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出会って間もない頃 4
「これからどうするの?」
「私は南の方に行ってみようかと思っている。行く当てがあるわけではないが」
「そうなんだ…」
「☆$」
「それで、あなたはどうする?」
「……ねえ、よかったら、わたしも……わたしたちも一緒に行かせてくれないかな」
「私と?」
「うん。わたしは幽霊だから武器ももってないし、魔法は一つしか使えないから呪ったり祟ったりもしない。あんたに悪いことはしないよ。もちろん、この赤ん坊も。…」
「……」
「あんたはロボットだ。わたしは幽霊で、この子は天使だろ。生きた人間みたいに寿命がないもの同士じゃない? 一緒にいた方が楽しくなる気がするんだ。ここで別れたら…こんな巡り合わせ、二度とないと思うよ。どうかな」




