表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
122/522

人魚の国の王女オリヴィエ

たまたま、倒れている人魚を見つけてしまった。


「お兄ちゃん、どうするの?」

「どうしょうか、レイは着替えないのか?」

「水着を買おうと思ったんだけど、お金が足りなかったの」

「買ってないんだ」

「うん、お金貯めないとね〜」

「ガチャは?」

「考え中」


グゥ~と大きな音がする。


「マスター、人魚の人のお腹が鳴ってるよ」

「エル、人魚って何食べるの?」

「う〜ん、わかんない」


とりあえず、おかゆを作ることにした。


「お兄ちゃん、お腹が空いてきたよ」

「マスター、私もです。」

「マスター、私も」

「ギャウ」


レイ、セル、エル、ダークのご飯はアイテムボックスのストックから提供した。


「クンクン、いい匂い」


人魚が目を覚ました。


「食うか?」

「うん、食べる」


人魚はおかゆをふぅ~ふぅ~しながら食べている


「熱いけど、美味しい」

「それは良かった」


人魚が食べ終わるの待ってから話しを聞く


「なんで倒れていたんだ?」

「私たちが住んでる人魚の国が大ピンチなの、天上人の人たちに助けを求めなさいってママに言われたの」

「ママって?」

「人魚の国の女王様」

「セル、エル、人魚ってどういう分類なんだ?」

「現地人ですね。テイムも可能です。」

「好感度を上げないとテイムできないよ」


テイム出来るんだ〜陸での生活は厳しいだろ


「名前聞いてなかったな、俺はアルト、こっちのドラゴンはダーク」

「ギャウ」

「堕天使のクロセルです。」

「天使のクロエルだよ」

「レイです。よろしくね」

「ドラゴンに堕天使、天使、初めて見たよ 私はオリヴィエ 人魚の国の王女だよ」


とりあえず、クランのログインしているメンバーを確認すると、フィオだけログインしている 通信してみるか


「もすもす、俺俺」

「アルト、切ってもいい」

「待て待て待て」

「今度は何やらかしたの?」

「人魚を見つけた」

「聞こえなかったな〜もう1回」

「倒れた人魚に餌付けしたらイベントクエスト出た。」

「また、やらかしたな」

「それと別荘の修繕が終わったらパーティーするぞ」

「こっちの難易度が勝手に上げられてるよ」

「頑張れ〜」


通信を切った


「どうやらまた、やらかしたようだな」

「お兄ちゃんは陰の実力者になれないね」

「やってることが主人公ムーブだもんな」


オリヴィエと話しをする


「オリヴィエ、俺たちは人魚の国を救えばいいんだな」

「うん、だけど今は人魚の国の結界で近寄れないから」


14日からのリゾートイベントに合わせて行けるようになるのか


「水中の中だと呼吸が出来ないぞ」

「それなら良いものがあるよ」


オリヴィエは胸元から緑の物体を取り出した。


「これを食べると水中にいる時はエラ呼吸が出来るアイテムなんだ、ママからこれのレシピを預かっているから天上人の人たちにレシピを渡して沢山味方を連れて来るようにと」

「現地人はダメなのか?」

「現地人でも強い人は一握りしかいないって」

「オリヴィエ、これの名前は?」


エラコンブじゃないよな、ハリーのポッターにあったけどさ〜


「エラワカメだよ」

「へぇ〜ワカメなんだ、オリヴィエはこれからどうするんだ?」

「そうだった、どうしよう 国に帰れないし」

「マスター、保護しましょう」

「マスター、助けてあげよう」

「オリヴィエ、俺たちの別荘に来いそっちの方がいい、オリヴィエはエラワカメを作れるのか?」

「うん、作れるよ 淑女の嗜みだもん」


ダークに大きくなってもらい、背中に俺、レイ、オリヴィエが乗り セルとエルは空を飛んで別荘へ帰る


別荘に帰るとボロボロだった壁は修繕されていた。


「おかえり、アルト、レイちゃん」

「ただいま、フィオ」

「ただいま、フィオさん」

「なんでアロハシャツ?」

「ハワイ気分、西側は海、東側は湖だからな水着はあって問題ないぞ」

「ぐぬぬ、レイちゃん、水着は?」

「えっと、手持ちがですね」

「あ〜なるほど」

「そっちの金髪ボインちゃんが人魚ちゃん?」

「初めまして、オリヴィエです。」

「私はフィオーレ、フィオって呼んでね」

「フィオにはエラワカメを作ってくれ」

「こちらがレシピです。どうぞ」

「レシピあるんだ、なるほど〜簡単・・・・ってバカーーーーまた作業だよ」

「オリヴィエ、これって分類は何になる?」

「食べ物、魔法薬になりますよ」

「食べ物なら俺でも作れる、魔法薬扱いにもなるからミリアでも作れるからフィオは作業から解放されるな、おめでとう〜」

「そのおめでとうの言い方プリン伯爵っぽくて嫌だ」


ケー5に相談することが出来たな、ミリーゼにオリヴィエのことを相談しないと 忙しいな〜


「お兄ちゃん、そろそろ時間だよ」

「なんの?」

「お昼」

「セル、エル、あとで戻って来るから」

「はい、お待ちしておりますね」

「絶対に戻って来てね」


俺とレイはログアウト、フィオも作業が終わったみたいでログアウトした。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 題材がゲームじゃなくて、異世界転生とかなら読めた [気になる点] ご都合主義というか、ゲームって基本平等じゃないとダメでその上で主人公の引きだったり、ゲーム側の都合が筋通ってるのならいいけ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ