雷属性武器
朝から買い出しに出かけて昼食にそばめしを作った。
昨日から食べたかったから麺の長さをもう少し短くしたらよかったな~と反省しながら満足し、ログインした。
「どうなってるんだこれ」
ログインするとベッドで寝ているのだが、隣にはミリーゼが寝ている これVRMMOだったよな、エロゲーではないよな 異世界転移説が正解なのか?
「アルト様、おはようございますわ 昨夜は激しかったですわ」
「え、そうなん」
「はい、妄想と夢の中での話ですわ」
「とりあえず服を着ような」
ミリーゼの着ていたであろうネグリジェに下着がベッドから落ちて散らばっている
「そんなにジロジロ見られると恥ずかしいですわ」
「早く着替えて来いよ」
部屋を逃げるように出た、ベッドには染みはあったが血痕はなかった。
リアルより先にゲームで童貞捨てれるのか?なるようなれだ
「あ、御主人様」
「ロザリー、おはよう」
「おはようございます。今日の分を頂きますね」
今日は腕ではなく、首筋から血を吸われる いつもより吸われる量が多くHP、TP、MPは残り半分になった。
「プッハー、とても美味しゅうございました。」
「いつもより、吸ったよな」
「とても美味しくて、御主人様がいないと生きていけません」
ロザリーの血を吸われたあと、ご飯を作ってダークとライトに食べさせた 昨日、連れて行かなかったためかご機嫌ななめだ
「今日は一緒に行こうな」
「ギャー」
「オーク肉ステーキも追加するから」
「「 ギャ〜 」」
ドラゴンたちの機嫌も治ったようだ、餌付けで機嫌が治るから扱いやすい
現在ログインしているクランメンバーを調べるとケー5、レイ、アナスタシアがログインしている
ケー5の部屋に行ったが別荘にはいなかったため、ドラゴンたちを連れてクランハウスへ移動した。
「お、来たか 完成しているぞ ワールドアナウンスも流れた後だ」
「マジかよ、聞いてねぇし」
「朝一、ログインして作ったからな」
ケー5から完成した剣をもらった、大剣のようで全体的に紫色をしている
「『魔進剣エレクトロチェイサー』か」
「いい感じのバスターソードだろ、柄の付け根を引っ張ってみろ」
ケー5の指示通りに引くと、チェーンソーのように刃が回転しだした。
「回転している間は雷属性になっているぞ、切れ味も中々だからな」
「なぁ、魔剣の名前ってお前が決めてないか?」
「勝手についているぞ」
魔進でマシンだもんな
「魔槍の方は?」
「トムが完成させた、アナ姉が取りに来たぞ」
「アナ姉って」
「アナスタシアでお前の姉ちゃんだろ、でアナ姉 本人気に入ってたぞ」
「マジか」
新しい魔剣をアイテムボックスに収納した。
「俺とアナスタシアだけで大丈夫か」
「何言ってんだ、全員分の雷属性武器もあるぞ」
「魔法職の杖は作れないだろ」
「甘い、蜂蜜よりも甘いぞ、アルト‼」
「杖関連はトムが作れるんだよ」
「弟子任せかよ」
受け取る物を受け取ったため、別荘へ戻る
「マスター、海で遊ぼう〜」
「エルは元気だな」
エルは水着を着ており準備万端なようだ
「御主人様〜」
「ロザリーも水着なんだ」
ロザリーの水着は赤色の紐みたいな色々ときわどい水着だった
「ロザリー、破廉恥です。」
「セルは甘い、御主人様が喜ぶなら脱ぐ覚悟もあります。」
「お姉ちゃん、私もマスターのためなら脱げるよ」
「セルはいけません、堕天しますよ」
「堕天しているお姉ちゃんがそれを言うの?」
俺も水着スキン、アロハシャツ、サングラスで別荘の裏にあるプライベートビーチへ移動
「アルト様、お待ちしておりましたわ」
「ミリーゼはいつも綺麗だな」
「アルト様だって格好いいですわ」
夕方までイチャイチャして遊んだ。
「ミリーゼ、遺跡に行くから準備しておくんだぞ」
「はい、今から楽しみですわ」
ログアウトした。
夕食を食べながらアーニャに魔槍のことを聞いてみたが
「とっても凄いから」
「お兄ちゃんもアーニャさんもいいな」
「ケー5が全員の武器を作っていたから楽しみにしとけよ」
「めっちゃ楽しみ!!」
夕食も食べ終え、再びログインした。




