ミリーゼは美しかった
夕飯を食べてから早めに風呂に入り、明日の準備やらとしているうちに約束の時間になったため、ログインした。
「アルト、来たな」
「屋敷組全員連れてきたのか?」
「人手がいるからな、別荘も見せておきたかったが姫様からのオーダーだ あと13日にパーティーが決定した、ソフィアさんも来るから料理の方は任せた」
ソフィアさんが来るならサクヤさんも来そうだな
「あと、弟子たちの水着を買っておいたから支払いはクランの貯金から使った」
「それは構わないがあまり深い所に行かせるなよ」
「水難事後って怖いもんな」
別荘では全員、水着に着替えて準備万端だった。
「アルト様、どうでしょうか」
水着姿のミリーゼを見た俺はとっさにフライング土下座からの
「ありがとうございます。とてもお美しゅうございます」
正面とローアングルからスクショを撮っておいた
ミリーゼは白のビキニ、腰にパレオを巻いており、歩くたびに揺れるお胸様とか普段は見ないポニーテール姿とか、とにかく全てにおいて完璧過ぎる シコリティたけーわ
「アルト様、ありがとうございます。そのアルト様も格好良いですわよ」
「ミリーゼと比べると月とスッポンだぞ」
俺の土下座した行動の意味をミリーゼは面倒を見ている子たちに説明をしている
「なるほど、アルト様はミリーゼ様を女神だと思いあのような行動を」
「ミリーゼ様はいつも以上に神々しいですから」
「ミリーゼ様、綺麗」
「あなたたちも将来、相手を見つける時はアルト様のように多少の変化に気づくような殿方の方が良縁ですわ」
「ミリーゼ様、アルト様は鈍感ですよ」
「ミリーゼ様、私たちよりもアルト様とのことをお考えになられた方が」
「大丈夫ですわ」
ミリーゼたちの話はよく聞こえない。レイ、エリカ、フィオが水着に着替えて来た
「お兄ちゃんどう?」
「とても似合ってるぞ」
レイはピンク色のビキニでとにかく胸がデカイ
「アルトさん、どうですか?」
エリカはオレンジ色のタンキニと呼ばれる水着だ、俺の寝巻きと大差なくね タンクトップと短パンだけどな
「いいと思うぞ」
「ありがとうございます。」
水着の審査が始まったようだ、語彙力の無い俺には厳しい戦いになりそうだ
「アルト、私は」
「とても可愛らしいな」
フィオは緑色のワンピースタイプの水着、ビキニで大人びてポロリされるよりマシだ
「レイ、セルとエル、オリヴィエは?」
「お兄ちゃんの部屋で寝てたよ」
「レイ、起こして来て」
「うん」
俺の部屋はあるけど、料理人だから厨房で作った方が早い 個人の部屋は屋敷や別荘の中でログアウトした時に次のログイン地点としてスタート出来る地点それが部屋になっていたり、生産職の生産場だったりする。 クランハウスの部屋はミリーゼに占領されつつある
「アルトくん、見てみて」
考え事をしていたらいつの間にかミリアが目の前にいた、ミロクもいる
「似合っていて可愛いぞ」
「やった!!」
ミリアの水着は水色のビキニで金髪と水色とベストマッチしている。ミロクを見ると
「評価しないで、集まっているならさっそく、行きましょう」
別荘の裏口から歩いてビーチに辿り着いた
「3班に分かれて行動な」
エアー草を探すのは俺、セル、エル、オリヴィエ、ミロクとエリカ
エリカが作ったボートに乗り少し沖へ
3時間後、大量に素材を手に入れて帰ってきた。明日も早いため早めにログアウトした。




