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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
205/522

誘拐事件を追え1

3チームに分かれるのだが


「ミロク、俺のやつ着るか?」

「いらない」

「ケー5の上司的ポジションになるぞ」

「オールバックと眼鏡が気に食わない」


ミロクにケー5から渡された装備を押し付けることは出来なかった。


「アルト様、その姿だと目立ちますのでこれを」

「ありがとう、ミリーゼ」


ミリーゼから渡された装備を着けると


「貴族っぽい服だ」

「お兄ちゃん、モブ貴族になれたね」

「アルト、似合ってる」


レイとアナスタシアに褒められているかどうか分からない評価をもらった。


チームはAチーム、Bチーム、Cチームに分かれて行動


Aチームは死体の発見場所と聞き込み、Bチームは怪しい場所の散策、Cチームの俺は貴族として色々と怪しい店に入って調査なのだが


「ミリーゼ、敵に貴族がいたら顔がバレてないか?」

「あ、そこまでは気づきませんでしたわ」


たまにミリーゼもやらかすけどそこが可愛いんだ


「御主人様、御主人様」

「どうした、ロザリー」

「これはどうですか?」


ロザリーが渡してきたのは仮面舞踏会とかで使うドミノマスクだ


「認識阻害もある魔道具よ」

「ブランの首輪みたいな感じか?」

「あれは確かに凄いけど、こっちは年代物 私が使っていたものです。」


ドミノマスクを装着、名前をジョン・スミスに変更した。

Aチームにはミリアのホーリーがいるため、何かあれば伝令で飛んでくる予定

Bチームにはミロクとフォーチュンオウルのラッキーが伝書梟をする。レイがいるから逃走しても逃げれない

Cチームの俺はとてもエッチなドレスを着たロザリーを連れて色々とお店周り 吸血鬼らしく伝書蝙蝠を使う

ミリーゼはお留守番、集めた情報は1度ミリーゼに集めて指示を仰ぐようになっている 王国騎士団の方にも話は通しているため、問題にはならない


セルとエルには怪しい場所が1ヶ所あるため、探るように指示を出している。


出発前にヴィヴィアンに聞くことがあった


「なぁ、ヴィヴィアン 湖のラミアってけっきょくどうなったんだ?」

「あれは女の怨霊と執念が変化した物、当時の水聖では私の力を使い封印するのがやっとだった 魔剣士殿 お嬢様を裏切るようなことがあればお嬢様もああなる可能性がある」

「俺は天上人だぞ、出来る限りのことはやるけど、封印が解けた時は魔に堕ちし精霊だったと聞いたが」

「ラミアの怨霊と執念やマイナスエネルギーが私に集まり暴走したのだろう ラミアは長年の封印で魂が摩耗して死んでいたが」

「謎が解けたわ、ミリーゼのこと頼んだぞ」

「魔剣士殿がいなければお嬢様の護衛の役目は私しかいない」

「ブランとネージュもいるだろ」

「うっ」

「今日はダークとライトも待機しているし」

「うっ」

「ロザリー、行こうか」

「はい」


ミリーゼには今度、埋め合わせをしないとな〜


クランハウスを出て、貴族街の東の方へ 貴族相手に商売している高めの店や怪しい店が多いからだ


「旦那様、馬車の方がよろしかったのでは?」

「馬車には貴族の家紋が付いているだろ、あれでバレるからな、歩きの方がいいし、ロザリーの存在がいい効果になるからな」

「今夜は熱くなりそうね」



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