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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
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魔に堕ちし精霊2

また風邪じゃね?身体の節々が痛いし 的な状態なんで深夜投稿無しで

ミリーゼ視点


湖から現れた『魔に堕ちし精霊』はとても悲しそうで苦しそうに雄叫びを上げている


「ミリアさん」

「どうしたのミリーゼちゃん」

「あの精霊を癒やしてあげることは出来ないでしょうか?」

「それは私も考えたよ、それをするには弱らせないといけないと思う」

「弱らせてからやってみましょう」

「そうだね、私とミリーゼちゃんなら出来るよ」


伝説の職『聖女』のミリアさんなら信頼出来る。お互い彼を慕っている仲だもの

ミリアさんと相談を終え、持ち場へ戻る


「みんな〜バフ行くよ『勇気のシンフォニー』『活力のメロディ』『勝利のマーチ』」


メロディさんの奏でる音色で身体の中から力が溢れ出すのが分かる


作戦はまず遊撃部隊の攻撃、攻撃パターンの分析をする。その後、後衛の魔法使いや弓使いが攻撃し攻撃パターンの變化があるかの確認、あとは力押し ミロクさんの作戦はとても大胆です。


これがアルト様なら・・・魔剣で力押し対して変わらない、軍師は必要になりますね ソフィアさんなら出来そうな気がします。


レイさんは素早く動き周りながら牽制用の投擲武器で攻撃しているが攻撃が通らない、接近して斬りつけており


ミイナさんは金棒を振り下ろして攻撃しているが打撃攻撃は効果が無いように見えた。


アナスタシアさんは魔槍で攻撃、槍は突きに特化しているが切断も出来るため、斬撃攻撃は効果があるようだ


『魔に堕ちし精霊』は水で出来た触手を鞭のようにして反撃を開始し始め、レイさんは回避、ミイナさんは防御に徹し、アナスタシアさんはカウンターしていた。


「触手に呪いあるから気をつけて」


攻撃を防御したミイナさんは呪い状態になり、ミリアさんがすぐに回復させた。


「遊撃部隊撤退、後衛部隊攻撃開始」


ミロクさんの指示で後衛の魔法使いや弓使いが攻撃を開始する。私も


「『ホーリーフリーズランサー』」


フリーズランサーに聖属性がついた複合属性魔法、他に二重魔法など色々と言い方があるらしい


「私も負けてられないな、マドカちゃんやるよ」

「ぶっつけですか、やります、やりますよ〜」


「「『バーニング・インフェルノ』」」


フィオさんとマドカさんの火属性合体魔法だ、湖の水が全て蒸発するくらいの熱量の魔法は『魔に堕ちし精霊』に命中した。


「2人だと威力が違うね〜消費MPは変わらないけど」

「そうなんですか」


大ダメージを受けた『魔に堕ちし精霊』は第2形態になり、触手の数が2倍に増え、雨が降り出した。


「何この雨、バフが解除されてる」

「HP減ってる」


降り出した雨にはバフを全てディスペルする効果と30秒毎にHPを削る効果があった。


「ミリーゼちゃん、大丈夫?」

「はい、『デュアルアイスウォール』」


分厚い氷の壁を作りだして『魔に堕ちし精霊』の魔法攻撃を防いだ


「フィオさん、あの雨雲を散らせますか?」

「出来ると思うよ、でもダークかライトがいたらいいんだけど」

「なら、ホーリー」

「ガゥ」


ミリアさんの竜、ホーリーが大きくなった。


「フィオちゃん、乗って ミリーゼちゃんも乗ってサポートよろしくね」

「は、はい」


ミリアさんの指示でホーリーの背にフィオさんと乗り、上空の雨雲を散らすために動く


「ミリーゼ、しっかり掴まっててよ 北風よ.その暗雲を打ち破れ『ボレアース・ブレイク』」


フィオさんの上級魔法により雨雲を散らす事が出来たが


「あっ」

「ミリーゼ、ホーリー早く」

「グゥワ」


フィオの風魔法の影響でバランスを崩したホーリーから空に投げ出されたミリーゼは何も出来ずに落ちるしかなかった。


「これが走馬灯ですか、心残りがある人生でしたわ」


ミリーゼの身体は誰かに抱き止められ空を浮遊している


「危機一髪でした。」

「ミリーゼがいなくなるとマスターが悲しむから」


クロセルとクロエルに抱き止められて無事に地上へ帰還できた。


「ミリーゼ、ごめん」

「グゥ」

「落ちたのは私のせいですから大丈夫ですわ」

「これ、アルトに怒られるやつだよね」

「それはどうでしょうね」


ミリーゼは『魔に堕ちし精霊』の魔法攻撃を防ぎ、フィオたちの魔法攻撃、ミロクたちの前衛部隊、レイたちの遊撃部隊が攻撃を繰り返した。


『魔に堕ちし精霊』は第3形態に変化した。














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