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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
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男の意地を見せろ1

今年最後の投稿です。来年もよろしくお願いします。

少し早めに昼食を食べてからログインした。


「そういえば、クランハウスでログアウトしたんだったな」


部屋の中には俺しかいなかった。いつもならロザリーが吸血しにくるかミリーゼが添い寝してるか着替えてるかなのだが


部屋を出て1階には誰も気配はなく、庭に出るとミリーゼたちとサクヤさんがお茶会をしていた。


「おはようございますわ、アルト様」

「おはよう、ミリーゼ サクヤさん1人だけは珍しいね」

「おはようございます。ソフィアは今日仕事なので」

「仕事なら仕方ないよね」


サクヤさん、騎士服のままで来ている いつもなら着物なのに


「サクヤさん、お仕事中?」

「はい、アルト殿に相談がありまして」


時間はあるし話を聞くか


「相談に乗りましょう」


席に着くとロザリーがお茶を淹れてくれる とてもフルーティーな香りで一口飲むととても美味しかった


「とても美味しいね」

「ありがとうございます。私が作ったお茶ですよ、とても評判が良いみたいです。」


ロザリーのお茶の話は後にしてサクヤさんの話を聞く


「王都のモンスター襲撃事件が合った時に子供の誘拐事件が起きておりました。」

「レイがそんなこと言ってたな」

「先日、誘拐された子供の死体が発見されました。」

「死体の方は?」

「すでに火葬してしまいましたが」

「死体から分かることもあるから、調べるべきなんだけど」

「一応、調べて見ました。報告書です」


死体の状態など詳しく書かれた報告書に目を通した。


まとめると死体には暴行の跡、焼印の跡もあり 焼印の印は王国の方で過去の事件て照らし合わせて見たが同じ物はなかった。 


「セル、エル、この焼印を見てくれ」 


セルとエルに焼印を見せると知っていたようだ


「マスター、悪魔の焼印です。」

「マスター、この焼印は適性があると悪魔の依代になっちゃうの この子は適性がなかったから死んじゃったんだと思う」

「暴行する意味はあるのか?」

「焼印の適性者には心が壊れた子や絶望した子が多いんだよ」

「エル、子供限定なのか?」

「人間なら誰でも可能だよ、子供の方が捕まえやすいからだと思う」


2回目のイベントの裏で悪魔が動いていたようだ


「とても有益な情報をありがとうございます。持ち帰って早速、上層部に掛け合ってみます。」


サクヤさんはクランハウスからお帰りになった。


「クラーケン倒したら手伝って見るかね」

「アルト様、国の有事ですので皆さんにも話さないとなりませんよ」

「クラーケン狩り中にミリーゼから話してくれるか」

「お任せください」


ミリーゼを連れてワープ像から別荘へ移動


「ミリーゼさん、ソフィアさんは」

「ケー5さん、ごめんなさい ソフィアさんはお仕事なんですよ」


ケー5は膝から崩れ落ちた。そんなに楽しみにしてたのか


「ケー5、どんまい」

「慰めんな」

「あと、失踪事件手伝うことになったから」

「うぃ~」

「ケー5さん、冒険者公爵としての仕事になりますからね」

「はーい」

「それではアルト様、着替えて参りますね」


ミリーゼはセル、エル、ロザリーを連れて着替えに向かった。


「はぁ~」

「ソフィアさんの水着見たかったんだろ」

「そりゃな、仕事なら仕方ないよな」

「ケー5、私で我慢しなさい」


水着を着た、ミロクが現れた 尻尾でどうなってるのか気になるんだけど


「仕方ねぇ、ミロクで我慢するか でもな露出が少ないのがな〜」

「うっさい、変態」

「ケー5、別の視点を持つんだ、尻尾がどうなってるのか気になるだろ 水着に尻尾用の穴があるのかどうか」

「なるほど、そういう視点もあったな ミロク見せろ」


アイアンクローではなく、ビンタがケー5の顔面に直撃し、顔に紅葉が出来た


「先に行ってるから、頭冷やしなさい」


ミロクは別荘から出ていった。


「ケー5、紅葉取れないのか?」

「これ、今日1日取れない仕様のやつだ、タイガーマスク貸してくれ」

「仕方ねぇーな、ほい」

「馬じゃねーか」

「ウマぴょいウマぴょい」


ケー5は馬面を被ったが取れなくなった


「すまん、それ1日取れないやつ」

「嵌めたな、この野郎」

「顔面紅葉晒して歩くよりマシだろ」

「くっ」

「お待たせしましたわ、どうしたのですか?お馬さん」

「ひひーん」

「馬は放っといて行こうか」


馬面も連れて別荘からイベント会場のビーチへ


「アルト兄貴、今回もよろしくお願いします。」

「シリュウ、今回もよろしくな」

「なんだ、この馬面」

「シリュウ、そいつケー5だ」

「マジっすか、ケー5兄貴」

「こいつに嵌められた」

「嵌めてねーし、買った時から呪われていただけだし」

「名前、馬面っすよ」

「マジで、だからミリーゼにお馬さんって呼ばれたのか」

「惚れるなよ」

「惚れねーよ、ソフィアさん一筋だ」


イベント開始まであと15分、続々と男たちが集まり、女性プレイヤーの方も集まってきた。


「知ってるか?」

「何がだ?」

「ほとんどのプレイヤーがイベントよりもイベント後のBBQ目当てなんだぜ」

「マジかよー、具材足りるか?」

「そっちの心配かよ」





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馬マスクに犬って書こう やぁ。
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