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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
3章 夏だ、海だ、水着だ、リゾートだ‼
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プリンセスミリーゼ号

ログアウト後、夕食を作るのだが怜にリクエストを聞こうと怜の部屋へノックしてから入ると


「おに、御主人様」

「なんでメイド服?」

「お兄ちゃんがメイドさん好きそうだから」


怜はドンキホーテで売っているようなメイド服を着ていた


「メイドさんが好きではないぞ、それと胸が窮屈だろ」

「うん」

「夕飯は何がいい?」

「明日、オフだから餃子」

「食材買ってくるから作るの手伝えよ」

「皮に包むのは得意」


スーパーに餃子の食材を買いに向かう ミンチ肉、餃子用のキャベツのみじん切りされている袋、餃子の皮を購入して家に帰った。

家に帰ると、怜は色々準備をしてくれていたので助かる


「餡が出来たから皮に包むぞ」


怜は料理は出来ないのだが皮に包むとかの作業が得意でパンを作るとしても俺が生地を作り成形は怜がした方が見栄えがよく見える


完成した餃子をホットプレートに列べて、焼いていく

今日の夕飯はご飯と餃子だけで済ました。


20時前にログインした。


「アルト、来たな」

「どうした、ケー5」

「クロセルさん、進化してるんだが」

「昼に進化させた、『天使』『ダークヴァルキリー』『悪魔』の3択だぞ」

「お前の考えは分かったぞ、天使にすると種族まで変わるかと考えたな」

「悪魔の方が良かったか?」

「名前の変更が出来るなら」

「レイと同じこと言ってるな」


俺は視線に気づき振り向くと無言の圧力を出しているミロクがいた。腕組みをして、ガイナ立ちをしている


「アルトくん、校舎裏に来ようか」

「校舎裏ないぞ、何動揺しているんだ」

「私が進化先で悩んでいるのにあんたは」

「3択のうち、今の種族のまま進化させただけだ」

「説明」


クロセルの進化話をしました。正座の状態で


「『天使』と『悪魔』もテイム出来るってことね」

「俺なら出来ると思う サブ職『カオスマスター』になっていたしそれのおかげでクロセルをテイム出来たし」


契約とテイムは別で契約は何体でも可能だが、契約をするための素質があるかどうか テイムはレベルを上げればテイム数を増やすことができ、テイムモンスターは合計3体までしか連れて歩けれない

テイマーのスキルで連れているモンスターを控えのテイムモンスターと入れ替えれるスキルを使い臨機応変にモンスターを使って戦える職がテイマーだ。


「ミロクはサブ職を固定して育てろ、『調教師』で十分だろ、テイムモンスターなら俺かミリーゼ、今後、面接で合格するかもしれないテイマーに任せろ」


ミロクのステータスはレベル上限の引き上げがなかったらスキル連打の近接格闘職止まり

魔拳闘士は攻撃力、素早さ、魔力が上がりやすい職なのだが、サブ職を魔法系の職にしている、攻撃力よりも魔力とMPだけ多くなっており、TPが低い


「俺から言えることはこのままだと危ないぞ、『陰陽師』よりも物理アタッカー系の職にした方がいい」

「忠告どうも、少し考えるわ」


ミロクと話しあいが終わり、ぞろぞろと他のクランメンバーがログインしてきた。


「おはよう、アルトくん」

「おはよう、ミリア」

「クロセルちゃん、雰囲気変わったね」

「進化したからな、強くなったぞ」

「そうなんだ〜」


フィオ、エリカがログインして来た


「みんな、ガチャチケ使った?」

「売ってる物を買うぞ、男は」


男のスキンガチャは普通過ぎてガチャチケがもったいない


「浴衣は欲しい柄があるから回したいけど」

「私も売ってる物で考えるわ」


ミリアは欲しい柄の浴衣があるため考え中、ミロクは売ってる物を見てから判断

レイとエリカもその考えに至った


「みんなさん、お集まりですね」


ノースリーブの白いワンピースに麦わら帽子を被ったミリーゼが来た

ワンピースの方は俺が前に買った物です。


「ドライの船着き場から私の専用船に乗って向かいますわ」


ミリーゼをゲスト登録して、ドライの町へワープした。


「いつもより人が多いな」

「アップデート後、ドライの町へ行くプレイヤーが増えたからな、船でリゾートエリアに行けるが好感度で値段が変わるぞ」

「好感度による入場制限的な感じか」


リゾートエリアと言っているが正式名称はヴァカンス島、王国の領地内だ


「みなさんの付いてきてくださいね」


ミリーゼを先頭に後ろからついて行く


「ケー5、魔剣士は増えたのか?」

「まだだ、海外でもまだいないぞ 『ゴブリンボーンソード』を改良してみたがすぐに壊れて改良は無理だった」


俺とケー5が話しながら歩いているといつの間にか船着き場に到着しており、目の前に大きなクルーズ船


「これが私の専用船『プリンセスミリーゼ号』ですわ」


うわ〜凄い、あの国王の溺愛っぷりが分かるぞ


「それでは参りましょう」


船内へ、豪華客船にも見えるな


「沈没したらタイタニックだな」

「ケー5くん、不謹慎だよ」

「ほんと、ケー5はアイアンクローね」


ケー5のHPはアイアンクローで削られている アイアンクローは最強技の1つなのでわ?

*アイアンクローは隠された拷問技の1つです。誰でも使えます。


「ミリーゼ、船の操縦はどうするんだ?」

「この船は魔道具のような物ですから行き先の指定と私の魔力さえあればいつでも出港できますわ」


ヴァカンス島に向けてプリンセスミリーゼ号は出港した。



















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