第2回クラン面接2
面接会場ではレイ、ミリーゼの場合
「まず、名前とメイン職をお願いします。」
名前とメイン職を聞いたあと、加入動機を聞き、クラン加入後の制約を話し、次の人へ
「今の方は好感が持てませんわ」
ミリーゼの判断で合否が決まる
「前よりも厳しいの?」
「はい、クランで貴族になっていますのでそれなりの好感度が高くないといけませんわ、この国の貴族ですから帝国側に気軽に行くことも出来ませんし」
面接終りの合間に2人は会話をしながら面接をしていく
「次の方どうぞ」
よく知っている人が入って来た、同級生でも手を抜かないのがレイだったりする
「まず、名前とメイン職をお願いします。」
「マドカ、ウィッチ(水土)です。」
「加入動機をお願いします。」
「はい、同じウィッチのフィオさんに憧れていて同じクランで冒険したいから面接を受けに来ました。」
「最後に加入した時の制約をミリーゼからお伝えします。」
制約の説明はミリーゼたち現地人から伝えることにしている。
「『月夜の兎』はこの国の貴族になっています。
国の有事の際は強制参加することが義務付けられており、無断で他国への渡航は禁止されています。
また、社交界などの貴族の集まりに参加することも義務付けられております。」
ミリーゼはマドカをよく見てから最後に
「マドカさん、あなたは面接に受かりましたので別荘にお入りください」
マドカは退出した。
「マドカちゃん、合格したんだね」
「フィオさんへの憧れこの部分が響きましたわ、私も特訓に付き合ってもらいましたからフィオさんの技量は知っています。」
1人合格者を出し、面接は続く
ミリア、マルタの場合
「次の方どうぞ」
プレイヤーが入室した。
「着席をどうぞ、お名前とメイン職をお教えください」
プレイヤーネームとメイン職を聞いたあと、加入動機を聞くのだが
「不合格です。お帰り下さい。」
マルタはバッサリ切っていく
「今の人はどうダメだったんですか?」
「好感度が低いかった、下心があったことくらいです」
「男性なら誰でも下心があると思いますよ」
「ミリアさん、下心があっても表に出したらいけませんのよ、アルトさんやケー5さんは下心があっても表情には出していません」
「はい、勉強になります」
「ミリアさんも立派な淑女へ近づきましたね」
今だに合格者なし
フィオ、ソフィアの場合
「次の人〜」
イベントで一緒に戦った知り合いだった
「お名前とメイン職、加入動機をお願いします。」
「メロディ、メイン職はアイドル 加入動機はアルトくんがいるからかな、彼といるととても楽しいから」
ソフィアはメロディをよく観察
「最後に加入した時の制約を説明しますね
『月夜の兎』はクランで王国の特別な爵位を持っていますので王国に有事が起きた際、強制参加することになります。
また他国への渡航は禁止されております。
社交界などの貴族の集まりには強制参加になりますのでご注意を」
ソフィアは一通り説明を終え
「メロディさん、おめでとうございます。クランへの加入条件を満たしたと判断しましたので別荘の方でお待ち下さい、全ての面接終了後に改めてクランリーダーからご説明があると思いますので」
メロディはスキップしなが退出した。
「合格基準って」
「好感度は合格していました。彼女の芸術的な才能は現地人の平民や貴族にも知られていますよ」
メロディは1次転職の頃、酒場や路上で竪琴を弾きながら歌っていたりしていた。ソフィアはそのことを知っていた
「フィオさん、アイドルとはどういう職なんでしょうか」
「歌って踊れて戦える職かな?」
「大変そうですね、甘い物が欲しくなりましたわ」
「休憩時間にアルトにおやつをもらおう」
「アルトさんのお菓子は絶品ですから頑張れますわ」
ミロク、サクヤの場合
「次」
男のプレイヤーが入って来るなり、ミロクは舌打ち
「名前とメイン職、加入動機どうぞ」
「シリュウ、グラップラーっす。加入動機は自分には憧れる人が3人います。1人目は魔剣士のアルト、2人目はスナイパーのケー5、3人目は魔拳闘士のミロクの姉御っす」
「帰れ‼」
「ミロクさん、どうどう」
「馬じゃない、来るやつどいつもこいつも姉御、姉御ってお前らの姉じゃないわ」
ミロクさん完全にブチギレて、ミロクとサクヤさんの所だけ一時休止になった。
「ケー5」
「うお、ミロク 面接はどうした」
「チェンジ」
「パートナーは?」
「サクヤさんだけど」
「アルトに頼め、俺はソフィアさん以外受付けない」
「そのうちNTRそうな、キャラしてるわよあんた」
「うっ」
ミロクはアルトを探しに向かった。
「アルト」
「ミロクか、どうした」
「チェンジ」
「いいぞ、警備っても暇だからな」
アルトは面接会場へ向かった。
「あんたたちは私と一緒ね」
「ギャー(やれやれだぜ)」
「ギャギャー(怒らせると怖いからな)」




