たこ焼きパーティー
ミリーゼたちと過ごしたあとログアウトした俺はたこ焼きの生地を作り始める
「生地はこんなもんだろ、次は中にいれる具材はっと」
天かす、紅生姜、万能ねぎ、餃子用のミンチキャベツ、たこを切り分けた 冷蔵庫からキムチとチーズを出した。
ホットプレートをたこ焼きのプレートに交換 ソース、マヨネーズ、醤油、七味、ポン酢を用意 あとはアーニャが帰ってきてから焼けばいい
タイミングよく、アーニャが帰宅した。
「ただいま、お客?」
「ミリアさんが泊まりに来たんだよ」
「レンの貞操を守らないと」
「まぁ、頑張って」
たこ焼きは出来上がるのに時間が掛かるため、ホットプレートの電源を入れて焼き始める
最初は普通のたこ焼きから生地を注いでたこ、天かす、万能ねぎ、キャベツ、紅生姜を入れてから待つ
生地が焼き固まりだしたらたこピックでひっくり返していく 匂いにつられて怜とミリアは部屋から出てきた
「お兄ちゃん、ひっくり返すのやりたい」
「レンくん、私も」
「次、焼く時な」
たこピックは2つあるため大丈夫なのだが
「怜、アーニャ呼んできて」
「うん」
怜はアーニャを呼びに行っている間にたこ焼きは完成 1回で20個出来るため、1人5個皿に乗せていく
「ソースは用意してあるから使って」
「ありがとう」
「お兄ちゃん、出来たの?」
「Oh、オクトパスボール」
「出来たから食べてくれ」
怜とアーニャも席に着き、タコパが始まった。
計算上100個は作れる計算で、怜とアーニャはよく食べ、カロリーは胸にいってると思う
無事にたこ焼きの生地はなくなった。
「明日、オフよ」
「平日でもお休みあるんだ」
「アーニャさんはなんのお仕事をしてるの?」
「モデルよ」
アーニャはスマホにある写真を見せた。洋服からランジェリー、水着のグラビアまで幅が広い
「この前、着てた水着だな」
「買い取ったのよ」
「アーニャさん、大胆でセクシー」
「大人だぁ〜」
「ふっふふ」
風呂は女子3人が先に入ることになり、俺は部屋で悶々としていた。
いつもなら先に入るんだが
3人があがったあとに風呂に入る
「明日まで耐えればいいんだ」
このままログインしたらミリーゼを襲いそうだな、いくら俺でもそれくらい分かっているつもりだ
シャワーの冷水を頭からぶっかけて落ち着きを取り戻す
風呂から上がり、水分補給をしてから部屋に戻りログインした。
「おはようございます。御主人様」
ロザリーに血を吸われる
「テイムする候補は決まったのか?」
「難航中でして」
「ダークとライトに聞いたのか?」
「いえ、ドラゴンさんたちは格が上ですし」
部屋を出て、ダークとライトのもとへ
「ギャ〜」
「ギャーー」
「ダークは肉多めでライトは野菜多めだな」
2匹のご飯を作り食べさせる。
「御主人様、ドラゴンさんと会話が可能なんですか?」
「大体、言っていることは分かるぞ」
「ダークさん、ライトさん、御主人様がテイムするのはどんな方がよろしいでしょうか?」
「ギャーーー」
「ギャウ」
「えっと、なんと仰っているのでしょうか?」
「敬語で話す必要はないと聖獣でも魔獣でも可」
ダーク>ライト>セル=エル=ロザリーが現在のパワーバランスでミリーゼは認められているためダークよりも上になる
「そもそも、聖獣とか見つけれるのか?」
「聖獣は異なる聖域に住んでいますのでエルなら見つけることが出来るかもしれませんが」
「ユニコーンは却下な、ミリアが召喚できるし」
ちょうどいいタイミングでセルとエルもやって来た
「エル、聖獣はどこにいるか分かるか?」
「分かるよ、でも今は聖域が開いていないかな」
「聖域って開く時期があるのか?」
「あるよ」
ミリア、レイ、アナスタシアがワープ像から現れた
「アルトくん、見つけた」
「お兄ちゃん、出かけよう」
「アルト、強制」
ミリアたちのパーティーに加わり、出かけることになった。ミリーゼは笑顔で手を振りながらお見送りしてくれる
ワープ像から『ノイン』へワープした。




