魔王の憂鬱
魔王「…なぜ私は魔王などやっているのでしょう」
魔王の椅子っぽいものに座りながらふと呟いた。
セルカ「今更何を言っているのですか?」
隣に居たメイド的な人、セルカがそう言った。
魔王「私…旅がしたい」
セルカ「なっ…」
その言葉にセルカは一瞬言葉を失った。
魔王「駄目…かな?」
セルカ「駄目に決まってるでしょう
魔王様、あなた…自分が魔王という自覚はあるのですか?
魔王様はあなたの父親、セフィロス様の野望を叶えないといけないのです」
すぐに始まるお説教。
魔王「だいたい魔王魔王って!
私にはちゃんとマルシアって名前があるんです!
それにそれはお父様の野望でしょ!?
私がなんでそれを叶えないといけないの?
私は私のやりたいようにいきていくの!」
前から思ってた不満を今打ち明ける。
セルカ「…そんな事言ってここに勇者が攻めてきたらどうするつもりですか?」
マルシア「説得する
それとね、勇者だって急に王様に呼ばれて魔王倒してこいって言われて納得する意味がわからないの
絶対、王様の前だから嫌ですとか言えないんだよ
それに王様は王様で魔王討伐してこいって言う割には勇者にお金も強い武器も渡しやしない
なんなの? 王様って貧乏なの?
こんなの勇者が一番かわいそうだよ
しかも、多分これ一番重要だけど……そもそも私、悪い事なんてしてないし!
討伐される意味がわからないの!」
マルシアは勇者に同情?をしている
セルカ「それは某RPGの世界でしょう?
普通はちゃんとしてるはずですよ
勇者事情にまで首を突っ込まないであげましょうよ」
普通にメタメタしい発言をする。
だが、セルカもたまに思うことがある。
何故、私は魔王の付き人なのかと
それはマルシアが思っていることとほとんど一緒で、結論を言うとマルシアは魔王をやめたいのだろう。
マルシア「お願いセルカ!
私……魔王やめたいの!
もし…魔王ってことがバレて批判を受けたら帰ってくるから、それまででいいの!」
セルカ「はぁ…わかりました
今回だけですからね
城のことは私に任せて、楽しんできてください」
やっと折れたのか、頼みを聞いてくれた。
マルシア「セルカありがと!
それじゃあよろしくねっ!」
了承を得れる事をわかっていたかのように椅子の後ろに置いていたリュックサックのようなものを取り、走っていった。
セルカ「……ふぅ、全く困った魔王様ですね」
この時のセルカの顔は笑顔だったと言う。
マルシア「今日からたくさん新発見をする!」
大きな声で意気込み、魔王城を出た。
一方、所変わって勇者side……
勇者「……ったく、王様も人使いが荒いぜ
なんでまた討伐しなくちゃいけないんだ?」
ぶつぶつと文句を言いながら歩いているこの人こそが1代目魔王、セフィロスを倒した勇者だ。
おはこんばんちわ。
1日に2作出すのは普通じゃないと思いますけどw
みなさんが読んでくれるなら私頑張りますw
この話は私が魔王はなぜ魔王で、勇者はなぜ勇者なのか?というふとした疑問から出来た作品ですw
たまにメタい発言の連発だったりとかありますがそこの所暖かい目で見守ってくださいw