ツヴァイ防衛戦5
ゾンビ狩りをしていると話しかけられた
「魔剣士氏」
「どうした、えロフ氏」
「お連れの女エルフ魔法使いはいずこえ?」
「フィオーレは西側だな、西側は神官や光属性が使えるジョブが少ないんだよな 東は聖女ちゃんいるし、北は完全に無視な日本の自称トッププレイヤーが消えたから少しは楽になるだろ」
「何?その情報量」
「掲示板スレ見たらいいじゃね?俺は見ないけど、クランリーダーが見てていつも笑ってるわ」
えロフと少し話、えロフは休憩するためログアウトした。あいつ掲示板スレに書くな
『閃光剣』だとグールは3回斬らないと倒せれない、コーンスープを飲むとあら不思議2回で狩れるようになった
持続時間ギリギリまでグールを優先して狩っていき、TPとMPを自然回復させるため休憩に入る
フルーツパフェ:品質4 自然回復時間短縮 重複できない 持続時間10分
まだ食わなくていい
休憩中に簡易コンロでコーンスープを増産し、休憩中のモンクにコーンスープを提供した
「これ飲んでみ、飛ぶぞ」
「長州かよ」
「いいツッコミだ」
「戦場で料理してる変人はお前か」
「夜の間、快適に狩れる料理を作っていたんだぞ」
モンクはコーンスープの能力を確認してから飲み干し、狩りに行く
「他のやつにも言ってくれ」
「おう」
コーンスープをもらいに前線にいたモンクたちが来たため、渡すとすぐに飲み干して前線へ戻って行った
コーンスープのおかげでモンクたちの殲滅速度が上がった。
その頃、FROの上層部では
「今回のイベント、サーバーを分けた理由はこれか」
「各国の連携の仕方など違いはあるが、日本だけおかしくないか?」
「例の魔剣士くんだね、森を呪いで汚染とか誰が考えるんだよね」
「北側以外は全てやってますが」
「ランダム転移とかいって上位プレイヤーだけ固めたからね〜」
「あと上松部長、日本トッププレイヤー消えました」
「どゆこと」
「例の魔剣士くんと決闘したようで、ログ見ますか」
「見る見る」
決闘開幕で魔剣士のスキルでトッププレイヤーが瞬殺、決闘モードは決闘後も状態異常を引き継いでいる しかも魔剣カースドペインの呪いはレベル4、解呪にはユニークジョブの神官職が必要になる
「前々から苦情が合ったし、あれがいると日本人が勘違いされそうだからいいんじゃない」
「それは個人的には同意見ですが運営側からすると」
「来月には第二陣が始めるから大丈夫でしょう」
「それにしても魔剣士くんは中々いい筋じゃないの、スカウトしたいくらいに」
「聖女の条件ですね、完璧に正解してましたね」
「それに魔剣士くんのクラン月夜の兎だったね、彼ら面白いよ、隠し要素の努力値をちゃんと上げてるから」
運営側が隠して作った努力値、ケー5の場合は1次転職の時から鍛冶をして鏃を作っていたため努力値がとても多い、努力値はステータスや転職、スキルにもなんらか影響が起きる
「魔剣士くんはお気に入りだけど今回はやり過ぎかな」
「トッププレイヤーを倒してしまったことですか?」
「森を焼いて呪いで汚染したことだよ、運営側のこちらとしても思わぬ出来事だったから今回はおおめに見るし、イベント後の森は修復するけどね」
「はぁ~」
「次のイベントから注意事項を書いておこう」
「上松部長、北側も森を焼こうとしてましたが、魔剣士くんとどう違うのですか?」
「魔剣士くんのは呪いの魔剣と炎で呪いの炎が森を焼いているんだよ、普通の火魔法と同じではないよ」
今回のイベントは今後のイベントを開催するためにいい情報収集になった。
アルトとモンクたち、魔法使いたちはゲーム内での朝日を見ながらアルトが作ったハンバーガーを食べていた。
「ゲームでも嗅覚と味覚があるのは違うな」
「リアルでは腹減らしてるだけなんだよな」
モンクのタイジと仲良くなった。
そしてイベント終了まであと2時間になった
 




