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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
141/522

別に

「なぁ、フィーアからの方が早かったんじゃないのか?」


ケー5の言う通りフィーアから山へ向かう方が早い


「どこかに魔剣があるかもしれないだろ、それにダーク、ライト、ホーリーを進化させる試練が何処にあるか分からんのだ」

「だから地道に歩くのか」

「しょう油こと」

「古い」

「ミリアを見てみろ、ご機嫌だろ、平和に思えるだろ」

「たしかに平和に思えて来たな、お前が隣にいると殺伐してるけどな」

「ケー5は失礼だな、ぷんぷん」 

「アルト、古いって」


何故か古いネタが出てくる


「そう言えば『魔槍士』が現れたな」

「そう言えば、クランハウスにある魔槍回収しておいたぞ、トムが魔槍を作った」

「あの魔槍はアルトが奪ってきた物だろ、トムの魔槍を確認しないとな」

「実は俺に外国人のお義姉さんがいたんだ」

「へぇ〜」 

「『魔槍士』はその人だから」

「ダウト、アルトにお姉さんは早すぎる」

「外国人のお姉さんと一緒に暮らしている。その人が『魔槍士』は本当だぞ」

「レイちゃんに聞くからな」 

「別に、いいぞ」

「別にのとこだけ沢尻っぽいねん」 

「別に」

「アルトくん、似てるね」

「ミリアも褒めるなアルトが調子に乗る」


森を抜け山道へ道中モンスターに出会うことがなかった


「何か出てきそうだから準備しとけよ」


アルトは『海銃剣リヴァイアサン』を装備した。

ケー5は『サジタリアスボウ』


「ミリア、御香ってない?」

「ワイバーンって何種だっけ?」

「龍種じゃね?」 

「あれトカゲだからな、爬虫類だろ」


ドラゴンたち3匹も頷いている


「そんな御香持ってないよ」

「よし、ダーク、挑発してこい」

「ギャーウ、ギャギャ(仕方ねーな、行ってきてやるよ)」 


ダークは飛んでいき、普段から鳴くような声ではなくデスボイス的な咆哮、山中に響き渡った


「ダークのやつ調子に乗ったな」

「何この数」

「あと2人くらい欲しいぞ」

「よし、やれ、ケー5、実力見せたれ」

「お前、今日よしもとの乗りだな」

「気のせいだ」


ケー5はサジタリアスボウを構えて魔矢を放つ、ホーミング性能もあるため一発一発を確実に当てていく


「『スターダストアロー』」


スターダストアロー:対空技の1つで上空に放った矢が流星の如く上空のターゲット対象に降り注ぐ、矢は地上に落ちる前に消えている


「ケー5、始解と卍解まで物にしろよ」

「斬魄刀じゃねーよ」

「とりあえずやってみろ」


ケー5はサジット戦を振り返る、クロセルからの後々報告にあった『不可視の一矢』アローレインの爆弾、あとはう〜ん、射る前に見事に潰してたよな


「敵を射れ『サジタリアスボウ』」


答えるかのようにサジタリアスボウは輝いたが変化はどこにも見られなかったがケー5が放つ魔矢は1本から分裂して2本になり、それぞれ脅威がある標的に対して最大8,本まで分かれることが出来る


「殲滅力、上がってるな」

「お前も手伝えよ」


銃剣を空にいるワイバーンに向けて魔弾を撃つと大きな音がしてからワイバーンが墜落、消えた


「銃剣とかありかよ」

「銃は魔力弾圧縮方式を使って開発してたな」


ワイバーンを掃討していると


「お助け必要ですか?」 


ミリアに声を掛けてきたのはアイドルを彷彿させるようなドレスを着た女性プレイヤーと銀髪でとても綺麗な女性、武器は槍を使っているようだ


「凄いね、銃剣だよ」

「アルトじゃない」

「知り合い?」

「弟よ」

「アルトくんのお姉さんですか、ミリアっていいます。」

「よろしくね、ミリアさん」

「私はメロディ、『アイドル』よ」

「私はアナスタシア、『魔槍士』」

「ユニーク職なんですね、ミリア『聖女』です。」


アルトとケー5が戦っている間、女子は話していた


「ミリア、バフ」

「はい〜はい〜」

「あの数を2人でしょ凄いよね」

「アルトくんとケー5くんは最近有名プレイヤーになっていますから」

「もう1人がケー5ね、弟子が作った魔槍をアルト経由でもらったから」

「ミリアちゃん、アルトくんって噂のあれかな?」

「アルトくんの噂は多いですから」


アルトはこちらに気がついたようだ


「アナスタシアと誰?」

「私はメロディ『アイドル』よ」

「俺、アルト『魔剣士』だ」

「噂の魔剣士くんだったんだ、会ってみたかった」

「アナスタシア、あげた魔槍の出番だぞ、空のやつら狩るの手伝って」

「いいよ、メロディはバフお願い」

「ダーク、ライト、手伝え」

「よーし、1曲目『勇気のシンフォニー』」


アイドルが歌っている間はステータスが上がるみたいだ

『勇気のシンフォニー』はHP、TP、MPの最大値を上昇させ、時間経過ごとにステータスが上がっていく

歌いながらでも戦えるそれがアイドル


アナスタシアは早速、『投槍 須虎射久』を上空のワイバーンに目掛けて投げる、回転が掛かった槍でワイバーンの腹に穴が空いていた


「いい武器ね」

「アルト〜切りが無いぞ」

「ケー5、『魔力収束』を覚えているなら『魔力拡散』を覚えろ」


ケー5は魔力拡散を取ったようで魔弓から放たれた魔矢は魔力拡散の効果で擬似的なアローレインになった。

『アローレイン』を使うと攻撃範囲が広がり、威力も上がった。


アルトは『海銃剣リヴァイアサン』から『太陽の剣サンライトソード』を装備し、『真名解放』を使い『魔弓陽光の一矢』になった。


アルトは魔弓を上空へ向けて『オールレンジ・サンライズノヴァ』上空にいるワイバーンたちは無慈悲な太陽の一撃により殲滅された。


ケー5の実験も終わり、アナスタシアとメロディをケー5に紹介した。


「アメリカサーバーで5本の指に入るのが『銀雪のアナスタシア』だ」

「その名はもう捨てたわよ」


アナスタシアとメロディと交流してから帰った


「よし、アナスタシアとメロディを仲間にするぜ」

「第2回面接の場所が必要になるぞ」

「全ての日程は任せろ」


別荘に移動してからログアウトした。







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