山本と水着を買いに行った
7月25日
今日は山本と水着を買いに行く予定になっているため、怜には悪いけど適当に済ましてくれと言いたいが、怜は友達と出かけるみたいでアーニャは朝から元気に仕事へ
約束の時間の10分前に到着するようにイオンへ
「レン、早いな」
「山本もな」
俺と山本だけのようだ、早速水着を買いに3階のスポーツ店へ
「普通の水着でいいんだが」
「半ズボンっぽいやつか?スライダーで滑らないぞ」
「スライダーのためだけに競泳水着か?」
「悪くはない、選択だろ」
競泳水着を見て回る、見た目スパッツぽいけど股間のモッコリはモッコリなんだよな〜
それと予算オーバー
「山本、決めたか?」
「レン、悪い金貸してくれ」
「予算オーバーで足りないだろ、俺は普通の水着買いに行くぞ」
「俺もそうする」
エスカレーターで2階へ、2階は婦人服が多いが紳士服もかろうじてあるが専門店よりイオン側の方へ
「レン、これどうだ」
山本が持ってきたのは黒の水着で炎のような模樣が描かれている中二仕様の水着だった
「山本、高校是らしい水着にしようぜ」
「確かに子供ぽいよな」
俺は紫色のハイビスカスが描かれていた水着を選んだ
「山本、俺は決まったぞ」
「奇遇だな俺もだ」
山本はパイナップルが描かれたハイカラな水着
「なんでパイナップル?」
「バナナよりマシだろ」
「せめてヤシの実にしろよ」
金額は予算内に収まった。
「昼、どうする?」
「なんか、こうガッツリいきたいよな」
「肉か?」
「ありっちゃありだが、沖縄ステーキは勘弁な」
「外で探すか?」
「暑いから却下」
俺と山本は話しながらレストラン街がある4階へ
「串家ありだな」
「平日でランチタイムは安かったな、食べ放題ならしゃぶしゃぶ系の店とか安いよな」
「忘年会とかありだな」
「だな」
歩いていると前から見知った人物が
「あ、レンくんと山本くんだ」
「草薙はともかく、山本もいるんだ」
ミリアさんと水谷に偶然遭遇した。
「2人は?」
「水着を買ったからお昼どうしょって」
「俺たちも水着を買った後でガッツリ食べたいって話をしてたんだ」
俺が答える前に山本が答えた
「それじゃ、串家行くわよ」
「俺たちもですかい?姉御」
水谷のアイアンクローが山本の頭に、指がこめかみに食い込んでるな〜 山本に大ダメージだ
「行くよ」
「「 うっす 」」
「2人共、大門くんのモノマネ?」
串家物語へ、平日昼だから安い
「自分で揚げて食べるんだ〜初めて来たよ」
ミリアさんは目を輝かせながら席に着く、4人席で男女分かれて座った。
「練り液とパン粉、ソース、揚げる食材を取って来ないといけないんだ」
「ミリア、カレーもあるけど食べたら駄目よ」
「カレーはすぐに腹が膨れるからな」
3人でミリアに色々とレクチャー
食事しながら話題はFROの話
「キャンピングカー完成したんだ」
「乗り心地は良かったぞ」
「遺跡はどうだったの?」
「アイアンゴーレムが魔法攻撃無効化してくるから厄介なんだよ、硬いし」
「お前の魔剣とアナスタシアの魔槍で処理してただろ」
「そうだが、魔弓しか持ってこなかったやつに言われてもな」
「次はフル装備でいく」
「次はいつ行くつもり」
「日曜、アイアンゴーレムの素材で魔剣を作らないとな」
「魔剣ってそんな簡単に出来るの?」
「ミリアちゃん、俺は2本作っているんだぜすぐに出来そうだが、今回ばかりはワールドアナウンスが流れそうな気がするんだよ」
「山本、説明」
「アイアンゴーレムの素材でできる武器が雷属性の武器なんだよ」
「第8の属性か」
「そういうこと」
FROでは火、水、土、風の4属性と闇と光、聖の3属性で7属性ある 氷は水属性扱いだ 雷って風か光だと思うが
「新しい属性ね」
「魔導機械文明時代のモンスターには有効なんだぜ」
「私、ヒーラーだから関係ないよね」
「日曜に全員で行くから準備だけしといてくれよ」
食べ放題の時間も残り30分を切った
「草薙、紅い髪の子誰よ また新しい女?」
「私もそれ聞きたかった、レンくんモテるから」
「ロザリーね、真祖の吸血姫さんだから」
「強いし、おっぱい大きいし、美人だよな」
「山本は黙りなさい」
「テイムじゃなくて契約した。『血魔法』っていう真祖限定の固有魔法も使えるようになったぞ」
「あんた、1人で過剰戦力過ぎない」
「テイム枠が3残ってるぞ」
「私が調教師だからって」
水谷がサブ職ブレブレだから悪いんだけど、その話は前に言ったからな
「ミリーゼちゃんも連れて行くの?」
「全員で行くし、連れて行くぞ 孤児の7人が就活中だ」
「マジで」
「マジ」
話終わり会計をして店を出た
「また、ゲームでね」
「おう」
「寝冷えに気をつけろよ」
「そういうあんたは熱中症に気をつけなさい」
今日は解散して少し早いが帰宅した。




