男の意地を見せろ7
古戦場が始まってしまった。しばらくは深夜投稿のみで
女性側の視点
「あの雲、結界ですね エルならどう攻略しますか?」
「う〜ん、対結界用の魔法か武器で破壊かな」
「マスターならどう攻略すると思いますか?」
「ライトくんに乗ってるから光属性のドラゴンブレスで破壊かな」
ライトのドラゴンブレスで結界の雲を晴らしたがすぐに再生された。
「げ、あんなのありなの?」
「どうなんでしょう、地上のモンスターについてはあまり知りませんし」
「お姉ちゃん、私よりも先に地上に降りてたのに」
「地上に降りてすぐにゾディアックウェポンと出会ったのが運の尽きでしたよ そのあとは魔界で会議会議会議会議会議でうんざりでしたし」
「お姉ちゃん、マスターにテイムしてもらえて良かったね」
「姉妹共々マスターを支えましょう」
「お姉ちゃん、マスターが結界を突破したよ」
「貫通力を高めた技でしたね」
「雲も晴れたよ」
「最後のは何をやったのか分かりませんでしたね」
「2人とも教えてあげようか」
「教えてフィオさん」
「エルは素直だね〜セルは?」
「私にも教えてください」
「素直でよろし」
フィオは『魔剣共鳴』の説明をしたがどの魔剣を組み合わせたのかは分からなかった
「『サンライトソード』と何かなのは確実だよね」
「あら、熱なら私がお渡しした『ブラッディロード』もできます。」
「光属性と光属性を組み合わせたで『白龍剣』じゃないですか?」
『魔剣共鳴』の物議にエリカも参戦した。
「『魔剣共鳴』は魔剣同士の相性もあるとかアルトくんが言ってたよ 知らない間に新しい魔剣を手に入れてたりして」
ミリアも参戦
「お兄ちゃんなら有り得そうなんですよね〜」
「アルト様なら有り得そうですわね ブランも頑張ってますわ〜」
レイは会話に交わり、ミリーゼは会話に交じりたいけどブランの勇姿もみたいようだ
「お嬢さん方、剣の精霊の私の見立てで話してよろしいでしょうか」
「剣の精霊なら魔剣にも詳しそうですね」
「聞いてみた方がいいかも」
「私の見立てでは『太陽の剣サンライトソード』と風属性の魔剣の共鳴だと思います。」
「『ブラックゲイル』だよ、風属性の魔剣」
「お兄ちゃん、あんまり使わない魔剣ですよね」
「マスターが大剣を使っている姿は格好いいですよ」
「あら、『ブラッディロード』を使ってる時の方がぞくぞくするくらい素敵ですわよ」
「ロザリーちゃんの偏見だと思うな〜やっぱり刀だよ、『流浪の刀』に『黒龍之滅爪』」
観戦しながらアルトの魔剣談義が行われており、クランメンバー以外も参戦していた。
ミロクとマドカ、アナスタシアは真面目に観戦 ミロクは自分が指示した場合とケー5が指示した場合の現場を考えていた。
マドカは人が使う魔法を見て色々と分析
アナスタシアは自分より強い者を探していた。
アルト視点へ
地上に降りたアルトはダークたちと合流した。
「ワンワン(凍らしておきましたぜ〜旦那)」
「ブラン、終わったらブラッシングしてやるからな」
「ワン(ご褒美あざ〜す)」
「メェ~(僕も)」
「トレノにもやってやるから、あのイカぶっ倒して飯にしようぜ」
ダーク、ライトは食い意地を張っているため飯関連ですぐにやる気をだすし燃える
ブランとトレノにはブラッシングというご褒美をチラつかしておいたからやる気に満ち溢れている
「前衛、クラーケンへ攻撃開始、後衛は前衛のサポートとシャークマンを倒せ」
ダークとライトは大きくなり、飛んでクラーケンに接近、アルトとトレノはブランの背に乗って氷の上を駆け抜ける
「このイカ、打撃が効かんぞ」
「こっちも刃がボロボロだ」
モンクのタイジはメイスでクラーケンを殴りつけており、忍者のえロフは忍刀でなんども斬りつけるが忍刀の耐久値がすでに限界ギリギリだ
「魔法は通じてるみたいなのが下賤」
「お前、忍法あるだろ こっちはバフと回復魔法だけだぞ」
「あんたら、どいた方がいいぞ」
「なんでだ?」
「パンダさんがワンちゃんに乗ってやって来る」
『重装騎士』のODAのパンダとワンちゃんの意味が理解出来た、タイジとえロフはすぐにその場を離れると黒と白のブレスがクラーケンに命中、その場に留まっていたらブレスをもろに受けていた
「トレノ、好きに動いていいぞ」
「メェー」
トレノはブランの背に立ち、かめはめ波的なポーズをして両手にエネルギーを溜める 射程範囲に入るとブランから飛び降りて『聖獣波』を放つ、普通の『聖獣波』と比べて威力や射程も強化されていた。
アルトは『魔進剣エレクトロチェイサー』を装備し、クラーケンに斬り込むがクラーケンの皮膚が柔らか過ぎてチェーンソーの回転が出来なくなり、負荷が掛かった刀身は折れた。
「うわ‼ 折れた」
「魔剣って折れんのか?」
「あれ、魔剣というか人工的なやつだから折れたんじゃね?」
アルトはタイジ、えロフ、ODAと合流した。
「魔剣って折れんのか?」
「あれはケー5が作った魔剣だからな、しかも雷属性」
「で、斬った感触は?」
「柔らか過ぎる物を斬って詰まった感じだな、チェーンソーだし今度は両腕と頭にチェーンソー装備欲しいわ」
「チェーンソーの悪魔と契約してこい」
ダーク、ライト、トレノ、ブランに任せて4人で作戦会議を始める
「前衛は増えないのか?」
「シャークマンを倒しながら来たのは俺たちだけだ」
「氷のおかげでシャークマンの残りは少ないからもう時期、こちらに援軍が来ると思う」
「ドラゴンとパンダさん、ワンちゃんで十分な気がするけど」
「あのワンちゃん、ミリーゼから借りてる あれフェンリルな」
「うぉ、マジだ もふもふして〜」
ODAはもふもふ好きだな
「ODAはサブ職テイマーにしろよ」
「もふもふは人の物をもふるのが1番なんだ」
「ブランをもふりたいならミリーゼに話せよ」
「ミリーゼって誰だ?」
「ODA、この国の王女の名前だ」
「マジで、俺最近始めたから」
「第三陣プレイヤーか」
「魔剣士アルトは知ってるぞ、FROのCMやポスターに使われているし」
「マジで、俺知らんぞ」
「メールとか見てないのか?」
「前に何かに使うからとかで承諾した気がするけど」
「「「 それだ 」」」
援軍第一号が到着する
「アルトの兄貴、シリュウ参上したっす」
ごめん、グラップラーより魔法職の方がありがたいんだが 口には出さないように我慢した。
「ハンバーグ食ってから戦うか」
「こんな時にか」
「ODA、食えば分かる」
「兄貴の料理は世界を制す」
「戦場のど真ん中で料理しだしたのは伝説だよな」




