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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
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人魚の国を救え4

西側のアルト視点


サハギンを全滅させて、城に向かっている道中、フィオから通信が


「もすもす」

「出たよ」

「何が?」

「ゾディアック、弓の遠距離攻撃で動けない」

「位置は?」

「城の屋上」

「了解、レイをこっちに向かわせて」


フィオからの通信を切った。


「弓が武器だから射手座のゾディアックかな、いるみたいだ」

「どうするの?遠距離攻撃なんてできないわよ」

「城の屋上から引きずり下ろすが正解だな、高低差がある分向こうからの狙い撃ちされるだけだし」


ここにいる全員が納得してくれた。


「レイがこっちに来るからクロセルを捕まえた時のように動きたいけど、ダーク、ライトはお留守番だからな」

「マスター、無理だよ 運べないよ」

「知ってる、ちなみにゾディアックと戦ってみたい人射る?一撃もらえば俺でも半分以下になるけど」


誰も手を挙げなかった。ミロクお前もか


「今回は分が悪いから遠慮するわ、接近する方法が知りたいくらいよ」

「2〜3方向からの攻撃で注意をそらしてレイを接近させる 鉤縄に引っ掛けて引きずり下ろす」


ケー5に通信しておく


「ケー5、生きてるか?」

「ギリギリなんとか」

「2〜3方向からの攻撃で注意をそらす」

「了解」


通信を切った、フィオにはレイから言ってるだろうな、思考が似ているし


「マスター」 


ダメージを受けている、クロセルが戻って来た。


「敵はゾディアック、射手座のサジットです」

「セル、だいたい予想はしてたから大丈夫だよ」

「さすがマスターです。」


セルのダメージを『ヒール』で回復させる


「俺、セル、エル、ケー5が引き付けだな、その間に城の中に攻め込んでくれ 指揮はタイジに任せる」

「ん、俺?」

「この前のイベント、東側を回してただろ」

「あれは初心者が多かったからだけど、今回は違うだろ」

「隣のじゃじゃ馬よりマシだって」

「アルト、死にたい?」

「ほらな」


ミロクに指揮任せると自分の思い通りにいかなければ癇癪起こしそうだからな、独断と偏見も混じってるけど


「お兄ちゃん、来たよ」

「レイ、早かったな」

「フィオさんも攻撃に参加するよ、クマゴロウさんが盾になるって話」

「マスター、やつの『不可視の一矢』だけにはお気をつけを、背後から命中します。」

「なるほど、だからその傷なんだな」

「はい」


セルとエルの攻撃が始まれば作戦スタートになった


「「来たれ、天から降り注ぎし闇の(光の)一撃、『黒雷(白雷)』」」


セルの黒雷とエルの白雷がスタートの合図になり、サジットに多少だがダメージを与えた


アルトは『魔剣ブラックゲイル』を装備し、『大飛斬』を放ち、ダウンしているサジットに追撃する。


大飛斬:飛斬の威力、射程距離を大幅に拡張された、大剣専用剣技になっている


「今のは効いたぜ、ヒャハハハッハハハ、ヴァルゴちゃんそんなに会いたかったのか」

「お姉ちゃん、あれ気持ち悪い」

「それは同感です」

「お姉ちゃん?よく見れば似ているな、姉妹揃って2度と逆らえないように羽根をちぎって孕ませてやるよ」


セルとエルはサジットの周囲を周るように飛び、ときおり地上からの『大飛斬』とセルとエルによる魔法攻撃で一方的に防御体制にされているため弓を引けなくしている

 

そしてサジットの両前足に鉤縄を引っ掛けたレイが屋上から地上へダイブ 質量差があるため、油断しているタイミングじゃないと効果が薄いからだ サジットは屋上から落ちている


地上へぶつかる前にクロセルにより、レイは救出され無事だった


「ヒャハハハッハハハ、同じ舞台に立てたと思うな猿ども 射手座『サジタリアスボウ』ヒャハハハッハハハ」


笑いながらサジットが纏う雰囲気が変わった



 

  





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