表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
2章 第二陣と王都防衛戦
108/523

それぞれの兄妹の話

フリーナ引いた〜トリックフラワーマラソンしないと

ランニングから帰って来たあと、シャワーで汗を流す。ランニング途中で夕立と遭遇してしまったから運がない


どたばたと帰ってきた、夕立の被害者がもう1人


「お兄ちゃん、ずぶ濡れだよ」


怜が行っている中学校はワイシャツではなくポロシャツだ、それでも色物の下着は透ける


「シャワー、浴びて来い」


怜は着替えを持って浴室へ


「今日はピンクだったか」


洗濯する時に怜の下着を見ているため、持っている下着の色は把握している、タンスの中を開けて見るなんてしないからな

あの年齢はお父さんの服と一緒に洗わないでとかよくあるのだが、草薙家は片親 母親は海外で仕事をしているため、年に1回帰ってくるかどうかくらいだ 仕送りしてくれる金額は異常で無駄遣いしないようにしているけど 感謝はしている


夕食の献立を考えるため、冷蔵庫の中を確認しているが、ランニングを優先にしたため買い出しをしていなかった。


「お兄ちゃん、どうしたの?」


シャワーからあがった怜がやって来た、中学生とは思えないスタイルでタンクトップと短パン姿は目の毒なんだが注意しても止めないしな〜


「買い出しを忘れてて、夕食と明日のお弁当のおかずがない」

「雨、降ってるもんね」


怜はスマホを操作して何かを確認している


「18時頃には止むみたいだよ」

「今日は外食にするか」

「ヤッタ~、包み焼きハンバーグが食べたい」

「一択じゃん」

「うん」


そういえば、呪術コラボしてたな



一方、時間が遡り昨日の水谷家では


「大志兄さん、就職おめでとう」


水谷家では2人兄がおり、弟が2人いる、恵はちょうどド真ん中

長男の就職活動が終わったパーティーをしていた、まだ卒論が残っているらしい

パーティーが終わった後


「恵はFROやってたよな」

「大志兄さんからゲームの話が出るなんて珍しいんだけど」


水谷家では長男と長女の2人はインドア派でゲームをやっており、残りの3人はアウトドア派でゲームをやらないのであった。


「今、イベント中だろいいのか?」

「別に大丈夫かな、クランメンバーに1人頭おかしい程にやばいやつがいるから」

「そういえば、俺のフレンドにアルトって名の頭のおかしいプレイヤーがいるんだが」

「大志兄さん、奇遇ね 私のクランメンバーにアルトって名前の魔剣士がいるけど」


草薙兄妹ほどの仲の良い兄妹ではないが関係は良好、家の外では仲があまり良くないように見えるが


「月夜の兎のクラン面接に落ちたんだけど、その時の面接していたプレイヤーがすごく口が悪かったんだけど」

「へぇ〜、そのプレイヤーの名前は?」

「確か、ミロクだったな 恵、知ってるか?」

「へ、へぇ〜そ、そうなんだ」

「恵、何か隠してないか?」

「し、知らないかな〜ミロクって名前の魔拳闘士なんて」

「魔拳闘士ってまた珍しいな、ってお前か」

「ば、バレた」

「あれだけの人数を面接してたら仕方ないと思うけど投げやりな態度は駄目だぞ」

「次から真面目にします。」

「俺も妹がいるクランは入りづらいから次の面接はいかないけど、あのアルトって知り合いか?」

「クラスメートの男子」

「ゲームで会ったら挨拶するか」

「それだけは止めてお願い、絶対に」


モンクのタイジが水谷大志、水谷恵の兄だとは錬治はまだ知らない




恵とかいてメグミと読みます。卒業アルバムから名前拝借した。テヘペロ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ