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ネカマ冒険伝説(仮)  作者: このみ
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【ダンジョン一階】スライムと蟻

ダンジョン一階に入った。


「我は手伝わぬぞ」クロが太々しく言う。

「わかってるし、そのつもりもない」


入り口は洞窟の様な細い道だ。

人間3人が横に並べる程度。


私が先頭で松明を持って進む。

戦士ヒロ・剣士カズ・魔法・ユリの順だ。


いた!

敵はスライム三匹。

「ユリは魔法を温存。ヒロが中央、カズは左」

私は右のスライムに火を近づける。スライムは火が苦手の様だ。スライムは、何か液を飛ばして攻撃してくる。

ステップでかわす。ヒットアンドウェイ。

ヒロが1匹目を倒し、選手交代。

3匹とも倒した。魔石をひとつ落とし、アイテムは無しだ。

「その魔石は、5Gだぞ」聞かなきゃ良かった。とりあえず拾う。

「ユリ、それは私達の最初の魔石。大切にしてネ」

「はい」ユリは素直で良い子だ。


状況確認。

「怪我した人はいるかな?」

「怪我じゃないけど。これ」

「なるほど。薄い酸だね。服にかかった場合は溶ける。防具は傷む。いやらしい攻撃だな。回避がいいね。貰う前に一撃でやっつけたいけど」

薬草から作った傷薬を塗って包帯をする。

「ここまで丁寧にしなくてもいいよ」

「わかってるけど。明日も戦うのよ。少しでも、回復早めなきゃ。薬草は沢山あるんだ。布は貴重だから大切に使って」


「それで何発で仕留めた」

「俺、五発」「オレ、20回くらい」

「上出来だね。囲まれなければ、いける。一匹づつ確実に行こう」


「レベル上がったよね。ユリも上がった?」

「うん。上がったよ」

「よし、やったね。僥倖。でもさ、レベルっていくつまであるんだろう」

「Lv9999だよ」マジで!そんなに

「上げた人 見たことないから」


次もスライム三匹だった。今度は避けたらしい。スライムの攻撃時に触角を縮める動作をするので落ち着いて対処すれば楽勝だった。


開けた広い部屋に出た。蟻がごっそりいた。

「戻って!」通路に戻り蟻を待ち受ける。

「ユリ!ファイアーボール準備」

「撃て!」カズくんが叫ぶがユリは撃たない。

完全に密集した時を狙ってファイアーボールが炸裂した。ユリ、恐ろしい子。

通路を利用し、男子2人が蟻を攻撃。様子を見てると奥にお尻が赤い蟻がいる。


「ヒロ、赤い蟻が来たら、私と位置交換して剣と盾に持ち替えて」赤い蟻は酸攻撃を飛ばして来た。薄い酸だから、皮膚が赤く腫れるくらいだけど、何発も食らいたくない。ヒロは盾でガードしながら攻撃。カズは蟻の後ろに入り込みヒットアンドウェイ。私が、カズの場所を担当する。

「みんな避けて!」

赤い蟻がユリのファイアーボールで沈む。

あとは、掃討戦だった。


みんなのレベルは、Lv3に上がっていた。






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