男の意地を見せろ6
最近寝落ちがね〜
アルトはライトの背に乗り上空へ暗雲を突き抜けようとしたが
「雲より上には行けないみたいだな」
「ガァ?」
「ライト、ブレス」
ライトは口から光属性のドラゴンブレスを暗雲へ発射した。ドラゴンブレスは暗雲を突き抜け、蒼穹の空が現れたがすぐに暗雲により閉じられた。
「雲が結界の働きをしてるから上には行けないようだな」
「ガゥガー」
「聖剣技とドラゴンブレスで大穴を空けて突っ込むか、良い作戦だな」
アルトは装備を『聖剣セイントクルセイダー』に変更して、剣を振りかぶる
「ライト、合わせろよ」
「ガァー」
「聖剣技『破邪螺旋突』」
『聖剣セイントクルセイダー』から螺旋状に回転した聖属性のエネルギーが放たれ、ライトのドラゴンブレスと交わり、巨大なエネルギーの塊が暗雲を散らした。
「ガァァァ」
ライトは暗雲を散らした場所からさらに上空へ上昇、アルトとライトが暗雲よりもさらに上空に行ったあと、暗雲による再生がされた。
「快晴だな」
「ガァァ」
アルトは『太陽の剣サンライトソード』と『魔剣ブラックゲイル』を装備した。
「『魔剣共鳴』」
『太陽の剣サンライトソード』と『魔剣ブラックゲイル』の剣先を合わせてスキルを発動した。
剣先から熱波が放たれ、暗雲を跡形もなく蒸発させた
「『ソルウェーブ』」と言えばいいのか、これは地上では使えないな
「ライト、地上に帰るぞ」
「ガァ、ガァァァ」
「そろそろご飯ってさっき食べたでしょ、太るよ 太って飛べなくなっても知らんぞ」
「ガァ」
ライトは太った姿を想像したのだろう、大人しく地上ヘ降りた後ともご飯の催促はなかった。
クラーケンの方はファイナルフェイズを迎えたのだろうか、巨大なイカの姿を現した。
そして陸に上がってくるシャークマンは上位種を多く見受けられる
「後衛、作戦は何も変わらないぞ 足を潰せ、前衛はシャークマンを潰しつつクラーケンに攻撃、墨には気をつけろよ即死だからな」
クラーケンは大砲の用な墨を吐き出し、とっさに盾で防いだのが運の尽き 墨は盾を貫通して盾持ちのプレイヤーが餌食になった。
「おい、えロフ 防御無効の貫通即死だぞ」
「マジで、俺も死んだことあるけどそこまで分からんし」
盾持ちのプレイヤーが死んだすぐ近くでえロフとタイジはシャークマンを倒していた。
「海から引きずり出さないと無理じゃね?」
「常識外れの攻撃で終わりそうだけどな」
2人が話していると海が凍りついた




