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ネカマ冒険伝説(仮)  作者: このみ
9/57

【第一層】攻略会議

次の日は疲れたので休養日にした。

今日は作戦会議だ。


「この前は上出来。上手くいったね」

「課題は、敵の動きが速い事とこちらのスタミナがついていかない事だね」

「戦う度にスタミナアップして行くの実感するよ」

「後は遠距離攻撃だね。蜂とか攻撃出来ないよ」

「弓矢の適正は先生でしょ」

「俺は槍である程度カバー出来るけど剣士はどうする?トドメ刺すか?」


「それより、次はクワガタが出て来るよ。脚斬り落としても止まらないよ。腹に潜り混んで刺すとか。甲冑ごと斬るとか」

「二階層は、カエルや蛇だよ。弱いけど、毒持ってる」

「えっ。ダメよダメダメ。爬虫類だけは」

「ユリは苦手なのか?カエルや蛇?初めて女の子っぽいな」


決まった。私は弓を習う。カズ君は剣・ヒロ君は盾を習う。ユリはキュア(毒消し)を習うことになった。


「貴様らのパーティは面白いな」久々登場の黒猫のクロだ。

「居たの?何かなクロちゃん」

「む。言いたい事はあるが、弱い癖に大したものだ。いつかは、まあまあのトコまで行くであろう。私というものがありながら、全くあてにしないのも良い」

「あなた、ジョーカーでしょ。使ったらすごいしっぺ返しがあるって感じがするのよ。怖くて」

「む。よく理解しておる。だが、何故かこのパーティは心地良くての、離れられないのだ」

「厄病神ってのはやめてね」

「どうでも良いが、貴様の態度は如何なものか?人間なら魔物に取り憑かれるって恐れる者なのだが。やはり、女も歳を重ねるとこうなるものか」

「ん?クロちゃん。また地雷踏んだかな。私を妃にしてくれる王子様見つけないと許さないよ」

「それは、約束出来るぞ!」

「マジで?嘘じゃ無いよね。王子様が。ファンタジー万歳」

「大丈夫か?御主」





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