夏休み中の登校日
なんだかんだ8月は3週間目に突入した。登校日もあるし夏休みは残り僅かなのは確実だ。
怜はバトミントンの大会で地区大会決勝まで行ったが負けてしまった。
理由を挙げるなら普段から見に行かない俺が見に行ったことと張り切り過ぎた怜が試合中に足を捻ってしまったことだ、幸い骨は折れていないし、靭帯にも問題がなかったから一安心だ。
FROの方はヴァカンス島の魔導機械文明の遺跡にチャレンジしている。
何階層あるか分からないところとセーブポイントみたいな物がないため行きと帰りの時間を考えないといけなく行きで倒したボスモンスターも帰りにはリポップしている あとはクランメンバーの集まりの悪さとか
8月24日金曜日
高校へ登校日の日だ、宿題の提出日でもある、ゲームで合っていてもリアルで会うのは久しぶりのやつもいるようでいない
「レン、久しぶりだな」
「山本はこんがりだな」
「サーフィン行ったからな」
山本はギャグ要員だが何事もそつなく熟すからな、サーフィンとかリア充のスポーツだろ
「リア充かよ」
「お前だけには言われたくない」
ホームールームで夏休みの宿題を提出したら今日は解散だった、そして放課後
「レン、人魚の国で祭りだってよ」
「復興も終わってるしな」
「草薙、山本、人魚の国はどこにあるんだ?」
「二階堂と大門は行ってなかったのか」
「行ってないな、リゾートエリアが出来てからイベントに参加したのはこの前のイカの時だけだぞ」
「うむ」
「仕方ないな〜、二階堂くんと大門くんには私からエラワカメを進呈しょう」
ドラえもんっぽい声を出しながら三島が話に混ざりに来た
「ハナえもん、変形機能の付いたバイクが欲しい」
「トランスフォームすんのか、格好いいな」
「作れないから黙ってろよ、馬鹿2人」
「「 こわ‼ 」」
「二階堂と大門は夜に別荘に来たらいいよ」
「案内もしてくれるのか」
「三島、マジ天使」
「なあ、レン」
「どうした馬鹿1号」
「2号はお前だからな、三島のやつ俺等に当り強くね?」
「1号の扱いがいつも通りだからだろ、今回は俺も被害者」
「なるほど、理解できるか」
「山本、祭りはいつなんだ?」
「8月31日金曜日18時からだ」
「来週、始業式の日じゃん」
「月曜から休み明けのテストだったな」
「おい、草薙 テストの話はやめろ」
そういえば
「三島、水谷とミリアは?」
「2人は先に帰ったよ」
「珍しいな、三島1人なのが」
「珍しいだろ〜もう帰るけどね 二階堂と大門は夜、別荘に来ること」
「了解」
「うむ」
三島は鞄を持って教室を出て行った。
「俺等も帰るか」
「そうするか」
「飯食って帰るか?」
「プラモ買って金ない」
「妹の昼飯作らないとな」
「「 シスコン 」」
俺等も解散して家に帰った。
「ただいま」
「おかえり、お兄ちゃん」
「素麺でいいか?」
「今日も暑いもんね」
昼食後、FROのイベントと今後のアップデート情報をしらべる
8月31日金曜日イベント『人魚の国の夏祭り』
18時〜23時59分まで
参加条件:レベル30以上、浴衣か甚兵衛着用
「怜、浴衣買ったか?」
「リアル?FRO?」
「FRO」
「アーニャさんと一緒に買ったよ」
「祭りに参加できるな」
ロザリーの浴衣を買わないといけないな、トレノに法被着せると良いかもな
「怜、トレノに着せる法被を作ってくれ」
「トレノに法被 とても可愛くなるからいいよ」
9月15日〜16日イベント『ワールドPVP』
各国のサーバーの投票で選ばれし上位5名で世界一を目指せ
個人戦、集団戦、団体戦、サバイバルマッチ
9月17日〜20日予定、大規模メンテナンス
レベル上限の引上げ、新マップ、新職業、3次転職実装
10月1日イベント『かぼちゃのジャック』予定
「怜、3次転職だって」
「お兄ちゃん、花魁の上位て何?」
「上級とか付くんじゃないか」
「クノイチなら上級クノイチかマスタークノイチだね」
「そんな感じだな」
 
 




