
「お〜賢いな、盛り上がってるか‼」
「「「「「「「 おーーー 」」」」」」」
会場中からのコール&レスポンス、ちょー気持ちいい
「司会は魔剣士アルトと愉快な仲間たちだ〜そしてゲスト席には」
「やっほ~聖女のミリアだよ」
「ミリア、いつの間に?」
「少し前くらいからだよねぇ〜」
「「 ギャウ 」」
ダークとライトが答えたことで会場は盛り上がりながら和やかになる 大丈夫か決闘だぞ
「それよりもいつの間にかリング出来てたけど」
「掲示板を見た生産クランの人たちが作ってくれたらしいよ」
「生産クランの人たち、ありがとう 小物とか買いに行くね」
「「「「「 おーーー 」」」」」
「聖女ちゃん、最高」
「聖女ちゃん可愛い」
「聖女ちゃん俺だーー結婚してくれーー」
ミリアに反応する人たちも多い、最後のはひくわ
「ゲストは交代制だからね〜」
「それ、ズルくない?」
「アルトくん、総合司会だから」
「マジで、決闘開始時刻まであと10分となりました。」
「ゲスト交代するね〜」
「ゲストのミリアさんでした。拍手」
会場中は拍手までしてくれた。ミリアは席を立ちはけていった
「ギャウギャウ」
「え、トークで場を繋げって」
「メェ〜」
「何か面白い話?トレノさん、ハードル高いって」
「あ〜テステスあ〜、ゲストのクノイチのレイだよ、お兄ちゃん以外と口下手だからね、そこは許してあげて」
次のゲストはレイでした。決闘までトークするの辛い
「お兄ちゃん、ミリーゼさんは?」
「クランハウスで優雅にお茶を飲んでると思う」
「連れて来てたらイチャイチャ出来るよ」
「人前ではやらないって、誘導尋問かよ妹のくせに」
「お兄ちゃんたち、そこまでいってるんだ〜」
そこまでってどこまでだよ
「開始3分前になりましたので入場を龍の門からは職業スナイパー、種族エルフ、ケー5の入場だ」
ケー5は愛想よく手を振り入場してきた。
「続きまして虎の門から職業魔拳闘士、種族狐獣人、ミロクの登場だ」
なんかすっごく睨まれた
「ケー5、あとでアルトボコらない?」
「同感だ」
両者はリングの中央で睨み合う
「あ、そろそろ交代の時間だった」
「レイ、タイミング悪くないか?」
「クノイチのレイでした〜」
レイは捌けていきフィオが変わりにやって来る
「開始まで残り1分、みんな〜盛り上がってる〜?ウィッチのフィオだよ〜」
「フィオえもん、僕のハーレーダビッドソン出来た?」
「ぐふふ、まだだよアルトくん サイドカー作りに手間取ってるよ」
ドラえもんのモノマネしかも上手い、会場中を爆笑で沸かせた
リングにいるミロクから睨まれている
「フィオ、そろそろ真面目にやらないと俺達もボコられそうだ」
「ボコられるのアルトだけだよ」
「よし、返り討ちにする」
そして時間は12時になり、開始のゴングがなる
「ガンダムファイト、レディィィィゴォォォーー‼」
「アルトが1番ふざけてるよね」
「こっちのほうが盛り上がるって男はみんなガンダムファイターなんだから」
ついにミロク対ケー5の決闘が始まった。
SEEDFREEDOM見たあとだからテンション高い




