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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
216/523

俺の祭りが・・・・・

夏休みも残り少ないが朝からログインした、昼から出かける用事があるため、短時間だけど


「珍しく誰もいないな」


ログインするといつもはミリーゼかロザリーがいるのだが

1階へ降りるとセルとエルが優雅にティータイムをしていた。


「セル、エル、聞きたいことあるんだけど」

「何でしょうか」

「マスター、もしかして3サイズ?」

「女神ラヴィエルって知ってる?」

「マスター、その方は私の上司のそのまた上司になります。」

「1番上の女神様だよ、お姉ちゃんと部署が違うけど う〜ん、国に例えると王様だね」


そこは会社に例えて欲しかったな


「セルとエルはそこそこエリートコースか?」

「私は例えるなら王国騎士団の副騎士団長ですね、色々あって堕天しました。」

「私は騎士団員かな、補充要員が多いから採用試験は厳しかったよ」


天使の世界もブラックなんだ


「ラヴィエル様のお仕事はあらゆる世界の管理だったはずだよ」

「天上人をよく受け入れたな」

「たしか、世界をより良くするための実験とか盗み聞きしたよ」

「エル、その話は聞かなかったことにするから忘れるんだ」

「エル、マスターの言う通りです。」


世界の管理、実験ということは天上人のシステムは女神ラヴィエルが作ったってことになるな、ゲーム内のお話ならこれ以上話を聞くのは止めよう 藪にヘビがいるか分からないし


「ロザリーは?」

「ミリーゼちゃんと出かけたよ」

「護衛として働いてるなら文句ないな」

「マスター、近頃悪魔の活動が活発化しておりますのでご注意を」

「気をつけるよ、エルからもらったコンパスも役立ってるし」

「え、マスター、あれの使い方分かったの 凄い、私使い方分からなかったよ」


コンパスを使ったのは下水道だけなんだけどね、霊界探偵7つ道具にも妖気に反応するコンパスあったな

方位磁針よりコンパスの方が言いやすい『コンパス』


「マスター、エルの教育を頑張りますので」

「別にいいよ、エルは頭を使うより身体を使うタイプだろ」

「マスター、すごーい」

「エル、マスターに感謝するのですよ」


聞きたいことも終わったし、そろそろログアウトしようと思ったが


「今度、人魚の国でお祭りがあるから行こう」

「マスターに付いていきますが」

「お姉ちゃん、浴衣着れるよ」

「あの装いは無防備過ぎませんか?」


下着にあれ1枚だよな〜男の方は 女性の方も同じだっけ?帯がデカかったよな


「セル、浴衣を着るタイミングなんて滅多にないぞ 普段から見ている女の子がお祭りの日に浴衣を着てくるんだよ、普段とは違い別の魅力があってな 大人っぽく見えたり、うなじがセクシーだったり こうなんていうかギャップが違うんだよ」

「マスターが言いたいことはなんとなく理解出来ました。」

「セルとエルなんて、メイド服と戦闘時の服と水着くらいだろ」

「マスター、バニーがあるよ」

「エル、大福に聞かれると蹴られますよ」

「大福は別荘だから大丈夫だよ」


大福はバニーを見ると対抗心を燃やして蹴りに行くらしい


「ただいま戻りましたわ」


ミリーゼとロザリーが馬車に乗って帰ってきた。馬車を見ると豪華なため、城に行って来たことがわかる


「おかえりミリーゼ」

「アルト様、会いたかったですわ 本題に入りますね」


ミリーゼの切り替えは早く席に着いた、ロザリーはお茶を淹れている。ロザリーもメイドとして板が着いてきたようだ。


「アルト様は人魚の国のお祭りのことを知っていますわね」

「はい、知っていますわ」

「レラルヴァ王国からの来賓客として私が招待されましたので、護衛の方をお願いしますわ」


ミリーゼからの圧力に屈するしかなかった。


「はい」

「それと、前日から向かいますので」

「セル、エル、ロザリー、ダーク、ライト、トレノも一緒でいいですか?」

「構いませんわ、王国側からは武官としてサクヤさん、文官としてソフィアさんが一緒なので」

「ミリーゼ、他に護衛は俺だけ?他は?」

「いませんわ、他にぞろぞろいると気が休まりませんし、アルト様は天上人で私の婚約者ですから他国にアピールすることも必要なのです。」

「それは分かった、ミリーゼは浴衣着るのか?」

「着ますわ、アルト様からの大切な贈り物ですから」

「御主人様、私には浴衣はないのですか?」

「ロザリーの浴衣を買いに行こうと思ったら居なかったからね」

「早速、買いに行きましょう。」


ロザリーに腕を掴まれた。


「ロザリー、くれぐれも悪い虫がつかないようにお願いしますわ」

「かしこまりました。」


本来は夜、ログインした時に買いに行きたかったがその足でヴァカンス島のツヴォルフ商会へ


「御主人様、どの色にしましょうか?」

「黒でいいんじゃないか?ロザリーの髪の色によく似合うし」

「柄も多くて迷います。」

「これだな、花柄」

「少し地味でわ?」

「ロザリー、この花柄バラだぞ」

「よく見ると本当ですね これにします。」


ロザリーの浴衣を購入して、別荘へ帰ってからログアウトした。


俺と怜と昼飯を作って食べてから山本と待ち合わせした場所へ向かい 山本、二階堂、大門と合流してからカラオケへ


二階堂と大門からは人魚の国へ行った時の話をされ、3人には祭りに行けるけど遊ぶ余裕がないと言っておいた。


ultra soul (hi)












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