表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
153/522

蟹座は最弱のゾディアック12将

Q&A 3階の窓から飛び降りたら早くね?

A HP全損して死にます。校舎内では契約モンスターやテイムモンスターは能力が使えないから1階まで降りましょう


アルトとミリーゼは1階まで降り、落ちた悪魔を追いかけた。


「ミリーゼ、ここは」

「校舎と校舎の間にある中庭ですわ、なるべく被害を抑えるようにお願いしますね」

「相手に言ってくれ」


校舎外のため、戦闘は可能になった。


「痛って〜、クソ〜避けやがって」


甲羅のような盾を持った悪魔が復帰した。その間にセルとエルが味方を引き連れて帰って来た。


「マスター、やつはキャンサーです。」

「あれもゾディアック12将か」

「はい、最弱のゾディアックです。」


こちらの会話が聞こえていたようで


「てめぇ〜最弱って言ったな~、お前ヴァルゴじゃね〜か、相変わらずいい女だな」

「その名は捨てた、今はマスターの忠実なペットです。」

「アルト様、ドン引きですわ」

「お姉ちゃんだけ狡い」

「そんなこと言った覚えないんだけど」

「クソ〜俺は無視か」


校舎に被害がないように作戦を立てていると


「来たれ、天から降り注ぎし闇の一撃、『黒雷』」


クロセルが放った魔法は天から黒い雷がキャンサーの悪魔に命中した。『黒雷』『黒雷』『黒雷』と連打


「ゾディアックって聞いたから急いで来たんだけど」


メロディさんはやる気満々だった


「クロセルが言うにはゾディアックの中で1番弱いらしいよ」

「そうなんだ〜」


と話していたら


「蟹座『キャン』あべべべ」

「極天より来たれ、闇の雷、眼前の敵を討ち滅ぼせ『ジェノサイド・サンダーボルト』」


『黒雷』を何十倍にもした黒い雷がキャンサーの悪魔に降り注ぎ


ワールドアナウンスが流れる


『ただいま、日本サーバーにおいてゾディアック12将の1人が倒されました。それでは楽しいFROライフを』


本当に雑魚だった、蟹座と魚座って聖闘士星矢が始まった頃とても嫌われた星座だからな、バトスピの蟹座は強いよ


「なんか、終わっちゃったね」

「でもレベルが上がったね」

「メロディ、ミイナ、まだクエスト中」

「そうだった」

「アナスタシア、真面目ね」


ドロップはなにかの鍵とゾディアックウェポン『キャンサーシールド』蟹の甲羅のようなラウンドシールドで防御力と魔法防御力は中々、盾を装備出来ないから能力分からん


「エリカ、使うか」

「生臭そうで遠慮します。」


タウロストマホーク、ヴァルゴの竪琴、キャンサーシールドとアイテムボックス内の死蔵が増えた


「この鍵を使う場所だな」

「アルト様、ブランに嗅がせて見たらどうです?」

「犬っぽいけどフェンリルだぞ、そんなことできるわけ」


最後まで言いかける間にミリーゼに鍵を盗られ、ブランに嗅がせていた


「ブラン、この鍵を嗅ぐのですわ」


ブランは尻尾を振りながら臭いを嗅いだ後、ミリーゼは首輪を外した。

大きくなったブランの背にミリーゼは乗り


「レイさん、ミリアさんもお願いします」  

「はい」

「了解したよ〜」


3人を乗せたブランは勢いよく学院を出ていった。


「ミリーゼちゃん、行動力あるね」

「フィオ、言ってる場合か、セル、エル、馬車、ダーク、ライト追いかけるぞ」


ダークとライトは大きくなり、俺とフィオ、ネージュはダークに乗り、ライトにはメロディさんとマドカが乗って、ブランの後を追いかけた。残りは馬車で後から追いかけてくる

このゲームなんかガバガバの時あるよな


「ダークって2人乗りだよね」

「フィオが軽いのとネージュが子供だからだろ」

「うわ〜心外」


ブランは『ノイン』から出て、巨木から北側へ向かい、途中で森の中に入った


「見失ったぞ」

「あれじゃない」


森の中を光った物が走っている。


「ミリアの『聖光』だよ」

「モンスター避けになる魔法か」

「そうそう」


ダークは『聖光』の後を追いかけ、ライトはダークの後を追いかけた、馬車の方はセル、エルがいるため『聖光』の後を辿れた。


森を抜かけ先に洞窟があり、鉄の扉で閉ざされていた。


「ブラン、お疲れさま」

「クゥ~ン」


ミリーゼはブランに『偽装の首輪』を嵌め直した


「ちょっと待った〜」


ダークからフィオは飛び降りて見事、着地 HPは半分になった。


「フィオちゃん、死ななくて良かったね」

「ミリア、回復して」


ダークとライトは着地した。


「馬車の方も遅れて到着するし、扉の先に何があるか分からないだろ、戦力はそれなりに必要になる ネージュを忘れているぞ」

「ネージュ、ごめんなさいね」


ネージュは嬉しそうにミリーゼに抱き着いている。

気を取り直してミリーゼは扉に鍵を挿して開けた。

洞窟の中には牢屋や人が入れるケージがあり、中には貴族学院の学生や現地人の冒険者、本物の学院長がいたらしい


「学院長、ご無事ですか?」

「ミリーゼ様、御立派になられましたな」

「偽物は倒しましたわ、学院長室はボロボロですが」

「ホッホホ、国王陛下に報告が必要になりますな」

「母から依頼で来ていますので大丈夫ですわ」


冒険者を中央の巨木で降ろして、学生と学院長を『ノイン』まで無事送り届けて王妃様からの依頼は達成した。


帰りは馬車で王都まで途中のモンスターを狩りながら帰り、ログアウトした。













評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ