銃剣ゲット
ログアウトしてから洗濯物を取り込み、夕食の準備を始める
そうめんもいいが冷やし中華も捨てがたい、夕食はキーマカレーにした。だって挽き肉の期限が危ないんだもん
みじん切りにした玉ねぎと挽き肉を炒めてからルーをぶち込めば完成 誰でも出来る時短レシピ 固形のルーはレンジ温めるなりして潰しやすくしておけばいい
玉ねぎと挽き肉を炒めていると怜が帰宅した。
「ただいま」
「おかえり」
怜は着替えに自室へ向かった。ルーと混ぜ合わせてキーマカレーが完成、怜にはアーニャを呼んで来るように言っておく
アーニャも部屋から出てきてキーマカレーを食べる
「レン、『魔槍士』になれた」
「やったな」
「アーニャさん、おめでとう」
「魔槍が欲しいけどどうすればいい?」
「1本だけ、クランにあるぞ 『魔槍スクリームスピアー』って言って相手を恐怖状態にする魔槍」
「レン、欲しい」
「元は奪ったやつだからな、ケー5から没収しておく」
アーニャに『魔槍士』のことを聞いた。魔剣士を槍にした感じだった印象 運営からのプレゼントは『魔木槍 竹林』見た目は竹槍だが地面に刺すと相手の真下から無数の竹槍が生えてくる 聞いてるだけでヤバい武器
夕食も食べ終わり、順番に風呂に入ってからログインした。一緒に入った方が効率的とかアーニャに言われたが多分鼻血をだすから断った
「おはようございます。アルト様」
「おはよう、ミリーゼ」
クランハウスでログアウトしていたのとミリーゼを王都に運んだったな
クランハウスのケー5の部屋に行くとトムがいた
「トム、魔槍回収していいか」
「大丈夫ですけど、どうかしたのですか?」
「知り合いに『魔槍士』がいてな、欲しいと言われたんだ」
「アルトさんならこっちも持っていってください、初めて作って見ました。」
トムから渡されたのは槍だがただの槍ではなかった
『投槍 須虎射久』:投擲用の魔槍、投げて当たってもハズレても手元に戻って来る MPを消費することで最大3本まで分裂出来る
「魔槍だな」
「はい、作れました。」
「渡しておくよ、そのうちクランメンバーになりそうだしな」
王都をダークとライトを連れて歩いているとアナスタシアを見つけた
「アナスタシア」
「HI、アルト」
トレードを開いて、2本の魔槍をアナスタシアへ送る
「2本?」
「もう1本の方は友達の弟子の現地人の鍛冶師が作った魔槍だ、ゴブリンボーンシリーズよりも使えるからな」
「Thanks、レベル上げてくる」
「いってらしゃい」
ゲームならなおさらアーニャでいいと思うのだが、気にしてもしょうがないよな アナスタシアは東門の方へ向かった。
王都の中央から人魚の国へ移動した。
着くとすでに復興は終わっているようで、人魚たちだらけだ、人魚は美人しかいないらしい、エルフも同様だけど
「お、アルトさんじゃん」
オリヴィエに話しかけられた
「オリヴィエ王女はこんなところで何しているんだ?」
「ちょっと気分転換かな〜」
「勉強が嫌で逃げ出したのか」
「ギクッ」
図星のようだ、城に連れ帰るついでに聞くだけ聞いてみる
「人魚の国に魔剣ってないか?」
「魔剣って剣よね、ないなけど海槍ならあるよ」
「海槍って魔槍だよな」
「そうよ、『海槍アビストライデント』使える人がいないから宝物庫で埃被ってるわ 欲しいの?」
「たまたま『魔槍士』が友達にいてな、『魔剣探知』使うの忘れてたな」
『魔剣探知』を使うと城の方から反応があった
「オリヴィエ、城の方から反応があったぞ」
「じゃあ、ママに聞いてあげるわっていつまで脇に抱えているのよ せめてお姫様抱っこがいい」
「勉強から逃げ出した悪い子はこれでいいんだ」
人魚の国の城、マーメイドキャッスルに到着した。夏なんだよな〜Yo!say.夏が胸を刺激する ナマ足魅惑のマーメイド
「どうしたの鼻歌なんてして」
「季節とオリヴィエが人魚だからたろうな」
オリヴィエを連れて城に入るとオリヴィエを捕まえたことで感謝され、オリヴィエは人魚の女王に怒られていた
人魚の国を救ったことと、オリヴィエの保護とか色々迷惑をかけたから宝物庫から好きな物を2つまで持っていっていいと言われた 宝物庫の案内もオリヴィエ
「今日はアルトがいたから短時間で済んだわ」
「いつもは?」
「正座で3時間ね、夕食とおやつが無しになる」
「ミリーゼを見習って王女らしくしろよ」
「ミリーゼってあのメイドよね」
「彼女は王女だよ、好きであの格好をしているだけ」
「なんか、自信でてきた」
宝物庫へ着き、『魔剣探知』を使うと目当ての物を見つけた 銃剣のような形の剣だった これ撃てるのか?
『海銃剣リヴァイアサン』剣と銃が合体して生み出された太古の魔剣、銃の機構には魔力弾圧縮式を採用され、MPを使い魔弾をチャージ&装填、TPを使い発射する。魔弾の威力は海を割ると言われている
剣の説明がないぞ〜今の文明より前の文明の方が発展していたと伺える文脈
「オリヴィエ、『海銃剣リヴァイアサン』と『海槍アビストライデント』をもらっていく」
「はい、『アビストライデント』」
「普通に手渡しかよ」
アイテムボックスに収納した
「たまに来るから」
「観光案内なら任せて」
「やることやってからな」
人魚の国の中央にあるワープ像から別荘へ移動、ちょうどケー5がいた
「ケー5くん、実験しーましょ」
「『サジタリアスボウ』を使ってみたかったから仕方ねぇーな」
「俺も新武器使いたいし」
「でどこ行くよ」
「ワイバーン相手でいいんじゃね?」
「ドライに行くか」
「待って、私も行く〜」
俺、ケー5、ミリア、ダーク、ライト、ホーリーでドライに移動した。
「ミロクちゃんのゾディアックウェポン格好良かったんだよ〜」
「どんな感じに」
「獣化なんだけど、金ピカに光ってたよ」
「ハイパーモード化してないそれ?」
「四足歩行になるのは嫌だぞ」
3人と3匹はドライとフィーアの間にある山を目指して歩き始めた




