アルト、水着の色を決める
別荘から町へ早速向かう、アロハシャツは俺だけで周りは普通に装備している ミリーゼはメイド服を着ている
「夜は『エラワカメ』の素材を集めに行くから水着買っとけよ」
「どんな、水着にしようかな」
「レイちゃん、お金足りるかな」
「足りなかったらお兄ちゃんが出してくれるよ」
「ミロクは競泳水着?」
「フィオはスク水よ 名前はひらがなで書いてあげる」
「ごめんなさ〜い」
俺の話聞いてないな、俺は空気、俺は空気
ミリーゼがいつの間にか隣にいた
「アルト様」
「どうした?」
「私に似合う水着を選んでくださいね」
「頑張ります。」
ミリーゼは銀髪に白い肌、とても綺麗で胸も大きい 個人的には紫なんだが、白も捨てがたい 着くまでに決めておこう
ツヴォルフ商会のヴァカンス島支店に到着した。俺は今日2回目
「水着の種類多いね」
「これ、迷うわね」
「ミロク、リアルと同じやつ買うほうが無難だぞ」
「これだから男子は、リアルだと着れない水着を着るのよ」
「ミロクちゃん、これは?」
「ミリア、それ紐よ」
「ギリギリ隠せる所を隠す水着だよ」
「完全にアウトね」
「でも、種類は被っても色は被りたくないね」
「そうね、アルト、私たちのカラーを決めなさい」
「マジで、セルとエルが黒と赤の水着だけど」
「その色は被ってもいいわ」
「いいのかよ!!なんて、日だ」
「アルト、頭剃るよ」
「小峠は止めて」
「お兄ちゃん、元気よくこんにちわは?」
「レイ、それも頭剃られるから」
ミリア、ミロク、フィオ、レイ、エリカ、ミリーゼに合う水着の色を決めた。
「決めたぞ、ミリアは水色、ミロクは赤、フィオは若草色、レイはピンク、エリカはオレンジ、ミリーゼは白」
「アルト、若草色ってなんなのさ」
「緑っぽい黄緑」
「緑でいいじゃん」
「その辺りは任せる」
女性陣はそれぞれ決めた色の水着を選んで試着していく 試着した状態は見せてもらえない
「アルト、覚えておきなさいよ」
ミロクにキレられた、後々ミリアに教えてもらったのだが赤はビキニタイプの水着しかなかったようだ 紺色だとビキニかスク水の2択らしい
女性陣はついでに浴衣も買ったようだ、ガチャを回す覚悟をしていたミリアだが店で買ったようだ
レイとエリカはお金が足りなかったのだがミリア、ミロク、フィオが足りない分を出してくれたようだ
ミリーゼの購入分は2割引きだったらしい
買い物が終わり、別荘へ帰る
「アルトくん、『エラワカメ』って何が必要なの?」
「ワカメの茎とエアー草、魚の切り身」
「エアー草はどこで取れるの?」
「海の中らしいぞ、人魚のレシピだからな、エアー草を探すのはオリヴィエに手伝ってもらう予定だぞ」
「アルト、素潜りって何分くらい持つの?」
「試したことないな、フィオ、行ってよし」
「行かないよ」
「3組に分かれて行動だな」
「お兄ちゃん、ボートとか必要になるんじゃない?」
「ボートか、よしエリカ、作って木工」
「『木工職人』でした。作れなくても怒らないでください」
「何事にも経験が必要だからね」
別荘に帰り、エリカは別荘の裏の敷地内の木を切り倒してボートの作製を開始した。
「おう、帰ったか」
「ケー5、銛を作れ〜〜今すぐ」
「お、おう」
ケー5は別荘からクランハウスへ向かった。
ミリアは日焼け止めの制作、ミロクはクランハウスにモンスターの面倒を見に、フィオは釣り具を作製(魔道具)レイとエリカは東側へ散策
俺はダーク、ライトとセル、エルを連れてレイたちとは違うルートで東側へ散策
リアルの時間は夕方になり、東側の散策は「何も成果が得られませんでした。」
ミリーゼはソフィアさんのお宅でお茶会らしく、ケー5が責任を持って隣の屋敷まで連れていった
「また、後でな」
「お疲れ〜」
「アルトくん、水着楽しみにしててね」
「アルト、スクショ撮ったら殺すわ」
フィオ、ミリア、ミロクはログアウトしていき
「アルトさん、レイちゃん、またあとで」
「エリカちゃん、バイバイ」
エリカもログアウトした。
「夕飯どうする?」
「炒飯」
「お手軽な妹で助かるよ」
「甘える時は甘えるからね〜」
俺とレイもログアウトした。
早速、炒飯を作る 怜には卵を割って混ぜるくらいの仕事をさせる 炒飯を作るには中華鍋に限る




