23/61
出会って間もない頃3
「この赤ん坊はハイネの子供か?」
「違うよ!幽霊と天使の親子なんてありえんわ。顔も全然似てないでしょ。一月前くらいに会ったばっかりよ、わたしも」
「幽霊なのにどうやって赤ん坊を抱きかかえているんだ」
「あー…宙に浮かせた状態で腕で囲んでるだけ、ほら」
「そうか、その魔法が使えるのだったな」
「触ったりはできないからね」
「赤ん坊の名前は何というんだ」
「名前はないよ」
「ない?」
「…言っとかないとね。この子はね、名前つけちゃいけないんだってさ。だから決まった名前で呼んだりしたらだめ」
「…?どうして」
「&:#+\」
「あ、本人が教えてくれるみたいよ」




