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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
1章 自由と再生の冒険
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ツヴァイ防衛戦3

その頃、北側では


イベントから3時間が経ち、いきなりモンスターの数が増えた


「右舷弾幕薄いぞ、何やってんの」

「お前が指揮すんな」

「これが日本のトップとか終わってんだろ」


日本のトッププレイヤーリンドがいる北側はとても雰囲気が悪い、誰も自分のクランのトップの指示を聞いているため、無視され続けている


リンドはメイン職聖騎士、サブ職戦士と鍛冶師という脳筋リビルドで近接火力が高いのが特徴

作ったクランでダンジョンに挑むと独断専行のせいでリンド以外は全滅、クランは解散になる大失態を起こしているため、誰も耳を貸さない


リンドの討伐数は現在2位、3位とは僅差だが1位とはすで1000体も差があった


「俺は日本のトップだぞ、何故誰も言うことを聞かない」


リンドは休憩していると各方面の話が聞こえてきた


「東は押されているんだろ」

「すでに押し返したって話だ」

「マジかよ」

「西と南は?」

「どこも善戦している、話によれば森を燃やしたようだ」

「燃焼ダメージか」

「そういうことだ」


魔法使いを集め、森を燃やすように魔法を放つが一向に燃えない

北の森は水分を多く含んでおり、燃えにくかった


北側のトッププレイヤーたちの苦しみは続く



東側から南側に戻ってきたアルトはフィオと合流した。


「天野弘子がいた」

「天野さんね、あの人 特定の相手以外は牙を剥くから」

「白馬の王子ロールプレイしていたぞ、ミリアを姫って呼んでた」

「うわ〜とても気持ち悪いよ まだケー5の方がマシに思える」

「同意見だ」

「でどうしたの?」

「カースドペインで防いだら呪われて勝手に死んだ」

「アルトの方が怖いわ」

「明日、学校サボりたい」

「そこはあきらめなさいよ」

「でもあれだ、俺が誰かバレてないしいいか」

「うわ〜ポジティブ」


開始から3時間が経ち、モンスターはゴブリンの上位種とオーク、ちらほらオークの上位種が現れているが燃焼と呪いで森から出てくるとHPが半分以下が多い


「フィオは倒してるか?」

「今も倒しているけど」


フィオはゴーレムを2体作り、前線で戦わせて討伐数を稼いでいる

レベル的にゴーレムは2体までしか作れないようだ


「俺も休憩前に一狩り行くか」

「アルトは夜に備えるんだね」

「フィオは夜だけ西側行かないか?」

「いいけどなんで?」

「夜は西側が壊滅しそうな感じがする 光属性を使えそうなのはそこそこいたけど聖属性を使える神官系が少ないんだよな」

「それなら行くよ、こっちより稼げそうだしね」


東側は聖女のミリア、南側は魔剣士のアルト、西側はケー5が光属性の矢を用意していると思うけど、不安要素が多い、北は知らない


アルトはケー5に通信する


「ハロー」

「俺は夜に備えるけど」

「俺も夜に備えるわ」

「フィオを夜の間西側に付けるわ」

「助かるわ」

「ミロクは夜の間に休憩に入るらしいぞ」

「アンデッドはミリアが入れば楽勝だもんな」

「通信切るぞ」

「了」


ケー5との通信が終わっだ


「フィオ、属性を付与出来る料理ってなんかあったか?」

「いきなり、知らないけど」

「ここに簡易コンロがある、味噌汁が水属性強化だったんだよ」

「なら、コーンスープは?」

「作ってみるか」


南側の戦場で料理を作り始めた。


コーンスープ:品質3 光属性強化 重複できない 持続時間10分、満腹度30


「ナイスですよ、フィオ」


コーンスープを大量に生産して夜に備えるため、1度ログアウトした。

次のログインはツヴァイの中から始まるため、ケー5とフィオにコーンスープを渡す事が出来る



裏話:FreedomResurrectionOnlineにした理由 MMORPG系作品ってOnlineとかフロンティア、ストーリー、ワールドが多いと思うんですね Freedomは自由 Resurrectionは再生、復活って意味で自由を再生させるゲーム もっと自由度が広がるような仕様になってます

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