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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
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そうだ、別荘を買おう

プリンセスミリーゼ号に乗ってドライの町から出港した。


「ミリーゼ、到着までは」

「この船は速すぎますので30分ほどで到着しますよ」


ミリーゼの説明は続き、通常のヴァカンス島へ行く船だと1時間掛かるらしい プリンセスミリーゼ号の動力は魔動エンジンというもので空気中の魔力を取り込んでエネルギーに変換しているそうだ

これを開発したのは魔道具師と錬金術を極めた魔導錬金術師という職の現地人らしいがすでに他界している


魔動エンジンを小型化すればバイクとか作れるんじゃね?


「ミリーゼ、動力部って見れる?」

「特別ですよ」


ってことでフィオを連れて動力部を見に行く、クロセルもついてくる


「凄い、私もこれ作りたい」

「フィオにはバイクか車を頼むぞ」

「小型化を考えないといけないね」

「マスター、この動力部は失われた技術で作られています。」

「クロセルさん、魔導錬金術師がお造りになられた魔道具ですわ」

「『魔導錬金術師』が作ったのなら本物です。」

「となると、『マスター錬金術師』『マスター魔道具師』にならないと修得不可能な職になるのか〜」

「フィオ、任せたぞ バイクに剣を収納したり、バイクから剣を取り出して戦ったりするのは憧れるからな」

「それクラウドじゃん ケー5にAC版のバスターソードを作ってもらってよ」

「ケー5に頼むか」

「『マスター錬金術師』はすでにあるから『魔道具師』を極めるだけだね」

「マジで」

「この間、サブ職を変更しに行った時に確認してるから」

「『錬金術師』のまんまだぞ」

「アルト、これ」

「『偽装の腕輪』だと」

「錬金術で作れるんだよ~」


フィオはすでに『マスター錬金術師』だった


「王都防衛戦前にはすでに『マスター錬金術師』だったってことか」

「当たり〜」


最近、フィオが作るアイテムが高性能だった理由か


「ミリーゼ、ヴァカンス島には教会はある?」

「ありますわ、王家御用達にしている商会の支店もありますので別荘の購入もそちらでできますわ」

「ツヴォルフ商会じゃないよな」

「よくご存知ですね、そのツヴォルフ商会ですわ」


ツヴォルフ商会で俺はよくポーションを買っている ミリアがくれるけど使うのがもったいないからな タウラス戦であのポーションがなかったら負けてたな


「クランハウスもツヴォルフ商会で買ったぞ」

「たしか呪われた曰く付きの屋敷でしたわね」

「屋敷の地下室に呪われた魔剣が放置されていたのが原因だったんだけどね」

「それなら、曰く付きの別荘になる屋敷がありましたわ、着きましたらツヴォルフ商会ヴァカンス島支店へ参りましょう」

「そうだな、フィオ 切り上げるぞ」

「だいたい理解したからいいよ〜」


動力部のある部屋から出た


「そろそろ到着しますわ」


プリンセスミリーゼ号はヴァカンス島にある王族専用の船着き場に着き、俺たちは下船した。


「別荘を買おうと思うんだけどいいかな」

「いいぞ、クランハウスから直接行けるだろうし文句なし」

「私も大丈夫だよ」

「購入費が割り勘なら文句ないわ」

「色々と設備が欲しい」

「お兄ちゃんに賛成」

「ゆっくりしたいです。」


全員賛成ってことでミリーゼの案内でツヴォルフ商会のヴァカンス島支店へ


「これはミリーゼ様、アルト様、いつも御贔屓に」


ヴァカンス島にいたのはツヴォルフ商会の商会長だった


「今日は視察に来ているだけでございますよ」

「商会長、早速なんだけど曰く付きの別荘を買うわ」

「ミリーゼ様、お目が高い 女性の泣き声が聞こえると言われている別荘がありますよ その原因は誰にも分からないままです。」

「その別荘を買うわ、お値段は?」

「タダでと言いたいのですがこちらも商売ですので10万でどうでしょうか」


俺とケー5が素早く5万ずつ出した


「商会長とまた会ったのは何かの縁だしな」

「ツヴォルフ商会にはいつもお世話になっているし」

「ありがとうございます こちらがその別荘の鍵でございます。」


ツヴォルフ商会を出て別荘へ


「マスター、先に見てきます」

「行ってよし!」


クロセルを先行させた


「アルト、たまに小ネタ入れてくるよね」

「フィオは分かったか」

「氷帝の名物監督だろ、監督の中で唯一キャラソンを出してるくらいだからな」


ケー5も知っていたし、そんなアニメ情報まで 


「町から少し離れているね」

「別荘の裏はビーチだな」

「大きさはクランハウスと同じくらいね」


別荘に到着した。空からクロセルが降りてきて、報告がある


「マスター、『天使』の気配がします。」

「マジで‼」

「アルトからユニークに改名しろ」

「う〜ん、天使かどんな子だろう」

「あんたはまた、頭が痛い」

「アルトといるとほんと楽しいよ」

「恐るべし、魔剣士伝説」

「お兄ちゃん、ハーレムだね」


言われ放題言われる


「ミリーゼ、中に入ろう」


ミリーゼは別荘の門の鍵を開けた。






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