えロフ、イベントを見つける
俺の名前はえロフ、メイン職忍者だ 今、俺はビーチで『土遁土隠れ』を使い水着のプレイヤーや現地人を眺めている
「あら、お兄さんそんなところに隠れて何しているのかしら」
バレた、偽装は完璧だったはずだが でも話しかけて来た女はビキニからいつでもはみ出しそうな爆乳だった
「目の保養をしていただけさ」
『土遁土隠れ』を解除して話しかけてくれた女性と会話する
耳はエルフのように尖っているが長くはない、尻尾が見える
「お兄さん、私といいことしない?」
「え、いいこと」
このゲーム、最近感覚がリアルに似てきてるんだよな、股間の紳士の方もだが
女性と話をしているとビーチの方から悲鳴がした、ため急いで向かうと巨大なイカが足を使い、水着の女性を捕まえようとしていた。
「させるかよ」
えロフは高速で接近してイカの足を攻撃した
「あ、これヤバイかも」
巨大なイカはえロフに墨をぶっかけて海の中へ、墨を掛けられたえロフは即死した。
「即死の墨とか知るかよ」
宿のベッドで復活したえロフはログを確認していくと
『男性限定イベント、クラーケンから女性を守れ』を発見しました。
「これ、イベントじゃん 概要は」
攻撃に参加出来るのは男性プレイヤー限定
女性プレイヤーか現地人の女性がいないとクラーケンが出現しない
女性プレイヤーや現地人の女性が多ければ多いほどクラーケンにデバフが入る代わりにクラーケンの足の数が増える
クラーケンは女性を捕まえて食べると強化する
「しかも開催日今週の日曜かよ」
えロフはフレンドリストから話すことが出来るフレンドを探すと深夜の時間帯なのに1人いた
通信をする
「スナイパー氏、至急ヘルプ」
「あ、えロフか俺も暇じゃないんだけどな」
「そこをなんとか」
「仕方ねぇ、どこに行けばいい」
「ヴァカンス島のヤシの実が看板のバーで」
「了解した。」
数十分後、バーで
「ここだ」
「俺、まだ未成年だぞ」
「俺もだ」
「マジかよ」
えロフはケー5に発見してしまったイベントの内容を話すことに
「俺にどうしろと」
「水着の可愛い女の子を集めてくれ」
「スレで募集しろよ」
「それもやるけどさ〜」
「あんまり変な目で見ると姉御に殺られるぞ」
「それだけは嫌だ」
「アルトを呼ぶと4人は集まるな」
「マジで」
「マジマジ、王女に堕天使、天使、吸血姫が来るぞ」
「聞き間違えか?吸血鬼だよな」
「吸血姫だぞ、頭に真祖が付くけどな」
「アルクェイド・ブリュンスタッドかよ」
「そんな乗りだな、イベント概要を聞いてないぞ」
えロフからイベントの概要を聞く
「女性からは攻撃、支援はできなく逃げるのみか」
「それと墨攻撃は即死だ」
「即死もあんのか、誰呼ぶ」
「魔剣士は必須だろ」
「あいつ客寄せパンダになるしな、あ 聖獣パンダもいたな」
「聖獣パンダって最近テイムされたやつだろ」
「そうそう、アルトとパンダでダブル客寄せパンダになるな」
話を終え
「スレに書いておけよ」
「恩に着る」
ケー5はバーから出ていった。




