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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
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天使クロエル

門から中に入ると噴水付きの広い庭だが手入れがされていないため荒れ放題で草が伸びている

別荘は王都のクランハウスと同じで2階建、屋敷の裏のビーチまでが別荘の土地になるため、プライベートビーチが手に入ったことになる


「こりゃ、手入れが大変だな」

「あんたは何もしないでしょ」

「俺だって草むしりくらいはするぞ」


屋敷の建物に近づくと屋敷の壁が所々剥がれ落ちていたりと、不気味に思えてきたがケー5とミロクは普段通りで場が和む


「修繕が必須だな」

「だから破格な価格だったのでしょう、修繕を頼むにしてもツヴォルフ商会の大工がすることになりますし」

「修繕ならフィオがなんとかするから大丈夫かな」

「げ、私が作るの?素材の提供をしてくれるなら頑張るけど」

「素材集めくらいはやるさ、全員で手分けした方が早いしな」


別荘の修繕費はフィオがアイテムを作るということで抑えることが出来た。


「クロセル、どこにいるか分かるか?」

「屋敷の中ですね」


ミリーゼが玄関の扉の鍵を開け、扉を開くと埃が凄かった、天井に穴が空いていないため雨漏りからの木の腐敗などはなかった。


「掃除に力が入りますわ」

「ミリーゼ、掃除より原因究明からだ」

「はい、失礼しましたわ」


俺、ミロク、ミリーゼ、クロセルは天使を探す あとのメンバーは部屋の点検と窓を開けて空気の入れ替えをする


クロセルの案内で2階の奥の角部屋に行くと扉には結界を張るための札が貼られていた。


「この奥です。弱っていますので早めにお願いしますマスター」

「そうだな、魔剣でぶった斬るか」

「別荘を壊すな、結界くらい解除するわよ」


ミロクが結界を解除していく


「これで終わったわ」

「中に入るぞ」


扉を開けて中に入ると白髪でツインテール、背中に白い羽根が生えた女の子が苦しそうに倒れている


「クロエル」


クロセルは倒れている天使の名前を呼びながら慌てて駆け寄った


「マスター、クロエルを妹をテイムしてください」


倒れていた、天使はクロセルの妹らしい


「あとで怒られた時は頼むな」

「はい、おまかせください」

「『テイム』」


クロエルをテイムすることが出来た


『日本サーバーにおいて、『天使』のテイムが確認されました。テイマーには運営よりアイテムを贈ります。』


クロセルをテイムした時と同じワールドアナウンスが流れた


クロセルにミリアお手製のポーションを渡しクロエルに飲ませている


「これで一件落着か?」

「ここの前の持ち主を調べましょう」

「立派な監禁事件よ、きっちり落とし前を付けて上げるわ」


ミリーゼとミロクはやる気だ


「あれ、お姉ちゃん?」

「目を覚ましたのですね、クロエル」


姉妹の再開が目の前で、起きている お互い涙を流しながら抱き合っている


「クロセルさん、良かったですね」


あれミリーゼも泣いてる


「あの馬鹿もたまには役に立つじゃない」 


ミロク、お前もか 俺も泣いた方がいいのか?


「マスター、妹のクロエルです。」

「初めましてマスター、クロエルです。」


クロエルは白髪ツインテールで小柄な割に出てるところは出ているトランジスターグラマーってやつだ


「クロエル、ここで何があったか説明を」

「天界を追放されたお姉ちゃんを探して下界に来た時にたまたま力尽きてここで休んでいたらこの結果になりました〜」

「結界が張られてた理由は?」

「それがよく分からないのです。」


運営から届いたアイテムはクロエルの装備、メイド服が入っていた。


「お揃いですね」

「ありがとう、マスター お姉ちゃんに会わせてくれて」

「今日はクロセルと一緒に休んでいいからな」

「マスター、感謝します。」


今日は『天使』をテイム、別荘の壁を修繕するのに必要な素材を集める作業をして終わった。


明日は日曜だから遅れを取り戻すつもりで頑張るぞ








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