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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
198/522

男の意地を見せろ4

「アルト、余裕があれば足も頼むぞ」

「注文多いぞ」

「お前なら出来る」


別で戦っている、ダークを回収して前線へ加わる


「お、アルト来たな」

「昨日ぶりです。」


前線で戦っているタイジがいた、昨日リアルで会ってるしミロクのお兄さんなんだよな〜


「敬語はいらんぞ、ゲーム内ならみんなそうだろ」

「あ、ああ、そうだな」


ゲーム内でも敬語を使えとかいうプレイヤーはいる 相手の顔や年齢が分からないからと言う理由もある

敬語がいらないプレイヤーは効率重視なプレイヤーが多い、いちいち敬語で話していると不便だったりするからだ


「前線を交代するから休憩に入ってくれ」

「了解、頼んだ」


タイジや他の前線で戦っていたプレイヤーは下がり休憩に入る


「ダーク、暴れていいぞ」

「ギャウ」


ダークは咆哮を上げ、いつもの子龍サイズから4人乗り出来るくらいの大きさに変化した。


「お前、またデカくなったんか」

「ガァァァァーーー」


アルトは『蛇龍魔剣ミストルレイヴ』を装備して横薙ぎに魔剣を振ると蛇腹剣のように刀身が伸び、サハギンの首を狩っていく

隣ではダークが『ドラゴンブレス』をクラーケンの足へ放ち、焼けた香ばしい匂いが周囲を漂う


アルトはダークの背に乗り、流星群をしようとするが


「待て、ストップストップ」

「えロフじゃん、どうした?」

「流星群禁止」

「なんでよ」

「二次被害の津波が起きる可能があるから、ケー5が言ってたぞ」

「チッ」


えロフは後方へ戻って行った、ケー5にメッセンジャー役をさせられた憐れなやつに見えてきた


『太陽の剣サンライトソード』に装備を切り替えた


「『シャドーミラージュ』『バーニングサン』」


アルトは影で分身を作り出し、天からの業火球を2発サハギンとクラーケンの足に向けて放ち着弾、広範囲への爆発の衝撃と爆風が起きた。

サハギンの集団とクラーケンの足を全て倒すことが出来た。


「時間はまだ昼、天候も晴れだから威力は上がってるはずだ」


アルトは余裕を噛ましていたがクラーケン側は第2フェーズへ以降、快晴だった天候が曇りだし雨が振り始めた。


「マジかよー」


『太陽の剣サンライトソード』は朝や昼、太陽が見えている時だけ専用の魔法が使えて強い魔剣

簡単に言うとロックマンエグゼ4のガン・デル・ソルだ、屋外だと効果時間が長くなる的な


そして海から上陸してきたのはサハギンではなく、シャークマン サハギンよりも遥かに強く、肉食 武器は歯と手に持っているノコギリ 力も強いため格闘戦も出来るため、キモイルカ先輩もびっくりする。


アルトは『魔進剣エレクトロチェイサー』に装備を変更し、分身を解除することで委譲したHP、TP、MPを返還した。



後衛側では



「ケー5‼」

「うお、ミロク」

「トレノちゃんを守りなさいよ」

「いやいや、俺、後衛なんよ」

「これだから不甲斐無い男共の戦いは見てられないのよ」

「なんで怒られてんの?俺」

「指揮官ならしっかり指揮しなさい」

「お前は俺の母ちゃんか」


ケー5もミロクも顔を赤くして黙り込んだ


「まぁまぁ、落ち着け、ミロク、怒りっぽいのを治せとあれだけ言ってるだろ」

「兄さん、ケー5のアホは何しても治らないから」

「タイジ氏、ミロクとリアル兄弟?」

「おう、そういえばアルトの所と同じだな」

「兄さん、トレノちゃんのカバーお願い」

「トレノって86か?」

「アルトのパンダのことだよ」

「パンダいたな、白龍が隣にいるから俺の出番がないと思うが」


タイジはトレノがいる前線へ向かった。


「終わったらアイアンクローね」

「俺も頑張ってるけど」


ケー5は全体の指揮を取りながら矢で援護射撃をした。







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