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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
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キャンピングカー試運転

夕飯の準備をしていると怜が帰宅した。


「お兄ちゃん、作ったメイド服みんなに渡していい?」

「クランメンバーに?」

「うん」

「いいけど、ミロク辺り受け取らないと思うぞ」


怜のやつ、いつ作ってたんだ ミリーゼはメイド服は職業メイドしか着れないとか言っていたがプレイヤーが作れば関係ないのか?


「ミロクさん、可愛い物好きだよ 大丈夫だよ」

「ん~~そうなのか」


夕飯が出来そうな、タイミングでアーニャが帰宅し夕食を食べた。


「レン、今日は?」

「遺跡に行くぞ、ロザリーが案内する」

「あの幼女?」

「ボン・キュッ・ボンの美女だぞ」

「えっと、お兄ちゃん、ロザリーちゃんって紅髪の子だよね」

「そうそう、幼女だったのは寝起きで完全に力を取り戻していなかったらしいぞ、今は真の姿ってやつ」

「会うの楽しみ」

「噛まれて吸血鬼にならない?」

「血を吸われるだけであと飛べるらしい」


それぞれ部屋に戻り、ログインした。

ログインすると噛まれている感覚がある


「おはようございます。御主人様 とても美味しゅうございました。」

「おはよう、ロザリー 遺跡までの案内頼んだぞ」

「かしこまりました。着替えますね」


一瞬でメイド服から真紅のドレスに着替えた、豊満な胸を強調され太ももが露わになり ヒールを履いている

腰にはレイピアが帯剣している。


「ロザリー、とても綺麗だよ」

「ありがとうございます。このドレスが真祖の衣装です。」

「武器はレイピアなんだ」

「はい、御主人様の『魔剣ブラッディロード』と姉妹剣になる『魔剣ブラッディローズ』です。」

「魔剣なんだ」

「ですが、私にしか扱えない魔剣ですので」


魔剣ブラッディローズ:ロザリー専用の魔剣、『血魔法』を併用することで様々な攻撃が可能になる 他の者が持つと全身の血を吸われる


部屋を出て1階へ


「アルト、遅いよ」

「フィオが早いだけだぞ」

「もしかしてロザリー?」

「はい、御主人様の従順な下僕ロザリーです。」

「フィオ、歩いて行くのか?」

「試運転も兼ねてキャンピングカーを走らせるよ」


昨日、歩いた山道はキャンピングカーでも通れる広さはあったから大丈夫だろ


「メンバーは?」

「レイちゃんたちはすでに出かけちゃったし、ミロクはミリアとどっか行っちゃった アナスタシアさんは確定かな運転手だし、メロディさんとミイナさんはまだログインしてないし」

「ケー5くらいか」

「ケー5か、うーんケー5か〜」

「俺がどうしたって?」

「うわ、ケー5だ」

「遺跡に行くなら行くぞ」


別荘の外でフィオはキャンピングカーを出して、乗り込む、運転手アナスタシア、助手席には遺跡の場所を知っているロザリー、後部のソファーで俺、フィオ、ケー5は座り ダーク、ライトは車内をパタパタ飛んでおり セルとエルは色々見て歩いている。


「出発進行」


フィオの合図でアナスタシアは魔導エンジンを起動し、キャンピングカーは走り出した。

窓から走っているのが分かる


「走ってる〜見たか世界中のプレイヤーよ」

「おい、フィオ 配信してんのか?」

「ケー5、配信してるに決まってるじゃん」

「奇遇だな、俺もだ」


ケー5も配信していた。


「堕天使ちゃんに天使ちゃん、吸血姫ちゃんは絵になるわ〜」

「ローアングルで撮るなよ」

「え〜〜」

「見えたら編集な」


『魔剣ブラッディロード』をケー5の首に当てて脅しておく 


「分かったよ、新しい魔剣かよ」

「『カースドペイン』だすぞ」 

「俺が悪かった」


『カースドペイン』の呪いはやばいからな


キャンピングカーは山道を入っていく


「フィオ、キャンピングカーの名前は?」 

「冒険するからアドベンチャー号かな」

「ラブワゴンだろ」

「あいのりとかしないし、クランメンバー以外乗せないよ」

「アドベンチャー号でいいだろ」

「アドベンチャー号に決定〜」


アドベンチャー号は昨日、ロザリーの洋館が会った場所に着いた。


「御主人様、着きました。」

「分かった」


キャンピングカーから全員降りた。


「魔法を解きますね」


ロザリーは親指を噛み、地面に血を垂らすと地面に鉄で出来た階段が現れた。


「私の洋館と魔法で隠しておいたのです。」


ロザリーと契約したおかげか?普通には見つからないよな

女性陣を先頭にして階段を下りていく


「なんだかんだ、アルトのおかげだよな〜」

「アルトのおかげだね〜」

「アルト、よく出来ました。」


褒められているのか?アナスタシアには頭を撫でられているけど


「ロザリーはどこまで潜ったの?」

「上層階だけですよ、攻撃が通らなくて苦戦したので」


ロザリーが苦戦するモンスターはどんなモンスターなんだろうな


道なりを進んで行くと広い空間に到着した。そこには鉄の巨人が待っていた。





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[一言] グポォーン……!(鉄巨人の起動音)
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