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真剣に読まないように(続)。

助手席の。

作者: caem


 こんなに甘やかしてしていたのに はやく帰してってされても


 助手席でつまんなさそうに されていたからしょうがないねぇ


 湾岸線の工業地帯 高速道路を走っていたら


 帰り道なんて どうしようもなくて ただの送り迎えだろう


 あんなにぎゅっと抱き締めあってた


 ずるずると引っ張ってた 浮気だなんてそんなの知らないし


 いっそのこと 一緒に地獄に落ちたらってさ


 助手席で眠っている その素振りは まるで女優みたいに


 ただ騙されても構わない 走っていたら


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