王都防衛戦9
夕飯は豚バラ肉を焼いてご飯の上に乗せた豚丼、俺も怜も食べ物への好き嫌いはない、アレルギーもないから気楽に食事が出来るのはとてもありがたい
「そういえば、お兄ちゃん イベントが始まってから子供が消える事件が王都で発生してるみたいなの」
「関連性があると思うのか?」
「関係ないと思うけど、貢献度は手に入りそうだと思うけど」
討伐数は今回も上位にいると思うがイベント貢献度ほミリアには負ける 子供の誘拐事件がイベントに関わっていた場合、ポイントは大きいな
今回は討伐したモンスターの数とは別に討伐したモンスターの強さもポイントになっている
食事が終わり、すぐにログインした。
「レイ、北側に行くぞ」
「一緒に行く」
ライトに乗り北側へ、上空からは昨日と同じ天幕とホーリーの姿が見えた
地上へ降りてから北側にいたダークとライトを交代した。
「ギャーウ」
「ギャウギャー」
「ギャーギャー」
ダークとライトは何か話しているようだが
「ダーク、行くぞ」
「ギャー」
ダークに乗って西側へ
「ケー5」
「早くないか?」
「飯食って、ライトとダークを交代してきた。」
「俺たちも休憩に入るか」
「アルトくん、レイちゃん、早かったね」
「急いで戻って来たからな、休憩してきていいぞ」
「うん、ありがとう」
ケー5に続き、ミリアも西門の内側へ
フィールドでもログアウト出来るがログインした瞬間にPKされるかも知れないため、ログアウトは基本、町の中 クランハウスでログアウトする場合は他の町への移動が便利だったりするためだ
「ミロク」
「アルト、早かったわね」
「19時までだろ」
「そろそろ切り上げるわ」
「また明日」
ミロクも西門の内側へ向かって行った。
現在、西側には俺とレイ、あとはファンの人たちが20人程いる。
そして時間は18時になり、夜が訪れ斬れ味が良さそうな三日月が昇った




