ミリア泊まりに来る
8月1日
まだ夏休み中、怜は部活がないらしく今日は夏休みの宿題をしている 俺も宿題は終わらしたからな、読書感想文もちゃんと書いたぞ 斬魔大聖デモンベイン
ニトロプラスだし、スパロボにも出た、クトゥルフ神話 マスターテリオンがイケメン過ぎる
ホットコーヒーを飲みながらスマホを弄っているとインターホンが鳴った、怜の友達か?玄関の覗き穴から確認するとミリアさんがいた。玄関を開けた
「レンくん、泊まりに来たよ」
「えっと、マジ?」
「うん」
「お兄ちゃん、お客さん?」
怜も部屋から出てきた
「怜ちゃん、泊まりに来たよ」
「ミリアさんだ、入って入って」
夏休み前に泊まりに行くとか言ってたけど本当に来たんだ、家の場所よく分かったな
「お兄ちゃん、今夜はたこ焼きにしよ タコパ」
「分かったよ、食材買ってくるわ」
家を出てスーパーへ
ミリアさん、可愛いけどタイプじゃないんだよな、どちらかというと年上のお姉さんがタイプだし、アーニャはどストライクだけどなんか違うんだよな
たこ焼きの食材とその多諸々を買って帰る
「ただいま」
「お兄ちゃん、おかえり」
「レンくん、おかえりなさい」
ミリアさんの荷物は多い、ゲーム機と着替えだけだろうたしか2泊3日とか言ってたな
「レンくん、土曜日お祭りに行くこと忘れてない?」
「あ〜約束してたな」
忘れてたな
「お兄ちゃん、お昼は?」
「そうめんかな、2日分の食費使ったし」
浮かした食費から外食代を捻出している。外食しなくていいなら
「レンくん、お金出した方がいい?」
「出さなくていい」
昼食はそうめんを食べた その後、ミリアさんは怜の部屋に行った
俺も部屋に戻り、ログインした。
いつもなら隣にミリーゼが寝ていたり、着替えていたりするがラッキースケベが発動しなかった。ロザリーもいないため吸血もない
部屋から出て1階へ行くとセル、エル、ロザリーが集まっていた。
「御主人様はサキュバスをテイムするべきよ」
「なりません、マスターとミリーゼさんの仲を潰す気ですか」
「マスターにはスライムかな 育てたら強いよ」
「エル、スライムは最強モンスターになりますが時間が掛かりますよ」
「フェンリルは被るし、精霊にする?」
「妖精よりかは精霊ですがヴィヴィアンがマシな部類ですよ、あの種族は色々と面倒くさいですし」
「魔王をテイムする?」
「マスター、次第ですがありですね」
「天上人から勇者は生まれないけど、御主人様とミリーゼの子供は『勇者』になると思う」
「なら、魔王はダメですね」
「でも、今の魔王は5人いて、ゾディアックの上司って5人のうちの1人だったよね マスターにはワンチャン残り4人の誰かをテイムしたら」
「魔界の情勢は知りませんけど」
「ゾディアックの上司は破の魔王、獣の魔王はまず外れね、呪の魔王はセクハラジジイ、武の魔王は脳筋女、最近頭角を現した時の魔王も微妙ですよ」
3人の話を隠れて聞いていたが5人の魔王、天上人に勇者の職業はない、聞いては不味かった話を聞いてしまった。
「ロザリー、ミリーゼはどこだ?」
「御主人様、おはようございます。ミリーゼならダークとライトにご飯をあげていますよ」
「マスター、スライムをテイムしよ」
「エル、マスターはスライムでは満足しません、魔王をテイムしましょう」
「御主人様、サキュバスをテイムすれば我慢しなくて良くなります。」
「可愛い動物をテイムしたい」
3人からクレームがあり、昼はミリーゼも呼んでプライベートビーチでゴロゴロした。




