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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
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円卓会議

ログアウトしてから昼食を作るため台所に行くといい匂いがする。


「アーニャ、何作っているんだ?」

「パスタよ」


いい匂いの正体はオリーブオイルで香付けに使われるニンニクの匂いだった。ペペロンチーノを作っていると予想できるのと、アーニャの手料理だから俺が手を加えるのは無粋だろ


「いい匂いだね、お兄ちゃん」

「怜、またやらかしたわ」

「まぁ、お兄ちゃんらしいね」


怜と話しているとペペロンチーノは完成したようだ

アーニャが3人前を皿に盛り付けて完成、テーブルに運んで食べるだけ


「「「 いただきます 」」」


アーニャはフォークで巻いて食べているが俺と怜は箸で食べている


「アーニャ、美味しいよ」

「お兄ちゃんのペペロンチーノに匹敵してるくらい美味しい」

「Thanks」


アーニャのペペロンチーノを食べ終え食休み


「6日後、イベントが決まりました。」

「お兄ちゃんらしいよ」 

「今回のイベントは俺、参加出来ないです。」

「なぜ?」

「女性プレイヤー限定イベントなんです。水着着用で」

「お兄ちゃん参加出来ないね」

「アーニャ、水着の金は俺が出すからヴァカンス島に来て〜」

「メロディと相談するね」

「来週の金曜は別荘で女性プレイヤー限定のパーティーを行いそうなんだよな、今回姫様もイベントに参加するから」

「アメリカサーバーじゃ、城に入れるプレイヤーはいなかったわ」

「貴族の社交界に出たぞ」

「ドレスもらったよ」

「羨ましい」

「アーニャさんもクラン面接に受かればいいんだよ」

「今月、第二次クラン面接やる予定だしな」

「頑張る」


部屋に戻りログインした。別荘の自室からスタートだがミリーゼやセル、エルにダーク、ライトがいないため、なんか寂しい

1階に行くとケー5がガイナ立ちして待っていた。


「ケー5、宇宙怪獣と戦うのか」

「お前にスーパーイナズマキックしてーよ」

「ギガドリルブレイクじゃないんだ」


いつも通りだな


「ケー5、クラン面接いつやる?」

「海の日」

「了解でなんで突立ているんだ?」

「お前待ち、円卓会議すんぞ」


別荘にも円卓の会議がある なんで円卓なんだって?それは格好いいからだ


会議室にはクランメンバー全員とミリーゼがおり、オレの席はネージュが座っている

ネージュは俺を見て席から降りて、俺が座るのを待っているようで、ネージュの頭を撫でてから席に座るとネージュは膝の上に座ってきた。


「アルトくん、スクショ撮るよ」

「アルトはどうでもいいけど、ネージュ、可愛いわ」


ミロクもネージュメインでスクショ、フィオ、レイ、エリカもスクショを撮ってから会議が始まった!


「本日の議題はアルトがやらかしたイベント、ミリーゼ姫の育成方針、第二次クラン面接の3つでいいわね」

「はい、デュランダル議長」

「真面目にしないとぶっ飛ばすわよ」

「やらかしたことになってんだ?」

「アルトが発見したからよ」


湖に入ると麻痺になったことから始まったけど、調査したのミロクとフィオじゃん


「アルトが発見したイベントは次の満月の夜、女性限定イベント、水着必須、レベル40〜って告知が出てたわ」

「俺、アルトは暇だな」

「ケー5は暇だよ、アルトにはパーティーの食事を作ってもらうから」

「もしかして前夜祭と祝勝会する的な?」

「アルト様、よろしくお願いしますね」

「魔剣が見つかったら欲しい」

「考えておくわ」


次の議題に移る


「ミリーゼが『氷聖の魔術師』に転職したのでミリアとフィオにはミリーゼを鍛えてもらいたい」

「私からもお願いしますわ」

「アルト、『氷聖の魔術師』って何?」

「私から説明いたします。◯聖の魔術師というのは現地人が転職出来る魔法職の最上位に位置します。

氷聖は水聖の上位に辺りますわ、水属性と聖属性に特化しております。」

「なるほど、いいよ」

「私も大丈夫、ミリーゼちゃん、強くなろうね」

「ありがとうございますわ、ミリアさん、フィオさん」


最後の議題


「第二次クラン面接について、ケー5、任せたわ」

「ほいほい、海の日にクラン面接を行う予定、イベント終わってから2日後だな、面接場所はここの外でいいだろ、合格者は裏のビーチで遊ばせて置けばいい、別荘周りには何もないから商業クランや商会に露店の話しを持っていくくらいだな」

「『月夜の兎』は爵位を持っていますので今まで以上に厳しい審査になると思いますわ、面接官には私、ソフィアさん、サクヤさんに加えてお母様にも同席してもらう予定です。」


王妃様を見たことあるけど、ミリーゼに大人のエロスを追加したような感じの人だったな


「俺とアルトは露店の見回りだな、PK連中は帝国に行ったのが多いから前回みたいなことは起きないと思うけどな」


前回はエリカがギリギリ合格ラインだったが今回は厳しくなるはず、現地人との交流がどれだけ重要になるか


会議が終わり、ミリーゼは早速、ミリアとフィオと一緒に鍛えてもらいに


「アルト、北側には行かないでよ」

「なんで?」

「イベントをこれ以上増やすな」


ミロクとケー5から注意される


「レベル上げ行ってくるわ」

「やらかすなよ」

「やらかし製造兵器じゃないって」


レイとレベル上げをしていた密林へ、お供たちを連れて向かうことにした。








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